テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ダダリオの多機能ワインダーで弦交換してみた

2021年10月15日 | 楽器
昨日、出先で黒テレキャスの弦が切れた

調子にノってカッティングをしていて切ってしまった

3弦が切れたのだ

ブリッジのサドル付近が切れたのだ


早速、気になっていた多機能ワインダーを使ってみた


ペグを回す部分は何となく使い勝手が想像できる

問題は刃がないカッター部分


特に太い巻き弦の切れ味と切り口が気になる


想像よりも良く切れる

考えてみれば、弦が切れない製品を販売するはずもないのだ





ちなみにバッグの中にghs弦が入っていたのだ

久しぶりのghs弦との再会なのだ


良い意味で癖がない弦だと思う

特筆すべき点はない

悪いと感じる部分もない

良くも悪くも普通の弦なのだ

普通であることは意外に大変なことだと思う

現在はダダリオ弦を愛用しているのだ

同様に癖がない弦なのだ

何処でも入手できる点が最大の利点だと考えている

弦も道具の一部だと思う

入手困難な弦では都合が悪いと思う


この多機能ワインダーはお勧めできる

巷には安い類似品も多く出回っているようだ

中にはあまり評判が良くない製品もチラホラあるようだ

出先専用ということで購入したが十分にメインでも通用すると思う

数百円のカタカタの安ワインダーを使っている方には購入をお勧めしたい

通常の弦交換と大差ない時間で作業を終えたのだ



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ギターの楽しさは『クリーン音』で決まる

2021年10月15日 | 楽器
”早起きは三文の得・・・”

ということで暗いうちから起きているのだ

年齢的にトイレで起きてしまうのだ

何もない時には再度眠るのだ

今朝はこのブログを書く為にそのまま起きたのだ

実は音源の第三弾を作ったのだ

昨晩のうちに二曲ほどと完成していたのだがアップには至らなかった

録った(創った)音源には編集という作業が不可欠なのだ

そんなこんなで今朝に至ったというわけなのだ


話は変わるが・・

読者の皆さんは何の為にギターを買ったのだろうか?

改めてそんなことを考える人は少ないと思うが・・・

冷静になって自問自答してみていただきたい

眺める為にギターを買う人は少ないと思うが結果としてそんな感じになっている人も少なくないと思う

弦を交換してギターを掃除して眺めて・・・

読者のみなさんは如何だろうか?

当ブログで何度も言っているが私は弾く為にギターを買ったのだ

弾く為にギターを選んだという言い方もできると思う

色々なギターを買っては売りを繰り返してきた

そんなことを多々繰り返しているうちに自分が求める傾向が見えてきた

”ピックアップはシングルを積んだギター・・”

そんな結論に至った

何故シングルなのか?

それは『クリーンの音』が扱い易いからなのだ

今回の音源のような作曲においてはクリーンの音が楽曲製作の舵取りになる

作曲はかなり前から楽しんでいるのだ

ハムバッカーを積んだギターをメインに使っていた時期もある

そんな過去の曲を振り返ると歪みしか使っていないのだ

改めて聴き返してみると音像がブレているのだ

私の演奏力にも若干の問題があると思うが・・

何故だかハムを積んだギターを抱えると歪みばかりに目がいく

結果として同じような音になってしまう

そして飽きてしまうのだ

あくまでも個人的な感想なのだ

シングルは歪みとの相性も良い

クリーンから歪みまで万能なのだ

今回は廉価の黒テレを使用した


レリック加工の質感が分かり易いように無加工でお届けしたい


ボディ表面がマット(艶消し)になっているのが分かると思う

ツルツルでヌラヌラの塗装を剥がすだけでも雰囲気が盛り上がる


ピックアップはダンカン製なのだ

間違いない選択だと思う

ピックアップのメーカーや製品は数多あると思うが・・

私はダンカンの一択なのだ

ペグやブリッジはゴトー製で決まりなのだ

悩んでいる時間が勿体無い

過去に他社の製品を数回試したことがある

私には合わないのだ

理由はそれだけなのだ

もはや、廉価のギターを感じさせない風格になった



弾き込むことで音も2ランクくらい上になったような気がする

”ギターは育つ・・・”

は本当の話なのだ

押し入れの中にしまっているギター

磨いては眺めるを繰り返しているギター

は残念ながら現状維持なのだ

経年変化を期待する声もあるが・・・

経年変化は弾き込む時間に連動しているということ

放置したギターが良い意味で朽ち果てるには四半世紀はかかると思う

たぶん・・・?

