DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

今週末の試合予定

2021年08月21日 05時16分01秒 | 世界ボクシング

2021年8月第三週末の主な試合予定です。

21日 土曜日
米国・ネバダ州
WBAウェルター級戦(スーパー王座):
王者ヨルデニス ウガス(キューバ)対 休養王者マニー パッキャオ(比)

*今週末から来週にかけ、世界各地で中小様々な規模のボクシングの興行が予定されています。しかし注目は何と言ってもパッキャオが登場する試合でしょう。

師走に43歳の誕生日を迎えるパッキャオ。この試合は2019年7月以来のものとなりますが、果たしてどんなパフォーマンスを演じてくれるのでしょうか。

また、ウガス、パッキャオ共に、前日計量を無事に終えています。

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一翔、V3戦が決定(WBOスーパーフライ級)

2021年08月20日 05時46分05秒 | 世界ボクシング

9月1日、東京都大田区総合体育館で予定される試合です。
WBOスーパーフライ級戦:
王者井岡 一翔(志成)対 挑戦者フランシスコ ロドリゲス(メキシコ)

*現在の日本ボクシング界の牽引車の一人である一翔の3度目の防衛戦が決定しています。今回一翔が迎えるのは、WBOの指名挑戦者で、7年前にはWBOとIBFミニマム級王座の統一に成功しているロドリゲス。減量苦からミニマム級王座返上したあと、世界王座との縁は途絶えていますが、ここ15戦、すべての試合で勝利を収めている選手です。実力者一翔とはいえ、油断禁物の挑戦者と言っていいでしょう。

日本で行われる世界戦で、外国籍の選手が出場するのは2019年師走以来となります。しかし残念な事に、この試合は東京都の緊急事態宣言の延長に伴い、無観客で行われるとの事。米国や英国などではワクチン接種も進み、マスク未着用の大観衆の中で試合が行われるケースも珍しくありません。新型コロナ対策に対し、東京も含め日本は確実に遅れていますな。

好試合実現はもちろんですが、まずは予定通りに試合が行われる事を願っています。

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意外な苦戦?吉野がV7(日本ライト級)

2021年08月19日 05時48分16秒 | 日本ボクシング

今月12日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本ライト級戦:
王者吉野 修一郎(三迫)TKO6回2分20秒 挑戦者仲里 周磨(ナカザト)

*4年前の秋に同王座を獲得して以来、防衛回数を伸ばすと同時に、OPBF(東洋太平洋)やWBOアジア太平洋王座も吸収してきた吉野。今回はタイトル戦初挑戦となる仲里を相手に、日本王座のみの防衛戦となりました。

格下相手に、力でねじ伏せようと試みたのか、強引な攻撃が目についた吉野。4回にパンチで挑戦者の左目じりを切り裂きますが、終始仲里の反撃に手を焼く形に。最終的には6回、その傷のためにドクターチェック/ストップ勝ちを収める事に成功した吉野。しかしさらに上を目指すには、感心できない試合内容となってしまいました。

日本王座の7度目の防衛に成功した吉野。現在日本同級戦線には、前WBOスーパーフェザー級王者伊藤 雅雪(横浜光)、その伊藤に勝利を収め、OPBFスーパーフェザー級王座を返上し、同級に進出してきた三代 大訓(ワタナベ)、そしてあのワシル ロマチェンコ(ウクライナ)と拳を交えた中谷 正義(帝拳)等強豪選手たちがひしめき合っています。これらの選手たちと3冠王吉野の対戦実現が見てみたいものですね。

 

現在もっとも活発な階級の一つであるライト級。下記が2021年8月19日現在のライト級の王者たちの顔ぶれです。

WBA(スーパー):テオフィモ ロペス(米/防衛回数0)
WBA(レギュラー):ジャルボンテ デービス(米/1)
WBA(暫定)ローランド ロメロ(米/1)
WBC:デビン ヘイニー(米/3)
WBC(暫定):ジョセフ ディアス(米/0)
IBF:テオフィモ ロペス(米/1)
WBO:テオフィモ ロペス(米/0)
OPBF(東洋太平洋):吉野 修一郎(三迫/1)
WBOアジア太平洋:吉野 修一郎(三迫/1)
日本:吉野 修一郎(三迫/7)

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カシメロ、リゴンドーに競り勝つ(WBOバンタム級ほか)

