強打の競演、ステベンソン、コバレフ

先週末11月30日、カナダで行われた試合結果です。
WBCライトヘビー級戦：
王者アドニス　ステベンソン（カナダ）TKO6回1分50秒　挑戦者トニー　ベリュー（英）

＊一戦ごとに評価を高めているステベンソン。今回の対指名挑戦者ベリュー戦でも、現在の勢いが全面に反映される結果となっています。

身長で劣るステベンソンですが、サウスポースタイルからの長い右ジャブで試合をコントロールしていきます。3回から王者の左パンチがクリーンヒットし始めたこの試合。カウンター狙いの英国人も随所に反撃を試みますが、打ち合うたびにカナダ人が勝っていきます。最終回となった6回、左でダウンを奪った王者。試合継続後左をもう2発当てレフェリーストップ。圧倒的な強さを見せつけて2度目の王座防衛に成功しています。

　　　

2013年4戦全勝全KOで締めくくったステベンソン。IBF王者バーナード　ホプキンス（米）との王座統一戦を熱望しています。


WBOライトヘビー級戦：
王者セルゲイ　コバレフ（露）KO2回52秒　挑戦者イスマエル　シラク（ウクライナ）

＊8月に敵地英国で王座奪取を果たしているコバレフ。今回、第3国で行われた初防衛戦も2度のダウンを奪う鮮やかなKOで勝利を手にしています。



上記のステベンソン同様に今年の戦績を4戦全勝4KOとしたコバレフ。ステベンソンとの一騎打ちを希望中です。


両者の対決は実現するのでしょうか？