五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

最優先するものと飛鳥の時代

2021年05月02日 | 第2章 五感と体感

祝戸展望台から明日香を望む



最優先するものと飛鳥の時代   2021年5月2日

5月に入りました。
太極拳を外でするようになって丸1年。
朝の太極拳はやはり気持ちが良いものです。

先月明日香を歩き、(電動自転車でしたが、、)
20年、いや厳密に言うと小学生の歴史との出合いにより、
「大化の改新って何?!」
「藤原鎌足って何者??」
という好奇心の目覚めから考えると
半世紀かけて
飛鳥から奈良時代を
思索している過程において、
律令国家の素地を作り上げた
持統天皇は、最優先するものへの
執着は並々ならぬ決意のもとであったのだと
いう思いに至っています。
それと同時に、当時のデジデリウム(信仰心)の強さも
大変なものだったと推察しています。
天地異変、疫病等のどうにもならない
自然界の摂理の中を生き抜くために
当時の人々の苦難を思うと、
当然の情動だったと推察します。

人間に与えられた
感情に渦巻く不安感を平安感に
もたらすために、
自己のアイデンティティを軸にしながら
行動を起こし、心の均衡を保とうとしていきます。





その心の均等のための行動を起こすには、
最優先する個人の目的志向性が必要となるようです。
日本の国造りの基礎の要と云っても良いであろう
持統天皇を思索すると、
私には彼女の選択と行動に自己愛と同じくらいの
使命感が見えてくるのです。

目的志向とアイデンティティの統合への
道のりにおける
持統天皇の自己愛と使命というべき天命を
思索する日々を過ごそうとすると、
私自身仙人になってしまいそうですが、
現代社会を考えるに、今、とても必要な
思索なのではないか、と思うのです。

翻弄されている二年目のゴールデンウィーク、
何が最優先であるかの
思索が足りない令和の政に
1400年の歴史を重ねながら、
私の思索は続きそうです。


天武天皇・持統天皇稜

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講座スケジュール


目黒カルチャースクール
第1金曜日
2021年5月7日
13:00~15:00
6月4日は、個展のため休講


目黒カルチャースクール
第3金曜日
2021 5月21日
13:00~15:00
  

綾子塾「生き甲斐の心理学」 
場所:横浜桜木町 婦人会館
時間:13時~15時半
日程:2021年5月11日第4回(第2火曜日)  
(綾子塾は、限定メンバー制)

③甲斐の心理学木曜綾子塾 
場所:横浜桜木町 婦人会館
(公開講座)
時間:13時~15時半
日程:2021年5月27日(第4木曜日)
9月は24日金曜日が講座日となりますので
ご注意ください。 
 

紅葉坂植村勉強会
場所:横浜桜木町婦人会館
日程:2021年6月1日火曜日

小金井植村勉強会
日程:2021年5月18日火曜日




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