五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

地球の生命体

2019年10月13日 | 第2章 五感と体感

photo:縄文からの伝達が息づいているアイヌ民族の刺繍が素晴らしい 京橋のギャラリーモーツアルトにて


地球の生命体   2019年10月13日

私は地球の生命体の一部として生きている「ヒト」です。
ヒトは何のために考える力を持ち備えたかを、
ここ数年考えています。
考えてはいますが、哲学的な事は考えられても
それを立証することなど出来るはずがありません。
実存主義的な思索しかできない事をもどかしく思います。

私自身年間を通して、太平洋の海水の温度を
気にはしてはいるものの、
海水の温度が台風の勢力に影響を及ぼすことが
私が生きている間に、こんなに深刻になるとは、
正直思っていませんでした。
横浜や東京の縄文地図と比べると、
縄文時代に海だったところが多く冠水している事も
今回の水害で感じるところです。

ヒトの知恵が、人工的な工夫を凝らしても、
自然に治まる地形には
抗うことが出来ないのかもしれません。
地球の生命体の一部のヒトである私が、
大きな事を求めても、目の前にある危機を回避することで
精いっぱいであることも昨年の秋から立て続けに起こっている
我が家を巻き込む台風被害を経験して思うところです。

氷河や永久凍土が消え、南極北極の氷が解けている事実は
地球の生命体の限界を意味しているとも言うことができそうです。

ヒトありきの地球制覇的概念をそろそろ考えるのを止めて、
クジラやマグロ、オットセイやイルカ、ゴリラやオラウータン、
そして、渡り鳥の皆さんと真面目に会議をしたいものです。
これだけの文明の発達を遂げたヒトの役割は、ヒト以外の生物との
生命の共存目標であるかもしれません。
今や、ヒト中心のダイバーシティなんて、
もう古い言葉かもしれません。
生きとし生けるものの多様性に焦点を向けて、
それらを真面目に取り組むことを受容できるヒトを
育てることが私達の役割であるのかもしれません。

この時期に太平洋の海水温度が30度というのは、
現在の地球上の生命体を維持するには
異常な事態でありましょう。

正面から素直に生命科学者のデーターを聞き
吟味するヒトが少しでも多くなりますよう
祈るばかりです。

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