現地時間の一昨日(7日・土曜日)、カナダで行われた試合結果です。
WBCクルーザー級戦(暫定王座決定戦):
ライアン ロジッキー(カナダ)引き分け(1対0:115-113、114-114x2)ヤミール ぺラルタ(亜)
*本来ならこの日、ロジッキーは正規王者ゲボールに挑戦する予定でした。しかしミカエルヤンが、自身のプロモーターであるドン キング氏と契約上の問題が発生したためにロジッキーとの対戦は中止に。代わってロジッキーは、2022年5月に僅差の判定勝利を収めているぺラルタと暫定王座を賭け再び対戦する事になりました。
試合はロジッキーがボディーを中心とした攻撃で攻め、それをぺラルタが迎え撃つ形で終始進んでいきます。左目を大きく腫らしたカナダ人が若干有利と思われましたが、出された結果は二人のジャッジが引き分けとするドロー。ミカエルヤンの留守番役は決まらず仕舞いとなっています。
6月、9月とミカエルヤンとの一戦が決まりながら、そのたびに延期を繰り返してきたWBCクルーザー級戦。業を煮やしたWBCは暫定王座設置を認めましたが、結局は新王者誕生ならず。それはそれでしょうがないというか、結果としては良かったのではないでしょうか。もしミカエルヤンが防衛戦を行えない状態がさらに続くようなら、アルメニア人の王座を剥奪し、ロジッキーとぺラルタによる正規王座決定戦を行うことを義務付けるべきでしょう。
不必要な暫定王座誕生ならなかったクルーザー級。下記は2024年12月9日現在の、同級の王者たちとなります。
WBA:ヒルベルト ラミレス(メキシコ/防衛回数1)
WBC:ノエル ミカエルヤン(アルメニア/0)
IBF:ジェイ オペタイア(豪/1)
WBO:ヒルベルト ラミレス(メキシコ/0)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:デビット ニーカ(Nyika)(ニュージーランド/0)
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