玄関脇に植えてある馬酔木(あせび)の花が、今にも咲きそうです。
1ヶ月は早いのではないでしょうか。
春先に奈良を訪れると馬酔木の群生が迎えてくれます。
白と赤紫の小さな花が頭を垂れて鈴なりに咲き、物憂げにしている姿が、奈良の都を品良く飾るのです。
3月1日からの2週間続く「お水取り」が春を呼び、都は光に満たされて春分を迎えます。
そんな風景に憧れて、11年前、家を建てた記念で植えたのですが、真北とあってなかなか伸びません。現在、1メートル位でしょうか。
春分の頃になるとようやく朝日と夕日の当たる場所です。陽が当たるようになると一気に蕾が膨らみ花が咲き出すのです。環境の悪さを何とか克服し、頑張って花を咲かせてくれる馬酔木。ところが今年は日の当たらない時期に蕾が膨らんでしまいました。
毎年の何気ない決まり事が、暖冬で狂ってしまい、私も少々戸惑い気味です。
普通なら春のむず痒い木の芽、花の芽の香りが、辺りに漂うのですが、まだ香ってこないのは、きっと植物達も、心の準備ができていないのでしょうね。
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1ヶ月は早いのではないでしょうか。
春先に奈良を訪れると馬酔木の群生が迎えてくれます。
白と赤紫の小さな花が頭を垂れて鈴なりに咲き、物憂げにしている姿が、奈良の都を品良く飾るのです。
3月1日からの2週間続く「お水取り」が春を呼び、都は光に満たされて春分を迎えます。
そんな風景に憧れて、11年前、家を建てた記念で植えたのですが、真北とあってなかなか伸びません。現在、1メートル位でしょうか。
春分の頃になるとようやく朝日と夕日の当たる場所です。陽が当たるようになると一気に蕾が膨らみ花が咲き出すのです。環境の悪さを何とか克服し、頑張って花を咲かせてくれる馬酔木。ところが今年は日の当たらない時期に蕾が膨らんでしまいました。
毎年の何気ない決まり事が、暖冬で狂ってしまい、私も少々戸惑い気味です。
普通なら春のむず痒い木の芽、花の芽の香りが、辺りに漂うのですが、まだ香ってこないのは、きっと植物達も、心の準備ができていないのでしょうね。
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