前も後ろも使える音なのだ

ピックアップの交換を考えている方にアドバイスしたい

交換するならば、同時に前後を交換した方が良い

組み合わせはメーカーが推奨するものが良いと思う

パワーのバランスやミックスした時の音に配慮していることが多い

私は迷うことなく推奨の組み合わせに乗ってしまう

私は素人なのだ

その辺りはプロにお任せで良いと思う

因みににパーツの交換をする際にも楽器屋さんに相談することが多い

無意味な交換や改造を止めてくれるので感謝しているのだ

意外にもレリック加工に関してはノーコメントなのだ

理由は未経験ということ

ピックアップの交換やパーツの交換は数多の経験があると思うが・・

レリック加工を自分で行う人はプロを合わせても少数派だといえる

レリック加工のギターを買ったことがある人・・

とは明確に区別していただきたい

レリック加工は音に影響するのか?

答えは微妙だが・・・

私は影響していると考えているのだ

少なくとも分厚い塗装を一皮剥いているのだ

何の影響もないとは言い難い

ネック裏に関してもかなり磨いているのだ

もはや、デフォルトの手触りは皆無なのだ

このギターはポットや内部配線にも手を入れている

気が付けば、ボディとネック以外はオール交換という勢いなのだ

交換にお金と時間をかけた意味を十分に感じることができる

少し脱線してしまった・・・

結局、そのギターをどれだけ使っているのか?

という点にに至ると思う

言い訳などは不要なのだ

問答無用なのだ

自分自身に言い訳をしても意味がない

常々言っているがエレキは周辺の機材がとても大事なのだ

エレキだけではペチペチ音しか出ない

生鳴りを楽しむのも悪くはないがそれだけでは悲しくなってくる

こんなご時世だけに他人に何かを期待するのは難しい

何かを依存するのも難しいと思う

「俺、自粛生活だから今回はキャンセルするわ」

ドラムが不在のバンドに何の価値があるのか?

