最近(2019年10月2日ごろ)のニュースです。
1)2014年1月に獲得したOPBF(東洋太平洋)ライト級王座を11度守った中谷 正義(井岡)。7月にテオフィモ ロペス(米)とIBFライト級王座への挑戦権を賭け対戦。判定負けを喫しています。今後も世界挑戦に向け挑戦を続けていくと思われた中谷ですが、先日、現役からの引退を表明しています。
2)中谷に引導を渡す形となったロペス。師走の14日、米国・ニューヨーク州でIBFライト級王者リチャード コミー(ガーナ)に挑戦することが決まっています。
3)1990年代中盤、英国のリングを盛り上げた元WBOミドル級、WBCスーパーミドル級王者ナイジェル ベンが何を血迷ってか、55歳になってリング復帰を予定。11月23日にこちらも元WBCスーパーミドル級王者のサキオ ビカ(ガーナ)と対戦します。ベンが最後に試合を行ったのは、20年以上前の1996年11月。事故が起こらなければいいのですが...。
4)『スーパーミドル級と言えば英国、英国と言えばスーパーミドル級』と思われるほど英国勢の活躍が顕著な同級戦線。その英国スーパーミドル級熱を起こしたのがこのベンでした。現在のスーパーミドル級戦線を引っ張るのがカラム スミス(英)。スミスはベンがリング復帰戦を行う日、WBA暫定王者で同胞のジョン ライダーを相手に、保持するWBAスーパー王座の防衛戦を行う予定です。
5)ジャルボンテ デービス(米)が返上し、空位となったWBAスーパーフェザー級のスーパー王座。その後釜争いが11月23日(どうやらこの日は、大きな興行がいくつか重なるようです)、米国・ネバダ州で行われます。その試合に出場するのはWBAフェザー級のスーパー王者レオ サンタ クルス(メキシコ)とミゲル フローレス(メキシコ)。
6)先月米国・ペンシルバニア州で予定されていた再起戦を、自身の怪我のために棒に振った元スーパーバンタム級、フェザー級王者カール フランプトン(英)。対戦相手は未定ながらも、11月30日に米国はラスベガスのリングでリング復帰戦を行う見込みです。