DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

力石、但馬、帝尊(ヘビー級ほか)

2023年06月25日 05時17分14秒 | 世界ボクシング

今月10日、エディオンアリーナ大阪で行われた試合結果です。
ライト級戦(10回戦):
WBOアジア太平洋スーパーフェザー級王者力石 政法(緑)KO3回2分16秒 リカルド ヌニョス(パナマ)

*一戦ごとに評価を上げている力石。今回は世界挑戦の経験を持つヌニョスを迎え無冠戦のリングに登場。序盤にボディーブローでパナマ人を沈めKO勝利。世界初挑戦に向けまた一つ白星を加える事に成功しました。

この試合はライト級のリミットで行われましたが、力石とヌニョスが主戦場としているのは一階級下のスーパーフェザー級となります。下記は2023年6月25日現在の、スーパーフェザー級の王者たちとなります。

WBA:ルイス ガルシア(ドミニカ/0)
WBC:オシャキー フォスター(米/0)
IBF:ジョー コルディナ(英/0)
WBO:エマヌエル ナバレッテ(メキシコ/0)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:力石 政法(緑/0)
日本:原 優奈(真正/0)

 

ヘビー級戦(8回戦):
日本ヘビー級王者但馬 ブランドン ミツロ(KWorld3)判定3対0(78-73x2、77-74)ルイス ホセ マリン ガルシア(ベネズエラ)

*昨年4月にプロデビューを果たして以来、今年4月に行った5戦全てを3分以内に終えてきた但馬。今回は初めて最終回終了のゴングを聞くことになりました。南米からの刺客を迎えた但馬は7回、意地のダウンを奪いますが結局対戦相手を仕留める事は出来ず。これまで経験した最長の試合時間は2分だっただけに、それを12倍上回る(!)時間を費やし今回の試合を終えた事になりました。

何はともあれデビュー以来の全勝記録を6(5KO)に伸ばした但馬。次戦を来月21日、対戦相手は未定ながらも後楽園ホールで行う事が決まっています。

2023年6月25日現在の最重量級王者たちの顔ぶれを確認しておきましょう。

WBA(スーパー):オレクサンデル ウシク(ウクライナ/防衛回数1)
WBA(レギュラー):ダニエル デュボア(英
/1)
WBC:タイソン フューリー(英/3)
IBF:オレクサンデル ウシク(ウクライナ/1)
WBO:オレクサンデル ウシク(ウクライナ/1)
WBO(暫定):張 志磊(中国/0)
OPBF(東洋太平洋):ジャスティン フニ(豪/1)
WBOアジア太平洋:ウラジスラフ シレンコ(ウクライナ/0)
日本:但馬 ブランドン ミツロ(KWorld3/1)

 

日本スーパーミドル級戦(王座決定戦):
帝尊 康輝(一力)判定3対0(98-92、97-93x2)野中 悠樹(渥美)

*元日本重量級のタイトルホルダー同士の対戦となった日本国内スーパーミドル級初代王座決定戦。かつてOPBF(東洋太平洋)ミドル級王座を保持していた帝尊が、45歳となった大ベテラン野中に快勝。5年半ぶりに2つ目のベルトを腰に巻くことに成功しました。

両者がこれまでに主戦場としていた一階級下のミドル級ですら、選手欠乏状態が慢性化している国内ランキング。今回のスーパーミドル級王座設置には、どうしても疑問符がついてしまいます。せめて現在空位のOPBFか、WBOアジア太平洋王座決定戦にすればよかったと思うのですが...。

下記は2023年6月25日現在のスーパーミドル級王者たちとなります。

WBA(スーパー):サウル アルバレス(メキシコ/防衛回数6)
WBA(レギュラー):デビット モレル(キューバ/5)
WBC:サウル アルバレス(メキシコ/5)
WBC(暫定):デビット べナビデス(米/1)
IBF:サウル アルバレス(メキシコ/2)
WBO:サウル アルバレス(メキシコ/3)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:空位
日本:帝尊 康輝(一力/0)

コメント
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