結局、弾きたい自分の気持ちだけが居残ってしまう

モヤモヤだけが募ってくるのだ

口が酸っぱくなるほど言っているが・・

個人的にはMTRを強くお勧めしたい


練習のお供にも最適なのだ

知識と技術を蓄えれば、作曲も夢ではない

今回の音源はこのマシンだけで創ったのだ

アンプなどは鳴らしていない

ドラムマシーンも使えるが『生ドラム』のループも内蔵されている

実際にプロがスタジオで叩いた音が収録されている

それを貼り付けるだけで簡単にドラムトラックが作れる

練習に苦労は禁物だと思う

難しく面倒臭いプロセスを踏むようではダメなのだ

ギター弾きは基本的にメカ音痴なのだ

そんなギター弾きにも簡単に扱えるのがMTRなのだ

以前にローランドのBR-80 を使っていたことがある

都合、二台ほど買い換えた記憶が蘇る

その間に何度か修理も行った

コンパクトなボディが故に良く外の持ち出した

練習のお供とい意味では本機の上をいく

しかしながら、作曲という点においては自由度がかなり低い

有り物のドラムパターンを貼り付けていくだけの作業に飽きてしまう

面倒臭い作業が嫌いな人には良いと思う

エフェクトの後処理が出来ないという点も面白みに欠ける

後継機種に期待したがそれは無理な話だったようだ

そもそもMTRというマシンが古参になりつつあるのだ

どのメーカーも新規の開発には至らない

既存の中で選ぶしかないと思う

個人的にはzoomR-8は90点だと思う

マイナス10点は大きさ

まぁ、このサイズだからこその操作性の良さもあるが・・・

難しいところなのだ

専用のバッグにヘッドフォンと共に入れて移動しているのだ

頑張ればエレキのバッグのポケットにも入るが・・・

色々な意味で微妙だと思う

家で練習や作曲などを楽しむ人にはベストなマシンだと思う

繰り返しになるが超お勧めなのだ

オープン価格が故に常に価格が変動しているのだ

数年前よりも1万円くらい値段が上がった気がする

それでも使い勝手などを考慮してもお買い得だと思う

僅かな金額でギターの使用頻度が向上するならばお得だと思う

機材選びに決まりはないと思う



究極、お金が余っているような人は自宅にスタジオを作ってしまえば良い

それは冗談だが・・・

多くのギター弾きは堅実な庶民だと思う

ギター以外の出費も馬鹿にできないと思う

そんな中でいかにギターを楽しむか?

ギターを絞ることが出来る人は断捨離をお勧めしたい

良いギターを数本残すのも悪くない

すべてを売って良いギターに買い換えるのも選択だと思う

プレイヤーになりたければ、ギターの数を減らすのだ

自分の体と手に馴染んだギターに絞るのだ

ギター側に自分を合わせているようでは上達しない

自分に合ったギターを見つけるのだ

弾き難いと感じるギターは残念ながら、この先にいくら弾いても馴染まない

人間の順応性には限度があるのだ

逆に第一印象が良いギターの伸び代は未知なのだ

出会いを大事にすべきだと思う

読者の皆さんがコレクターならば何も言うことはない

プレイヤーを目指すならば、色々と考えること準備すべきことがあると思う

クリーンが使えるギターは結局のところ、どんな場面でも重宝する

カッティングもアルペジオも楽し

白玉のロングトーンも美し・・・

クリーンが使えるギターは歪みも良い感じ

その逆は微妙というのが私の過去の経験なのだ

歪み量が欲しいというならば、そんなペダルはくらでもある

「歪んでいるんだけど音の輪郭も欲しいなぁ・・」

というニーズは潜在的に多い

それをペダル側に求めてはダメなのだ

結局、ギターを持ち替えることで簡単に解決してしまう

「シングルって音が細くない?」

これもナンセンスであり勘違いなのだ

バンドや作曲など他の楽器とのアンサンブルの中で鳴らすならそれで良いのだ

ギターの低い帯域とベースのある帯域は衝突する

ベースの帯域とドラムのキックも相互に邪魔することがある

むしろ、ギターの低い音域はアンサンブルの中では邪魔なのだ

今回の音源でも録音後にギターの低音部分をローカットしている

ベースの低音域も少し削っているのだ

ダメなバンドの多くは気遣いできないこと

「俺の音が一番だぜ~」

「音量MAXにしちゃうぜ」

ギターもベースもドラムも全員が音量全開なのだ

そんな状態でギターの音が抜けないと言われても困ってしまう

ベースが少し遠慮すればギターの音が聞こえてくる

ギター側のある帯域を少しカットすればラインが見えてくる

MTRはそんな一歩踏み込んだ勉強にもなるのだ

何もしない人・・

何も出来ない人・・・

この先、ギターを弾き続けても何の進歩もない

「今日もアンプにギターを接続して・・弾くぜ」

何の為の練習なのだろうか?

練習が目的になっている人も少なくない

読者の皆さんは如何だろうか?

厳しい言葉になってしまうが・・

上達しない人がさらに上のギターを目指すことに意味はない

むしろ、手持ちのギターを飽きるほど弾き倒すことで見えてくることも多い

弾き倒すには何か必要か?

