テレビ番組、ダーツの旅をたまたまつけたら、その地名に記憶が蘇ってきました。
それは去年、日本から赴任先のブラジルに帰る途中に寄ったN.Yで帰天したI神父さんの住んでいた街の名前でした。
アマゾン川河口に近い街。ベレン。
大河というより、海と思える川が流れています。
漁師がとった魚を料理をし、レポーターが、美味しいと言いながら食べていました。
川魚を油で揚げ、スープにしていました。
水上生活の家族のお宅に泊まることとなり、家のご主人が、ハンモックを準備しだします。でも、夜になると川面から蚊が出現し、身体中刺されるので、ハンモックの布を身体に巻きつけて眠ります。
I神父さんは、まかないの方に食事をお任せしていたため、昼食の残りが夕食なんだ、とおっしゃっていました。
水とか油は、お腹を壊すには最短の方法です。
いくら海外生活に慣れていたとはいえ、きつかっただろうなぁ、と思います。
蚊のこともおっしゃっていました。「キンチョーの蚊取り線香が欲しい!」と。
でも、ベレンの人には、あの匂いはダメだろうから。。。そんな気づかいもしていました。
大きな街には立派な聖堂があり、画面に映ったその建物の扉を彼も押したのだろうな。。。とも思いました。
ブラジルの大きな地図を持ち、訪問する家庭で広げ、「そうですかねぇ~」と照れながら云い、茶目っ気を出して、人の言葉を待つのです。
この街の人々に愛されて、この街の人々を愛してやまなかったI神父さん。
テレビに登場する人々の笑顔と人懐っこさは、何か彼を思い起こさせる共通のものがあるように思いました。
偶然につけたテレビではありますが、必然を感じています。
天国にいる彼のイタズラなのでしょうか。
聖週間という大切な週、ベレンを見ることができたことに深い意味を感じます。
ひょっとしたらブラジルよりも、天国のほうが近いのかもしれません。
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それは去年、日本から赴任先のブラジルに帰る途中に寄ったN.Yで帰天したI神父さんの住んでいた街の名前でした。
アマゾン川河口に近い街。ベレン。
大河というより、海と思える川が流れています。
漁師がとった魚を料理をし、レポーターが、美味しいと言いながら食べていました。
川魚を油で揚げ、スープにしていました。
水上生活の家族のお宅に泊まることとなり、家のご主人が、ハンモックを準備しだします。でも、夜になると川面から蚊が出現し、身体中刺されるので、ハンモックの布を身体に巻きつけて眠ります。
I神父さんは、まかないの方に食事をお任せしていたため、昼食の残りが夕食なんだ、とおっしゃっていました。
水とか油は、お腹を壊すには最短の方法です。
いくら海外生活に慣れていたとはいえ、きつかっただろうなぁ、と思います。
蚊のこともおっしゃっていました。「キンチョーの蚊取り線香が欲しい!」と。
でも、ベレンの人には、あの匂いはダメだろうから。。。そんな気づかいもしていました。
大きな街には立派な聖堂があり、画面に映ったその建物の扉を彼も押したのだろうな。。。とも思いました。
ブラジルの大きな地図を持ち、訪問する家庭で広げ、「そうですかねぇ~」と照れながら云い、茶目っ気を出して、人の言葉を待つのです。
この街の人々に愛されて、この街の人々を愛してやまなかったI神父さん。
テレビに登場する人々の笑顔と人懐っこさは、何か彼を思い起こさせる共通のものがあるように思いました。
偶然につけたテレビではありますが、必然を感じています。
天国にいる彼のイタズラなのでしょうか。
聖週間という大切な週、ベレンを見ることができたことに深い意味を感じます。
ひょっとしたらブラジルよりも、天国のほうが近いのかもしれません。
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