先週24日、有明アリーナで行われた試合結果です。
OPBF(東洋太平洋)/WBOアジア太平洋ウェルター級戦:
王者佐々木 尽(八王子中屋)判定2対1(118-110、117-111、116-112)挑戦者坂井 祥紀(横浜光)
*日本から久々にウェルター級で世界が狙える逸材とされる佐々木。くせ者坂井をスピードと手数で圧倒しフルラウンドを終了。判定勝利は2019年8月以来となりましたが、12回でも戦い抜けるスタミナがある事を証明。戦国時代の様相を見せる世界戦線にどこまで迫れるかが今年の注目点になるでしょう。
下記は佐々木が世界を目論むウェルター級の、2024年1月29日現在の王者たちとなります。
WBA:エイマンタス スタニオニス(リトアニア/防衛回数1)
WBC:マリオ バリオス(米/2)
IBF:ジャロン エニス(米/3)
WBO:ブライアン ノーマン(米/0)
OPBF(東洋太平洋):佐々木 尽(八王子中屋/2)
WBOアジア太平洋:佐々木 尽(八王子中屋/5)
日本:セムジュ デビット(ウガンダ/中日/1)
ライト級戦(10回戦):
日本スーパーフェザー級王者奈良井 翼(RK蒲田)判定2対1(96-94x2、94-96)WBOアジア太平洋スーパーフェザー級王者渡邊 海(ライオンズ)
*スーパーフェザー級のタイトルホルダー同士による対決が実現。パンチ力で勝る奈良井が、随所にその強打を当てていき試合をリード。お互いに警戒心が強いあまり、激しい打ち合いが見られることはありませんでしたが、日本王者がリードを保って試合終了。奈良井が次のステップに向け、一歩リードする結果を残しました。
この試合はライト級の無冠戦として行われましたが、奈良井と渡邊が主戦場とする2025年1月29日現在のスーパーフェザー級の王者たちを確認しておきましょう。
WBA:レイモント ローチ(米/防衛回数1)
WBA(暫定):アルベルト バティルガジエフ(露/0)
WBC:オシャキー フォースター(米/0)
IBF:アンソニー カカーチェ(英/0)
WBO:エマヌエル ナバレッテ(メキシコ/3)
OPBF(東洋太平洋):波田 大和(帝拳/0)
WBOアジア太平洋:渡邊 海(ライオンズ/0)
日本:奈良井 翼(RK蒲田/1)
WBOアジア太平洋ミニマム級戦:
挑戦者高田 勇仁(ライオンズ)判定2対1(116-111、114-113,113-114)王者小林 豪己(真正)
*それまで4度の防衛に成功していた日本王座を返上し、アジアタイトルに挑んできた高田。3回にダウンを奪うなど、2度目の政権を築いていた小林に競り勝ち自身2つ目のベルトを獲得する事に成功。一時は4敗2引き分けを経験するなど3年間白星から遠ざかっていた高田ですが、今回の勝利でまた一歩世界に前進する事になりました。
下記は2025年1月29日における最軽量級のタイトルホルダーたちとなります。
WBA:オスカル コラーゾ(プエルトリコ/防衛回数0)
WBC:メルビン ジェルサレム(比/1)
IBF:ペドロ タドゥラン(比/0)
WBO:オスカル コラーゾ(プエルトリコ/4)
OPBF(東洋太平洋):石井 武志(大橋/0)
WBOアジア太平洋:高田 勇仁(ライオンズ/0)
日本:松本 流星(帝拳/0)
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