忍耐と情熱・・・

そしてそれを支える『環境』なのだ


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廉価の黒テレキャスと安価な機材で遊ぶ

2021年10月12日 | 楽器
やっと黒テレキャスの音源が完成したのだ

使用した機材はこんな感じ


ギターの音はマルチと小型アンプで作ってみた


ドラムは内蔵音源を貼り付けてみた

ベースは疑似ベースを使用した

ギターの音をベース風な音に変化させるエフェクト

発売から10年が経過した古参なマシンだがいまだに色褪せない

『オールインワン』はギター弾きにとって強みだと思う

今回はアンプを録ってみたが内蔵エフェクトだけでもOKなのだ

むしろ、普通の人は素直にそう使うと思う

今回は小型アンプの実力の検証(証明)をしてみたかったのだ

「安いアンプってダメじゃね?」

そこには何の根拠もない

結局のところ、楽器は値段ではない気がしてきた

音楽はハートがあれば何とかなってしまうもの

読者の皆さんの中にも廉価なギターを愛用している方が多いと思う

お金に余裕があるならば良い楽器を買えば良いと思う

そうではないなら、無理をする必要はないと思う

黒テレも安いギターなのだ


改造費と本体価格はとんとんだと思う

とても気に入っているのだ

レリック加工が大きな個性になっていると思う

レリック加工をしたからといって音が良くなることはない

気分が上がるのだ

楽器弾きにとって気分が高揚することは大事なことだと思う

名プレイヤーの多くは安物ギターを愛用していた

クラプトンはブラッキー&ブラウニーで数々の名演を残した

6本の安いストラトの良いパーツを寄せ集めて作ったギターなのだ

余ったギターはジョージ・ハリスンなどの親友にプレゼントしたらしい

所謂、その辺で売っているレギュラー品なのだ

ジミヘンも知人からプレゼントされたストラトを愛用していた

これまた、普通に売っているレギュラー品なのだ

ジェフベックのトレードマークでる白いストラトもレギュラー品にローラーナットなどの改造を加えたギターなのだ

亡きエディの愛器である『フランケン』もフェンダーのストラトを自分で改造したギターなのだ

スラッシュも友達が作ったレスポールを愛用していた

高価な楽器を手にいれるのは成功後なのだ

高価な楽器を手に入れても愛器の立ち位置は変わらない

手に馴染んだ楽器はお金で買えない価値があるのだ

ジミヘンが名言を遺している

「ギターの音は指先で作り出すものなんだ」

説得力がある言葉だと思う

今回の音源はジミヘンを意識して作ってみた

音が見えやすいように派手にパンニングしている

このような音はハムバッカーで作れない

私がシングルを好む理由はそこにあるのだ


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ドラゴンテレキャスターは普通に良いギター?

2021年10月10日 | 楽器
読者のみなさんはドラゴンテレキャスターにどんな印象をお持ちだろうか?

見た目の印象を含めて特異なギターという印象をお持ちの方も多いと思う



ブリッジの仕様やピックアップなど、通常のテレキャスと異なる部分も多い

生粋のテレキャスを求める層には向かない事は事実だと思う

ペイジ氏が使っていたギターは盟友ジェフベック氏からのプレゼントなのだ

伝説のバンド『ヤードバーズ』への紹介のお礼の品なのだ

ベック氏が有名になったきっかけになった事は紛れもない事実

時期は異なるが三大ギタリストが在籍していたという伝説のバンドなのだ

レッドツェッペリンの曲にも当時の曲をリメイクした曲が何曲かある

もともと、ペイジ氏はシングル好きだった

過去の画像などでもVOXやフェンダーなどのギターを使う姿が散見できる


このギターの原型は白いボディだった

特に改造などは加えていないという

元々からテレキャスにしてはピックアップにパワーがあるタイプだったようだ

ピックアップもその構造上からすべて同じようには出来ないようだ

あまりにも音が小さいなどは論外として、多少の際は誤差の範疇として出荷されることも多いと聞いたことがある

ギターは微妙な楽器なのだ

闇雲にパワーがあるピックアップを積めば良いのか?

答えはNOなのだ

それを受け止めるネックやボディも多いに関係してくるのだ

実際のギターの改造においても思った結果が得られない原因がその辺りにあるような気がする

ギターとは『偶然の産物』なのだと思う

弾き手に合っているか?

これも軽視できない要素の一つだといえる

ルックスが気にいったという理由で安易に高級したギターは良い結果が得られない

繰り返しになるが・・

そのギターが自分に合っているか?

自分が求めるスタイルに合致するか?

