DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

アンドラーデ、敵地で王座に復帰(WBAスーパーウェルター級:レギュラー王座)

2017年03月21日 00時39分54秒 | 世界ボクシング
今月11日、ドイツで行われた試合結果です。
WBAスーパーウェルター級戦(レギュラー王座):
挑戦者デメトリアス アンドラーデ(米)判定2対1(116-112x2、114-115)王者ジャック クルカイ(独)

*その素質から、プロ・デビュー前から世界を有望視されていたアンドラーデ。2013年には期待通りにWBO王座を苦も無く獲得する事に成功しています。しかしその後、プロモーションがスムーズにいかず、戦わずしてベルトを失う憂き目に。今回王座を鞍替えしてようやく2度目の世界獲得の機会を得ました。

24戦目にして米国外初の試合を迎えたアンドラーデ。判定は割れましたが、それなりの実力者であるクルカイに「明白」な実力差を見せつけ勝利。WBAの第2の王座ながらも、世界王座への返り咲きに成功しています。

WBAレギュラー王座を獲得したアンドラーデ。チャンピオンとして格上のスーパー王者には同級ナンバー・ワンの評価を得ているエリスランディー ララ(キューバ)が、格下の暫定王座にはアルゼンチンの新鋭ブライアン カスターニョ(亜)が君臨しています。アンドラーデの次戦では、是非対抗王者の内の一人と対戦してもらいたいですね。
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赤穂、日本王座奪取に成功(日本バンタム級)

2017年03月20日 01時42分23秒 | 日本ボクシング
今月10日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本バンタム級王座決定戦:
赤穂 亮(横浜光)判定3対0(98-92x2、98-93)田中 裕士(畑中)

*KO率56パーセントの数字以上の破壊力を持つ赤穂。今回の王座決定戦は終始その強打者のペースで進行し、判定決着がつきました。

赤穂が日本王座に挑戦するのは2009年師走以来。その試合で赤穂は一階級下の中広 大悟(広島三栄)の保持するスーパーフライ級王座に敵地広島で挑戦。大善戦むなしく0対1の引き分けを喫しています。その後OPBF(東洋太平洋)スーパーフライ級王座を獲得し、3度の防衛後にWBC同級王者佐藤 洋太(協栄)に挑戦。この試合でも善戦むなしく判定負けを喫してしまいました。

世界初挑戦後、比国のリングでWBOインターナショナル・バンタム級王座を獲得した赤穂ですが、タイで行われた2度目の世界挑戦ではあっけない2回KO負けを喫してしまいました。苦い2度目の世界挑戦から今回が再起4戦目となった赤穂。日本王座を獲得した事により、新たなスタートラインに立てた、というのが本音でしょうね。30歳とまだまだ若いだけに、今後の活躍がどれだけのものか。じっくりと追っていきたいです。


スーパーバンタム級10回戦:
元WBOバンタム級王者亀田 和毅(協栄)判定3対0(100-88、100-90、99-90)マイク タワッチャイ(タイ)

*本人の意思とは関係なく、リング外のゴタゴタで日本のリングから遠ざかっていた和毅。日本での実戦を行うのは2013年師走以来の事となります。和毅が対したのは今回が10度目の日本での試合となったタワッチャイ。世界ランカーの肩書はありますが、これまでの日本での9戦で勝利を収めたのは僅かに1試合のみ。和毅の日本復帰戦の相手としては手頃な対戦者と言っていいでしょうね。

元WBOバンタム級王者和毅の有利が予想されていたこの一戦。試合はその予想通りとなり、和毅は6回にダウンを奪う快勝。ほぼワンサイドの判定勝利を収め、日本での復帰戦に勝利を収めるとともに、その戦績を33勝(20KO)2敗に伸ばしています。またこの試合、和毅にとって日本のボクシングの聖地である後楽園ホールでのデビュー戦となりました。

今度何時、世界挑戦の機会が訪れるかは未定ですが、それまでに定期的に試合をこなしていって貰いたいものです。
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どうやら決定したようです(WBAヘビー級:レギュラー王座)

2017年03月19日 01時19分55秒 | 世界ボクシング
6月3日、米国・フロリダ州で予定される試合です。
WBAヘビー級王座決定戦(レギュラー王座):
シャノン ブリッグス(米)対 フレス オケンド(プエルトリコ)

