五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

喜怒哀楽の楽

2020年10月13日 | 第2章 五感と体感


喜怒哀楽の楽    2020年10月13日

10月10日、11日は、
二日間連続の植村先生の講座でした。
本来ならば、二泊三日の町田講座のはずでしたが、
場所を変え小金井で開催となりました。

泊り掛けの講座は、昨年10月は台風で中止、
今年の4月と7月の講座はコロナ禍で中止。
そんなわけで、
今回は何が何でも開催したく、
出来得る範囲の条件で日帰り二日間コースを設けました。

東京近県の参加者のみとなりましたが、
数年ぶりの再会もあり、
充実した時間を過ごしました。



「自分が過ごした0歳から10歳は、
喜怒哀楽のうちのどんな感情で過ごしてきたか?」
という問いかけから始まる勉強会は、
久しぶりに丹念に、思索する時間を持てたように思います。

私の0歳から10歳は、ほぼ「楽」な感情を抱いていた印象があります。
この時期は、父の転勤のため、
高知、福井、神奈川(茅ヶ崎)、そして拠点の東京を
行ったり来たりしていたせいか、
見てきたものや経験が風景のように目に浮かんできます。

この0歳から10歳までの経験と解釈が、
自分の考え方に多く結びつくわけですが、
幸いにも「喜怒哀楽の楽」な「感情」が主軸のせいか、
良くも悪くも「楽」を求めてきた傾向があるようです。
思索ばかりの10代は、考えすぎて、前に進まず、
ちょっと生き方が見えてきた20代は、突き進み過ぎて躓き、
30代になると、空虚感を抱く日々から、具体的な行動ができるように
ようやくなり、
40代は、研鑽の日々で、
50代もそれが続き、
あっというまに還暦直前。
「人一人の人生は、まだまだ足りない」と思うくらいの方が
良いのかもしれません。
諦めと満足は、生き抜く上での重要なキーワードかも
しれませんが、
息を引き取る瞬間に、たった一回だけ
それを感じる事ができたら、
それが最高の満足なのかもしれない、
とも思えるようになってきたのが、
つい最近のことです。

長年親しくお付き合いしてきた
スロベニア人のK神父様が
96歳になり、長く住まわれた修道院から移られた
という知らせをもらい、
「人生の終焉をどこで過ごすか」ばかりに
気を取られるよりも、自分の喜怒哀楽を
楽しむことを優先にしていたほうが、
生きながらにして天国在住をほんとうに体感
できるのでは、とも思ったり。

たぶん、住居を移されても、100歳になったら
メキシコでスペイン語を学ぶことを
目標にされていらっしゃることは
間違いないはずで、その希望を叶えることを
共に祈ることが、私のお務めなのです。

人間の本質は「不安感」であることに違いはありませんが、
「楽」が私自身の素地であることが、
生きぬく力になっている事に、感謝した
二日間の勉強会でありました。

続きは、各講座で、お話していくといたしましょう~。






目黒カルチャースクール
第1金曜日
11月6日(元東急セミナーBEたまプラグループ)
13:00~15:00


目黒カルチャースクール
第3金曜日
10月16日(元東急セミナーBE雪谷グループ)
13:00~15:00
  
講師:越



綾子塾「生き甲斐の心理学」 
場所:横浜桜木町 婦人会館
時間:13時~15時半
日程:10月13日第4回(第2火曜日)  
(綾子塾は、限定メンバー制)

③越乃生き甲斐の心理学 
場所:横浜桜木町 婦人会館
(公開講座)
時間:13時~15時半
日程:10月22日第2回(第4木曜日)  



紅葉坂植村勉強会
場所:横浜桜木町 婦人会館
日程:10月6日(第1火曜日) 
時間:13時~15時半

小金井勉強会
場所:会報をご確認ください。ユースフルライフ研究所会員限定
日程:10月20日火曜日
時間:13時~15時半

10月10日,11日
2日間コース
場所:武蔵小金井 聖霊会
時間:10時~16時  終了


コメント
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