DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

フロッチ、際どい逆転勝利

2013年12月01日 22時26分27秒 | 世界ボクシング
先週末11月23日、英国で行われた試合結果です。
IBF/WBAスーパーミドル級戦:
王者カール フロッチ TKO9回1分33秒 挑戦者ジョージ グローブス(共に英)

*レフェリーの試合ストップのタイミングが大きな論議を呼んだ英国の新鋭対決。9回以前にも、ホールディングなどの注意を与えるタイミングの悪さも随所に見られました。

世界初挑戦ながらも同国の絶対王者に気後れすることなく素晴らしいスタートを切った挑戦者。腰をグッと落とし、いかにも足が地についているという感。スピードも十分ありました。

そんなグローブスに対しフロッチが反撃を試みて前に出たところに挑戦者の右がヒット。王者はたまらずダウンを喫しています。

中盤戦は混戦が続きました。しかしそんな中、ダメージを引きずりながらもフロッチは左ジャブを放つ事を忘れません。それが功を奏してか、7回以降は持ち前の体力がグローブスを上回り始めた時に不手際なストップとなっています。

「もし」というものはもちろん存在しませんが、試合が継続されていてもフロッチの勝利は固かったと思います。

   

WBAスーパーバンタム級戦(レギュラー王座):
王者スコット キッグ(英)TKO2回1分41秒 挑戦者ディエゴ シルバ(亜)

*1ヵ月半前に引き分け防衛を果たしているキッグ。今回は前回の汚名返上と言わんばかりに気合十分。そんな王者に飲み込まれたシルバを2回に2度倒し快勝。この勢いを保てればギレルモ リゴンドー(キューバ)と対戦しても好試合が期待できるでしょう。

コメント
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