シュトルム、4度目の王座獲得

先週末7日土曜日、ドイツで行われた試合結果です。
IBFミドル級戦：
挑戦者フェリックス　シュトルム（独）TKO2回2分9秒　王者ダーレン　バーカー（英）

＊実力者同士の一戦。長期戦を予想していたのですが、結果は5分で終わっています。

王者バーカーが積極的に仕掛けて幕を開けたこの戦い。シュトルムは固いガードと左ジャブで対抗していきます。

2回、接近戦の中からドイツ人が右フックを当てダウンを奪っています。バーカーの耳（後頭部？）に命中した同パンチ。このパンチが決定打となりました。平衡感覚を失った英国人はかなり効いていました。同じパンチでもう一度ダウンを奪われたバーカー。試合再開度に連打にさらされたため陣営がストップを要請。試合はそこで終わっています。



これまでどちらかと言うと地味な実力者のイメージがあったシュトルムですが、今回の勝利は珍しく強さを見せつけた結果となりました。これまでにWBOとWBA（2度）でミドル級王座を獲得してきたシュトルム。今回が4度目の王座獲得となっています。いまだにシュトルムが獲得していないWBC王座に君臨するのはセルジオ　マルティネス（亜）。見てみたい一戦ですが両雄の対戦、実現する可能性は低そうです。