が大事になってくるのだ

当時のペイジ氏がシングル系を好んで使っていたことをベック氏は承知していた

詳しくは分からないがおそらくそんな理由でテレキャスを選んだのだと思う

白いテレキャスはやがてペイジ氏の手によって塗装が剥がされた

そして、氏の手によってこの独特のペイントが施されたのだ

ペイジ氏は若い頃に美術学校に通っていたそうだ

角に描き過ぎないところに芸術性を感じる

「これってドラゴンって呼ばれてるのかい?」

のネーミングに氏は戸惑っているという

言い続ければそれは真実になる

いまでは氏も認める『ドラゴンギター』になったのだ



ギターには大なり小なりエピソードがあるのだ

その辺りを踏まえてギターと接すると楽しいと思う

ペイジ氏に思い入れがない人にこのギターを贈っても迷惑だと思う

そんなシグネチャーモデルは世に溢れているのだ

このギターは派手なペイントを除けば普通のギターなのだ

個人的にはとても使い易いギターだと感じる

ネックを取り外してロッドの調整をするギターは初めてなのだ



「なんか面倒臭いなぁ・・」

というのが私の本音だった

しかしながら、思ったほどネックが動かない

購入からネックを外したのは二回だけなのだ


一回目はお試しという感じで購入後の一回目の弦交換で外してみた

二回目はネックが僅かに順反ったので外して調整した

その後はネックは僅かに動くが気づけば元に戻っているのだ

私の感覚が寛大(ルーズ?)になったこともあると思う

多少、弦高が上がっても気にならない

むしろ、今回の音源のようなスタイルの場合には向いている

ペタペタの弦高では音に張りがでない

ジミヘンもレイヴォーンも高めの弦高を好んでいたという

シングル特有のあの音を出すには弦高から見直す必要があるようだ

アンプでもエフェクターでもない

今回のようなフレーズでもトップロードが効いている


以前にお話したがサドルは交換済みなのだ

ゴトー製の優れものなのだ


溝の切り方でオクターブ調整を容易にしている

構造はシンプルだが発想は秀逸だと思う

精度では6連サドルに劣るが雰囲気では3連が勝る

実際のところ、音の雰囲気もまったく異なる

生粋のテレキャスの音を求めるならば絶対に3連だと思う

これだけは譲れない

台座であるブリッジプレートもテレキャスらしい物が良いと思う

多少弾き難いのも事実だがそれを含めてテレキャス味だといえる

テレキャスからストラトに持ち替えると弾き易い

優等生なストラトは良い意味で誰にでも優しいギター

一方のテレキャスは癖が強い

合う人と合わない人が明確になる

私は合う人なのだ

3連サドルを所有するのは初めてだがテレキャスボディは三本目

コンターもエルボー加工もないのに痛くない

何故だろうか?

適度な厚みとボディの角の処理(丸くなっている)

レスポールのそれとは似て非なり・・なのだ

レスポールの場合にはバインディングの処理なども形状に関係しているのだと思う

先にも述べたが・・

メーカー側の都合や意図に自分がどれだけ歩み寄れるか?

自分が求めるスタイルに合致しているか?

格好で衝動買いすると後悔するのだ

私も過去に変形ギターなどを一目惚れで衝動買いしたことがある

まあ使わないのだ

眺めて磨いて少し弾いて飽きてしまう

人間に失敗はつきもの

学習すれば良いのだ

同じ間違いを何度も繰り返してはダメだと思う

失敗がない人間はいない

仮にいたとしたならば、それは面白みがないつまらない人

常に計算高く石の橋を叩いて渡る人に良いプレイは出来ない

ギターは緻密な発想と雑な発想が混ざり合って良いものが生まれる

私も何だかんだと数十年にわたりギターを弾いているが・・

ここ最近が一番面白いと感じているのだ

ギターの旨味を感じているのだ

向上心が頭をよぎっていた頃には感じられない余裕がある

何だろう・・

もはや上手くなりたりという気持ちは皆無なのだ

技術的な部分よりも大事な事に気づいたという感じなのだ

今回は久しぶりに音源を貼ってみた

ピックアップはフロントを使用

ボリュームはフルテン、トーンは8くらいなのだ

ゴリゴリに歪ませたリアの絞った音もカッコいい!

