五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

モンセラート エスパーニャの旅から

2019年01月11日 | 第2章 五感と体感
モンセラート

「デジデリウム」(見神欲)という用語を思い出す山モンセラートは、
スペイン バルセロナから北西に電車で一時間ほどに位置しています。





街中を抜けると、荒野のような土地が続き、忽然と見えてくる不気味な形の山が、
モンセラートです。
日本でいえば、長野の戸隠山、広島秋の宮島の弥山(みせん)にも似たような山の形状でもあり、

電車の窓から遠くに見えてくるモンセラートの山は、いかにも何かが宿っていそうな、
畏怖を感じます。


スペインを舞台にしたダンブラウンの小説は、まさにこのモンセラートから始まります。

11世紀に羊飼いの子供がこの山の洞窟で黒い聖母子像を見つけて以降、聖地となります。



フランコ政権時代はカトリック教会は迫害にも遭い、村の人々が頑なに守り通した
黒い聖母子像は、現在は再建した聖堂の二階正面に安置されています。



30分ほど並び、このマリア像が持つ球に手を当てさせていただきました。

廃仏毀釈で仏像が捨てられた明治時代、宇陀の民家で見つかった阿修羅像を思い出し、
人々がデジデリウムを拒否することは、
却って人の内に秘めている宇宙コスモスがビッグバンを引き起こす引き金になることを
改めて、考えさせられました。

天岩戸の前で頭(こうべ)を垂れるのは、人間の自然な姿でありますとも。



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「生き甲斐の心理学」

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2019年1月25日   10:30~12:30たまプラーザ校
    























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