2013年12月31日ごろの意見番です。
*2013年の個人的感想をまとめてみました。
世界最重量級に変化か?
ここ数年、ビタリ、ウラジミールのクリチコ兄弟に独占され続けてきたヘビー級戦線。その状況に変化がありました。と言っても、クリチコ兄弟の強さは相変わらず。しかし兄ビタリが母国ウクライナの政治活動に専念するため事実上の引退。そのため4つの世界王座の一角が空位となりました。
現在のヘビー級を見渡しても、現実的にはウラジの対抗馬は見当たりません。せめて緑のベルト争いの一試合一試合で好試合が行われることを期待します。
また日本では半世紀以上行われていなかった日本国内ヘビー級戦が開催されています、しかも2度!日本ヘビー級の層の薄さは相変わらずですが、年一でもいいので定期的に王座戦を行っていってもらいたいですね。
ライトヘビー級に光明?
IBFに大御所バーナード ホプキンス(米)、強打のアドニス ステベンソン(カナダ)、セルゲイ コバレフ(露)がそれぞれWBC、WBO王座を獲得し、3流ながらもWBAのスーパー王者に認定されたベイビュート シュメノフ(カザフスタン)が君臨。(ちなみにWBAレギュラー王者はユルゲン ブレーマー(独))。万年地味なクラスに甘んじているライトヘビー級戦線ですが、来年には王座統一戦へ向けての動きが見られる可能性があります。同級がここまで脚光を浴びるのは、ロイ ジョーンズ(米)とダリウス ミハエルゾウスキー(ポーランド)がそれぞれ安定政権を築いていていた時以来、約10年ぶりの事。
フロイド メイウェザー:
5月にロバート ゲレロ(米)に圧勝しWBCウェルター級王座を統一。9月にはサウル アルバレス(メキシコ)に2対0の判定ながらもワンサイドの試合内容でWBA、WBCスーパーウェルター級王座を統一。現役最強を誇示しています。
IBFとWBOに加盟:
日本が今春から正式にIBF、WBOに加盟。すでにIBFで2名(1?)、WBOでも1名の日本人王者が君臨しています。現在8人もの世界王者が存在する日本ボクシング界ですが、この2団体に加盟した事が果たして妥当な処置だったのか?その答えは来年以降に持ち越しです。
活躍選手:
日本国内で活躍が顕著だった選手は、IBFミニマム級王者高山 勝成(仲里)、WBCフライ級王者八重樫 東(大橋)、WBCバンタム級王者山中 慎介(帝拳)、本日防衛戦に臨むWBCスーパーフェザー級王者三浦 隆司(帝拳)、そして村田 諒太(三迫)と井上 尚弥(大橋)の超新鋭コンビ。
世界に目を向けると、WBAミドル級王者のゲネディー ゴロフキン(カザフスタン)、WBA+WBC統一スーパーライト級王者のダニー ガルシア(米)、WBA+WBOの2冠王ファン エストラーダ(メキシコ)の活躍が目覚しかったですね。無冠戦3戦全KO勝利だったローマン ゴンザレス(ニカラグア)は来年大暴れしそうな予感です。
新メッカ:
中国のマカオで世界的に見てもそれなりの規模での興行が定期的に行われ始めています。同地での興行率はどんどん上がっていくことは確実でしょう。
*2013年の個人的感想をまとめてみました。
世界最重量級に変化か?
ここ数年、ビタリ、ウラジミールのクリチコ兄弟に独占され続けてきたヘビー級戦線。その状況に変化がありました。と言っても、クリチコ兄弟の強さは相変わらず。しかし兄ビタリが母国ウクライナの政治活動に専念するため事実上の引退。そのため4つの世界王座の一角が空位となりました。
現在のヘビー級を見渡しても、現実的にはウラジの対抗馬は見当たりません。せめて緑のベルト争いの一試合一試合で好試合が行われることを期待します。
また日本では半世紀以上行われていなかった日本国内ヘビー級戦が開催されています、しかも2度!日本ヘビー級の層の薄さは相変わらずですが、年一でもいいので定期的に王座戦を行っていってもらいたいですね。
ライトヘビー級に光明?
IBFに大御所バーナード ホプキンス(米)、強打のアドニス ステベンソン(カナダ)、セルゲイ コバレフ(露)がそれぞれWBC、WBO王座を獲得し、3流ながらもWBAのスーパー王者に認定されたベイビュート シュメノフ(カザフスタン)が君臨。(ちなみにWBAレギュラー王者はユルゲン ブレーマー(独))。万年地味なクラスに甘んじているライトヘビー級戦線ですが、来年には王座統一戦へ向けての動きが見られる可能性があります。同級がここまで脚光を浴びるのは、ロイ ジョーンズ(米)とダリウス ミハエルゾウスキー(ポーランド)がそれぞれ安定政権を築いていていた時以来、約10年ぶりの事。
フロイド メイウェザー:
5月にロバート ゲレロ(米)に圧勝しWBCウェルター級王座を統一。9月にはサウル アルバレス(メキシコ)に2対0の判定ながらもワンサイドの試合内容でWBA、WBCスーパーウェルター級王座を統一。現役最強を誇示しています。
IBFとWBOに加盟:
日本が今春から正式にIBF、WBOに加盟。すでにIBFで2名(1?)、WBOでも1名の日本人王者が君臨しています。現在8人もの世界王者が存在する日本ボクシング界ですが、この2団体に加盟した事が果たして妥当な処置だったのか?その答えは来年以降に持ち越しです。
活躍選手:
日本国内で活躍が顕著だった選手は、IBFミニマム級王者高山 勝成(仲里)、WBCフライ級王者八重樫 東(大橋)、WBCバンタム級王者山中 慎介(帝拳)、本日防衛戦に臨むWBCスーパーフェザー級王者三浦 隆司(帝拳)、そして村田 諒太(三迫)と井上 尚弥(大橋)の超新鋭コンビ。
世界に目を向けると、WBAミドル級王者のゲネディー ゴロフキン(カザフスタン)、WBA+WBC統一スーパーライト級王者のダニー ガルシア(米)、WBA+WBOの2冠王ファン エストラーダ(メキシコ)の活躍が目覚しかったですね。無冠戦3戦全KO勝利だったローマン ゴンザレス(ニカラグア)は来年大暴れしそうな予感です。
新メッカ:
中国のマカオで世界的に見てもそれなりの規模での興行が定期的に行われ始めています。同地での興行率はどんどん上がっていくことは確実でしょう。