現地時間の一昨夜(18日・金曜日)、米国・ペンシルバニア州で行われた試合結果です。
2団体ライトヘビー級王座統一戦:
IBF王者アルツロ ベテルビエフ(露)TKO10回2分49秒 WBC王者アレクサンデル ゴズディク(ウクライナ)
*14戦全勝全KOのベテルビエフと、17戦全勝14KOのゴズディクによる王座統一戦。一進一退の攻防が繰り広げられましたが、最後はベテルビエフがその強打を炸裂させライバルをストップ。10回に3度のダウンをロシア人が、全勝全KO記録を15に伸ばすと共に、WBC王座を吸収しIBF王座の3度目の防衛に成功。次戦はIBF指名挑戦者孟 繁龍(中国)との防衛戦になる見通し。
トップ戦線が非常に充実している現在のライトヘビー級。2019年10月20日現在の同級の世界王者たちの顔ぶれを確認します。
WBA:ドミトリー ビボル(キルギスタン//防衛回数8)
WBC:アルツロ ベテルビエフ(露/0)
IBF:アルツロ ベテルビエフ(露/3)
WBO:セルゲイ コバレフ(露/1)
旧ソ連勢の名前が連なっているライトヘビー級。先日12日、ビボルが防衛回数を8に伸ばし、今回ベテルビエフが2冠王に。コバレフは来月2日、サウル アルバレス(メキシコ)の挑戦を受けます。最終的にはベテルビエフの豪打が同級を制覇すると見ます。