*元WBO王者のブリッグスと今回が4度目の世界王座挑戦となるオケンドによる王座決定戦。ここまでは聞こえがいいのですが...。ブリッグスは2010年10月にビタリ クリチコ(ウクライナ)が保持していたWBC王座に挑戦し完敗。その後2014年4月に再起し、どこの馬の骨だか分からない連中を相手に9連勝(8KO)。オケンドは2014年7月以降実戦経験ナシ。この試合の勝者はアレくサンデル ウスティノフ(露)との防衛戦が義務付けられています。

正直この対戦カードを世界ヘビー級戦として受け入れる人が、両陣営以外でいるのでしょうかね?まあ、WBAとしては以前からオケンドの世界再挑戦を確約していただけに、決行せざるは得ないのでしょうが。本来ならドーピング検査で引っかかった幻の豪州初の世界ヘビー級王者ルーカス ブラウンと、オケンドとの一戦が昨年夏に実現される予定でした。その後、ブラウンとブリッグス戦の話もありましたが。早い話、ブラウンが元凶ということですね。結構気に入っていた選手だっただけに、残念。もしブラウンが無事に防衛戦をこなし続けていたら、WBO王者ジョセフ パーカー(ニュージーランド)との南太平洋勢同士によるヘビー級王座統一戦も実現していたかもしれません。その幻の王座統一王者に挑戦するのがOPBF(東洋太平洋)王者の藤本 京太郎(角海老宝石)!?

何はともあれ今回の決定戦が無事に行われ、どちらが勝つにしろ、明白な決着をつけてもらいたいものです。しかしこの対戦カードで興行が成立するんでしょうかね?同団体のインター王座戦ならもんだいないんでしょうが。
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今週末の試合予定

2017年03月18日 00時01分19秒 | 世界ボクシング
2017年3月第3週末の試合予定です。

18日 土曜日
米国ニューヨーク州
3団体ミドル級戦:
WBA(スーパー)/WBC/IBF王者ゲナディー ゴロフキン(カザフスタン)対 WBA(レギュラー)王者ダニエル ジェイコブス(米)

*ゴロフキンが問題なく勝利を収め、WBA王座の統一に成功。連続KO防衛記録も更新する、と見ます。そしてこの試合終了直後に、村田 諒太(帝拳)の世界初挑戦が発表されるのではないでしょうか。

WBCスーパーフライ級戦:
王者ローマン ゴンザレス(ニカラグア/帝拳)対 挑戦者シーサケット ルビンサイ(タイ)

*4選手揃って、無事に前日計量を終えています。


22日 水曜日
後楽園ホール
日本スーパーフライ級戦:
王者中川 健太(レイスポーツ)対 挑戦者船井 龍一(ワタナベ)
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村中、英国で世界初挑戦(WBAスーパーフライ級)

2017年03月17日 01時29分28秒 | 世界ボクシング
5月13日、英国で予定される試合です。
WBAスーパーフライ級戦(唯一王座):
王者カリ ヤファイ(英)対 挑戦者村中 優(フラッシュ赤羽)

*村中にとって、王者の地元での世界初挑戦となり、不利という試合前の予想も仕方がありません。しかし、村中にも十分勝機がある一戦と見ていいでしょう。体重超過の常習犯という不明ようなイメージを持つ村中。自業自得と言ってしまえばそれまでですが、2ヶ月後に英国からの朗報が入ることに期待しています。

スーパーフライ級と言えば日本ボクシング界にとり、とても距離の近い階級。以前は一つ下のフライ級が「伝統のクラス」として知られていましたが、最近ではスーパーの付くフライ級の方が主導権を握っている感じがします。

さて、2017年3月17日現在のフライ級戦線を見てみると下記のようになります。

WBA:カリ ヤファイ(英/防衛回数0)
WBC:ローマン ゴンザレス(ニカラグア/帝拳/0)
IBF:ジェルウィン アンカハス(比/1)
WBO:井上 尚弥(大橋/4)
OPBF(東洋太平洋):レネ ダッケル(比/1)
日本:中川 健太(レイスポーツ/0)

*上記の選手の他にも日本関係のみで絞ってみてみると、帝拳ジムの契約選手で前WBCタイトル保持者カルロス クアドラス(メキシコ)。そのクアドラスに善戦した元WBA暫定フライ級王者江藤 光喜(白井・具志堅)も健在。IBFで2度目の世界挑戦を目論む帝里木下(千里馬神戸)は順調に復調中。石田 匠(井岡)がWBAの最上位ランカーで元WBCフライ級王者五十嵐 俊幸(帝拳)も同級で虎視眈々と2階級制覇を狙っています。

