先日21日・月曜日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本/WBOアジア太平洋スーパーフライ級戦:
王者福永 亮次(角海老宝石)TKO8回1分19秒 挑戦者藤井 貴博(金子)
*昨年師走に日本、WBOアジア太平洋、そしてOPBF(東洋太平洋)の3つのベルトを腰に巻くことに成功した福永。今回はOPBF以外の2つのベルトの防衛戦になりました。
初回から挑戦者を圧倒した福永。藤井も反撃を試みますが、両者の力量差は埋めがたいものがありました。最後は8回、その回の中盤に差し掛かった頃に王者が連打をまとめダウンを奪う事に成功。レフィリーはそこで躊躇することなく試合を止めています。
圧倒的な実力差を見せつけて2つの王座の防衛記録を伸ばした福永。7回終了時までの採点でも、大差の3対0(70-63x3)と、福永が一方的なリードをしていました。世界ランキングではIBFで8位、WBCとWBOでは14位と、意外に低位置に甘んじています。また今回の興行には、635名の観衆が後楽園ホールに足を運んでいます(ジョー小泉さん、いつもありがとうございます)。
下記は2021年6月23日現在の、スーパーフライ級王者たちの顔ぶれとなります。
WBA(スーパー):ファン フランシスコ エストラーダ(メキシコ/防衛回数0)
WBA(レギュラー):ジョシュア フランコ(米/1)
WBC:ファン フランシスコ エストラーダ(メキシコ/3)
IBF:ジェルウィン アンカハス(比/9)
WBO:井岡 一翔(Ambition/2)
OPBF(東洋太平洋):福永 亮次(角海老宝石/0)
WBOアジア太平洋:福永 亮次(角海老宝石/2)
日本:福永 亮次(角海老宝石/1)
*7月15日付で、井岡の所属するジム名が志成ジムの変更となります。