最近(2020年10月28日ごろ)のニュースです。
1)中々本決まりしないWBCヘビー級王者タイソン フューリー(英)の次戦。本来ならディオンテー ワイルダー(米)との第3戦目を行う予定でした。しかし、どうやらその対戦カードはお流れの様子。現在フューリーは、別の対戦相手を検索中です。まだまだ時間がかかりそうなその対戦相手探し。しかしフューリーが12月5日に試合を行うこと自体はほぼ間違いないようです。
2)世界王座への返り咲きも目指している元WBOヘビー級王者のジョセフ パーカー(ニュージーランド)。12月11日に、同胞のジュニア ファと12回戦で対戦します。ファはこれまでの戦績が19戦全勝(10KO)の選手。現在の所、この一戦には何らかの王座が争われるかは未定です。ただOPBF(東洋太平洋)ランキングを見てみると、同団体のヘビー級王座は空位。そして1位にはパーカーが、そして2位にはファがランクインしています。
3)WBOライトフライ級王者エルウィン ソト(メキシコ)が現地時間の明後日、米国カリフォルニア州で3度目の防衛戦を予定しています。ソトに挑戦者するのはニカラグアのカルロス ブイタラゴ。
4)ソトを標的の一人としている矢吹 正道(緑)。12月26日に、7月に獲得した日本ライトフライ級王座の初防衛戦を、大内 淳雅(姫路木下)相手に行います。
5)本来なら5月にあのサウル アルバレス(メキシコ)と対戦する予定だったビリー ジョー ソーンダース(英)。結局その試合はコロナウィルスの影響で中止となってしまっています。アルバレスに代わってソーンダースは師走の4日、同胞のマーティン マレーを相手に保持するWBOスーパーミドル級王座の2度目の防衛戦を行う事が発表されています。ゲナディー ゴロフキン(カザフスタン)やセルジオ マルティネス(亜)等、2010年代を代表する選手たちとの対戦経験を持つマレー。これまでにWBAミドル級の暫定王座を獲得していますが、正規王座の獲得経験はありません。
6)試合は行わずも、常にボクシング界の話題の中心に居るサウル アルバレス(メキシコ)。今もなお、WBAミドル級のスーパー王者、WBAスーパーミドル級のレギュラー王者として君臨しています。しかし興味深いことに、WBOスーパーミドル級の1位としてもランキングされています。