2021年5月時点での各階級の日本国内ランカー数は下記のようになります。
ミニマム級:8
ライトフライ級:7
フライ級:11
スーパーフライ級:12
バンタム級:12
スーパーバンタム級:12
フェザー級:12
スーパーフェザー級:12
ライト級:12
スーパーライト級:7
ウェルター級:8
スーパーウェルター級:7
ミドル級:2
ヘビー級:1
*コロナウィルスの影響で、海外の選手を日本に招聘できない状況が続いています。しかしそれを逆に取ると、日本国内でのライバル戦が増えていく事につながります。フライ級からライト級までは、数の上だけ見ると安定したものがあります。しかし特に体重がそれ以上の階級となると、選手層の薄さが目を引きます。これは日本ボクシング界の慢性的な体質のようですが少々寂しいです。
タイトル戦云々ではなく、ライト級以上の試合となると、軽量級では見られない豪快なパンチの交換が見られ会場も大いに盛り上がるのですが。吉野 弘幸(ワタナベ/野口)や竹原 慎二(沖)の試合は、どの試合でもスリリングで面白かったです。日本重量級に、再び彼らのような選手が育ってくれば、それだけでボクシングへの関心が高まると思うのですが。選手層を少しでも厚くする案のようなものはないのでしょうか。
(常に面白い試合を提供した吉野 弘幸(左)と竹原 慎二(右))
また、王者一人、ランカーもまた一人のみのヘビー級ですが、頑張って存続していってほしいですね。