最近(2023年6月18日ごろ)のニュースです。
1)今月10日にジョシュ テーラー(英)を破り、WBOスーパーライト級王座を獲得したテオフィモ ロペス(米)。試合直後から、テーラー戦を最後に現役からの引退を示唆していました。それは今後のギャラ(日本語で言うファイトマネー)を上げるための駆け引きでは?と思われていました。しかし既に16日付けでWBO王座を正式に返上。まだまだ25歳と今後の更なる飛躍が期待できた選手だったのですが、どうやら引退する事は本気のようです。
2)昨年師走にロペスと対戦し、大善戦したサンドル マルティン(スペイン)。来月15日、イタリアのリングでアーブリン カバ(Arblin Kaba)とロペス戦以来の実戦に臨みます。
3)将来的にはロペスとの対戦もあった?平岡 アンディ(大橋)。先日、これまで保持していたWBOアジア太平洋スーパーライト級王座を返上しています。
4)ゲナディー ゴロフキン(カザフスタン)の返上により、空位となっていたIBFミドル級タイトル。その現在空位となっている王座の決定戦が7月1日、ドイツで行われます。この試合に出場するのはエキスバ ファルカン(ブラジル)ビンチェンツォ グアルティエリ(独)。ファルカンは2012年のロンドン五輪に出場し、決勝で村田 諒太(帝拳=引退)に敗れ銀メダリストに甘んじた選手。既に村田はこの春に引退。その村田にアマチュア時代に敗れた選手が、初の世界挑戦を迎える事になりました。
5)IBF、WBAタイトルを順次返上していったゴロフキン。先日、それまで保持していたマイナー団体IBOのタイトルも返上しています。歴戦の雄ゴロフキン、このまま引退でしょうかね?
6)WBOスーパーフェザー級王者エマヌエル ナバレッテ(メキシコ)が8月12日、同胞のオスカル バルデスを迎え、2月に獲得した自身3階級目のタイトルの初防衛戦を行います。