こうやって世界王者と日本の主力選手のみを絞ってみても、スーパーフライ級がいかに面白い階級ということが分かります。その一角を争うことになるヤファイと村中。今からこの試合の開催、そして結果が待ち遠しくなってきました。
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一翔、V5戦が決定(WBAフライ級)

2017年03月16日 00時05分11秒 | 世界ボクシング
4月23日、エディオンアリーナ大阪で予定される試合です。
WBAフライ級戦(唯一王座):
王者井岡 一翔(井岡)対 挑戦者ノクノイ クラティンデーンジム(タイ)

WBOバンタム級戦:
王者マーロン タパレス(比)対 挑戦者大森 将平(ウォズ)

*既に発表されていたWBOバンタム級戦に加え、以前から実現が噂されていた一翔の5度目の防衛戦も正式に発表されました。今回一翔が迎えるのはタイのノクノイ。66戦というキャリアの持ち主で、これまでの戦績は62勝(38KO)4敗(1KO負け)。その全ての敗戦は、デビュー2戦目から5戦目に立て続けに喫したものです。ようするにその後の全ての試合、60戦近く白星を積み重ねてきている分けです。

2005年3月に行われたデビュー5戦目までは苦い経験をしてきたノクノイですが、2006年5月には一階級下のライトフライ級でWBCユース王座を獲得。その王座は20度近く守り抜きました。2013年2月には現行のフライ級のWBCインターナショナル・シルバー王座を獲得。その王座は前日本ライトフライ級王者で、現在はWBOライトフライ級のアジア・太平洋王座に就いている堀川 謙一(SFマキ)との王座決定戦に僅差判定勝利を収め奪取したものです。それ以前には2011年の5月に、軽量級の不気味な存在であるレイ ロレト(比)に6回判定勝利を収めたことが目に留まりました。ノクノイがどれぐらいの実力者かというと、かなり不明瞭。2014年2月以降の14戦は全て6回戦で戦ってきました。まあ、それなりに力はあるものの、60戦以上のキャリアというのはハッタリ、と見ていいでしょうね。

ノクノイは現在2位にランキングされていますが、最上位には彼の同胞であるヨドモンコン ポー セーンプッチが。そして3位にはウクライナの中々の実力者と噂されるアルティン ダラキャンが顔を見せています。一翔にとり、それら強豪との対戦前の一休み的防衛戦と見ていいかもしれません。
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地味なニュースをいくつか(色々:03‐15‐17)

2017年03月15日 00時02分16秒 | 世界ボクシング
最近(2017年3月15日ごろ)のニュースです。

1)現役世界王者ながらもかなり地味な存在のWBAスーパーミドル級の唯一のタイトル保持者であるタイロン ツォイゲ(独)。今月25日にナイジェリアのアイザック イクポを迎え、昨年11月に獲得した王座の初防衛戦を行います。

2)先月23日に保持するWBAライトヘビー級暫定王座の初防衛に成功したばかりのドミトリー ビボル(キルギスタン)。来月14日に早くも2度目の防衛戦を予定しています。自身3度目の米国での試合となるビボル。サムエル クラークソン(米)が挑戦者に選ばれています。

3)怪我などもなく、昨年末には保持するWBOミドル級王座の防衛に成功しているビリー ジョー ソーンダース(英)。なぜだか彼の代行王座(暫定)決定戦が来月22日に決行されるようです。その試合に出場するのはトミー ラングフォード(英)とアフタンディル クルティゼ(ジョージア)。一部の噂では、今週末にゲナディー ゴロフキン(カザフスタン)が大方の予想通りにWBAミドル級王座の統合に成功した場合、4団体統一ミドル級戦が6月にも行われる、との事です。

4)IBFミニマム級王者のホセ アルグメド(メキシコ)が来月8日、一階級上のライトフライ級を主戦場にしているガブリエル メンドサ(コロンビア)を相手に保持する王座の3度目の防衛戦を行います。

5)IBFフェザー級王者のリー セルビー(英)が今月4日、スペイン人アンドニ ガゴと無冠戦10回戦で対戦。9回TKO勝利を収め、白星を一つ加えています。セルビーが最後に保持する王座の防衛戦を行ったのは、昨年4月まで遡る事になります。

