今月9日、米国・ネバダ州で行われた試合結果です。
WBOフェザー級王座決定級戦:
エマヌエル ナバレッテ(メキシコ)判定3対0(115-111、114-112x2)ルーベン ビラ(米)
*2月の防衛戦を最後に、それまで保持してたスーパーバンタム級の王座を返上し、フェザー級に進出してきたナバレッテ。同級転向2戦目で、世界戦出場の機会を得ました。
初回、4回とダウンを奪ったメキシカン。順当な立ち上がりを見せましたが、ビラの中盤戦以降必死に抵抗。結局は最終回にポイントを奪ったナバレッテが逃げ切る形に。判定は競ったものとなりましたが、ナバレッテが明白な勝利を収め世界王座の2階級制覇に成功しています。
6月にフェザー級転向第1戦を行っているナバレッテですが、その戦いはコロナウィルスの影響下のメキシコシティで行われており、ナバレッテがTKO勝利を収めたにも関わらず、現在の所は無効試合という結果が出されています。
戦う王者ナバレッテが殴り込んできたフェザー級戦線の、2020年10月21日現在の王者たちの顔ぶれをまとめてみました。
WBA:徐 燦(シュ チャン/中国/防衛回数2)
WBC:ゲリー ラッセル(米/5)
IBF:ジョシュ ワーリントン(英/3)
WBO:エマヌエル ナバレッテ(メキシコ/0)
OPBF(東洋太平洋):清水 聡(大橋/5)
WBOアジア太平洋:森 武蔵(薬師寺/3)
日本:佐川 遼 (三迫/2)