機会があれば音源としてお届けしたと思う

とにかく、このギターは音の幅が広いのだ

ゴリゴリのロック系単音リフからカリカリのカッティングまでカバーする

テレキャスは意外に器用なギターなのだ

「テレキャスって音が細くね?」

という勘違いがいまだに横行しているようだ

良い状態のテレキャスは太い音も出せるのだ

買った直後や試奏で決めるのは早計だと思う

ギターは変わる、ギターは化けるのだ

1年くらいは弾き込んでみていただきたい

それでもダメな場合は時間の無駄

自分に合っていないのだ

早々に買い換えるべきだと思う

ギターは手持ちの本数を絞ることで上手くなる

メンテの技術が向上する

各々のギターの音が良くなる

理由は使用頻度が向上すること

とにかく、ギターは弾かなくては何も始まらない

ピックアップの改造や周辺機器の買い足し(買い替え)はその後の話

ギターの状態が良ければ、そこそこどうにかなってしまう

ちなみに今回の音源はこんな機材で録ってみた


単三電池のミニアンプでも十分に遊べるのだ😉 


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ドラゴンテレキャスターを味わい尽くす

2021年10月09日 | 楽器
以前にご報告したようにドラゴンテレキャスの弦通しの方法を変更した


『トップローディング』という仕様なのだ

僅かな時期だけ採用された幻の仕様なのだ

生粋のテレキャス弾きからはあまり歓迎されなかったようだ



ちなみにペイジ氏はこの仕様をいたく気に入っていたそうだ

弦のテンションが僅かに緩くなることで生まれる弾き心地や響きがロックっぽいのだ

以前に裏通しを試した時に購入したかさ高のリテイナーを流用

これによって1,2弦のテンションをさらに緩くするのだ

ナットから弦が落ちるほどテンションは緩くない

まさに絶妙な感じなのだ

個人的にはそんな弾き心地が気に入っているのだ

ギターという楽器は繊細だと思う

そこに正解はないと思う

個々人の好みやスキルも異なるのだ

大切なことは自分が何をしたいのか?を明確にしておくこと

それに尽きると思う

ギター関連の買い物なども同様だと思う

目的が明確ではない人は結果として散財する

「とりあえず買ってみたけど・・」

「何か違うんだよね・・何だろ?」

何を買っても満足できない

無駄遣いの沼にハマってしまうのだ

過去に私にもそんな時期があった

欲しい物を片っ端から買い漁っていた

買っては売りを数え切れないほど繰り返してきたのだ

まぁ、それは経験として無駄にはなっていない気がする

無駄遣いを極限まで抑えた人生はギター弾きとしては物足りない

プレイヤーとして浅いのだ

廉価な楽器や数々の失敗を経験したからこそ良い物が理解できるのだ

値段が高い楽器が良い楽器だと勘違いしている人がいまだに存在するのも事実

半分正解で半分間違いだといえる

自分にとってそれが必要か?

オーバークオリティであることが多々ある

持て余すというのも何とも微妙だと思う

貧乏性の私はそんな状況に何となくモヤモヤしてしまう

テクや経済状況がギター選びと合致した時の気分は爽快なのだ


ドラゴンテレキャスがまさにそんな感じなのだ

安ギターでもなく高価なギターでもない

万人向けではないところもお気に入りのポイントなのだ

このギターでは物足りと感じるロックギター弾きもいると思う

パワーコードでザクザク刻むような弾き方には向いていない

何と言うか・・

初期のツェッペリンが好きな人にはまさにドンズバなのだ

セッティングが決まれば『あの音』が飛び出す

言葉では伝わらないような感動があるのだ

それを味わうだけでもこのギターを選んだ価値があると思う

何となく弾き始めると止まらなくなってしまうのだ

時間を忘れて延々と弾き続けてしまう

良くも悪くも半日を棒に振ってしまうことも多い

私はギターに飽きることがない


値段が高いギターでも自分に合っていなければ意味がない

良いギターと呼ぶことはできないと思う


”弾いていて飽きないギター・・”

そんなギターに出会えた人は幸せだと思う😉 


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