6)セルビーが無冠戦で勝利を収めた同じ興行に、元IBFスーパーライト級、WBAウェルター級王者ポール マリナッジ(米)も登場。サム エギントン(英)の保持するWBCインターナショナル・ウェルター級王座に挑戦しますが、8回に逆転KO負けを喫してしまいました。マリナッジはこの試合後に現役からの引退を表明しています。 
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サーマン、WBC王座を吸収(2団体ウェルター級)

2017年03月14日 00時03分43秒 | 世界ボクシング
今月4日、米国・ニューヨーク州で行われた試合結果です。
2団体ウェルター級王座統一戦:
WBA王者キース サーマン 判定2対1(116-112、115-113、113-115) WBC王者ダニー ガルシア(共に米)

*少々小粒な感のある両選手ですが、中々の人気者同士によるウェルター級の王座統一戦となったこの一番。サーマンは27戦全勝(22KO)でガルシアは33戦全勝(19KO)と両選手とも無敗です。WBAとWBCのウェルター級王者による王座統一戦ですか。ボクシング史上最高の試合という誉れ高い一戦、シュガー レイ レナード 対 トーマス ハーンズ(共に米)による王座統一戦も、同じ2つの王座が争われましたね。しかしその伝説の一戦と比べてしまうことは、サーマンとガルシアにすれば可哀想な気がしますが。

好戦的な選手同士の一戦は、戦前の期待を裏切らない好試合となった様子。常に先手先手を行ったサーマンが若干のリードを保って試合終了。判定は割れましたが、WBA王座を死守すると共に、WBC王座を吸収することに成功しています。WBA王座に関していえば、暫定王者時代から数えると7度目の防衛に成功したことになります。

現在、同級のIBF王座の保持者はケル ブルック(英)でWBOのベルトはご存知の通りマニー パッキャオ(比)の手元に。是非見てみたいですね、サーマン対ブルック、又は対パッキャオ戦というものを。
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西谷、2度目の挑戦で日本の頂点に(日本ライト級)

2017年03月13日 01時41分37秒 | 日本ボクシング
今月4日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本ライト級戦:
挑戦者西谷 和宏(VADY)TKO8回2分52秒 王者土屋 修平(角海老宝石)

*凄い試合だったようです。試合開始から両者譲らない打ち合いを繰り広げ、5回終了時のオープンスコアでは全くのイーブン。後半戦に入っても、その試合の流れは変わらず8回に突入。

最終回となった8回。左ボディーで土屋がリードし始めたと思いきや、挑戦者が猛反撃。連打の中から左アッパーを土屋に見舞いダウンを奪います。試合再開後も西谷は攻撃の手を緩めずダウンを追加。大激戦を制し、2度目の日本王座挑戦でタイトル獲得に成功しています。

昨年師走に苦労の末、同王座に就いて土屋。有利と予想されていた初防衛戦で、思わぬ黒星を喫してしまいました。
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比嘉のターゲットはエルナンデスに(WBCフライ級)

2017年03月12日 03時11分30秒 | 世界ボクシング
今月4日、タイで行われた試合結果です。
WBCフライ級王座決定戦:
ファン エルナンデス(メキシコ)TKO3回2分9秒 ナパポーン ソー ルンビサイ(タイ)

*ローマン ゴンザレス(ニカラグア/帝拳)がスーパーフライ級に転向したために行われた王座決定戦。2011年8月に、後楽園ホールで当時のWBCミニマム級王者井岡 一翔(井岡)に挑戦して以来の世界挑戦となったエルナンデス。井岡戦後、15の白星を積み重ね、今回の2度目の世界挑戦+2度目のアジア遠征の切符を手にしていました。

対戦相手ナパポーンは、36戦全勝(28KO)の素晴らしい戦績の選手でしたが、試合開始のゴング直後からメキシカン相手に何も出来ず。足を使ってサークルを描きながら左の多彩のブローを放つエルナンデスに全くついていけないままTKO負け。タイの選手が地元で行われる世界戦で、これほどのワンサイド負けを喫するのは珍しいこと。ナパポーンはデビュー6戦目にWBCの下部組織であるABCO王座を獲得し、これまでに20度近くその王座を守ってきましたが、その王座の存在に???を投げたくなるような一方的な試合でした。

新王者に挑戦権を有するのが同じくWBCの下部組織であるOPBF(東洋太平洋)王座の保持者である比嘉 大吾(白井・具志堅)。比嘉陣営は今夏にもエルナンデスへの挑戦を実現したい意向のようですが、その一戦ではナパポーンのような惨めなパフォーマンスは、是が非でも見せてほしくないものです。
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