今月13日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本スーパーフライ級戦(王座決定戦):
高山 涼深(ワタナベ)TKO4回1分7秒 川浦 龍生(三迫)
*1990年代に2度世界に挑むなど、日本中量級の代表的選手だった渡辺 雄二(斎田)を叔父にもつ高山。偉大なる叔父は、25築いた勝ち星の内、その大半である23の白星をKO/TKOで収めたKOアーティストでした(5敗全てもKO/TKO負けでしたが...)。
高山も叔父の血を引き継いだのか、渡辺に負けない好戦的な選手。初回から攻撃姿勢を貫き4回に川浦をストップ。渡辺は日本ジュニアライト級(現スーパーフェザー級)王座をデビュー7戦目で獲得しましたが、その記録を上回る6戦目で日本国内タイトル奪取に成功。今後の更なる活躍が期待されます。
渡辺は2度の世界挑戦(いずれもTKO負け)とOPBF(東洋太平洋)王座の2階級制覇を果たしましたが、高山はどれだけの記録を残すことが出来るのでしょうか。
2023年6月21日時点での、スーパーフライ級のタイトル保持者たちは次のようになります。
WBA:ジョシュア フランコ(米/防衛回数3)
WBC:ファン フランシスコ エストラーダ(メキシコ/0)
IBF:フェルナンド マルティネス(亜/1)
WBO:中谷 潤人(MT/0)
OPBF(東洋太平洋):KJ カタラジャ(比/0)
WBOアジア太平洋:中川 健太(三迫/1)
日本:高山 涼深(ワタナベ/0)