2021年08月18日 05時58分23秒 | 世界ボクシング

先週末14日・土曜日、米国・カリフォルニア州で行われた試合結果です。
WBOバンタム級戦:
王者ジョン リエル カシメロ(比)判定2対1(117-111、116-112、113-115)挑戦者ギレルモ リゴンドー(キューバ)

*試合前から大いに予想されていた試合内容が、まさに展開される形に。カシメロの先制攻撃で比国人の攻撃力を察してしまったリゴンドー。その後は持ち前の防御技術を如何なく発揮する展開に。しかしパンチは貰わずも、僅かな有効打では確実なポイント奪取に繋がらず。結局はカシメロの積極性が2人のジャッジの指示を得、僅差ながらも強敵を退ける事に成功。保持する王座の4度目の防衛に成功すると同時に、バンタム級統一戦線に生き残る事になりました。

 

WBAバンタム級挑戦者決定戦:
ゲリー アントニオ ラッセル(米)無判定初回16秒 エマヌエル ロドリゲス(プエルトリコ)

*試合開始直後に両者の頭が大激突。頭突き合いに打ち負けたロドリゲスが負傷すると共に、試合続行が不可能に。試合は僅か16秒で終了し、無判定という結果のみが出されました。

当初はWBAバンタム級の暫定王座決定戦として行われる予定だったこの一戦。試合直前にWBAがようやく暫定王座撤廃の動きに乗り出し、急遽挑戦者決定戦に変更となっています。階級によってはスーパー、レギュラー、暫定、そしてゴールドと4人もの世界王者を認定している老舗団体。これが一階級一王者への大きな第一歩に繋がってほしいのですが、一体どれだけ続く事やら...。

 

下記が2021年8月18日現在のバンタム級王者たちとなります。

WBA(スーパー):井上 尚弥(大橋/防衛回数4)
WBA(レギュラー):空位
WBC:ノニト ドネア(比/0)
WBC(暫定):レイマート カバリョ(比/0)
IBF:井上 尚弥(大橋/3)
WBO:ジョン リエル カシメロ(比/4)
OPBF(東洋太平洋):中嶋 一輝(大橋/0)
WBOアジア太平洋:西田 凌佑(六島/0)
日本:空位

*そういえばこの階級にはWBCにも暫定王者が君臨していたんですね。

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朗報!新暫定王者誕生ならず!(WBAウェルター級:暫定王座)

2021年08月17日 05時43分38秒 | 世界ボクシング

今月7日、米国・ミネソタ州で行われた試合結果です。
WBAウェルター級戦(暫定王座決定戦):
ガブリエル マエストレ(ベネズエラ)判定3対0(117-110、115-112、114-113)マイカル フォックス(米)

*この試合がプロ僅か4戦目のマエストレ。2回にダウンを喫するも、その後巻き返し逆転に成功。僅差の判定で暫定ながらも世界王座奪取に成功しました。

ここまでは在り来たりな情報なのですが、この試合はここからが本番となりました。まずはあまりにも酷い判定に対し、各方面から非難が殺到。さすがのWBAのメンドサ会長もこれにはお手上げ状態で、重い腰を上げる事に。WBAは新暫定王者誕生を認めず、その王座は空位のまま。そしてメンドサ会長は、試合が行われたミネソタ州のボクシングコミッションに対し、試合結果を無効試合(ノーコンテスト)に変更するよう要請しています。またWBAはマエストレ、フォックスに対し、60日以内に再戦を行うよう指示を出しています。

そしてそれだけに止まらず、一人のジャッジが、試合後人種差別的コメントをツイッターに投降したとして、そのジャッジは「ボクシング界から永久に追放すべきだ」という多数のファンから声が上がっています。

これを期に、WBAの一階級複数王者制度が無くなればいいのですが...。現会長がトップに居座る限り無理でしょうな。

 

不必要な新暫定王者が誕生せず、王座の変動はなかったウェルター級戦線ですが、現在の同級タイトル保持者たちを確認しておきましょう(2021年8月17日付け)。

WBA(休養):マニー パッキャオ(比/防衛回数3)
WBA(スーパー):ヨルデニス ウガス(キューバ/0)
WBA(レギュラー):ジャマル ジェームス(米/0)
WBC:エロール スペンス(米/0)
IBF:エロール スペンス(米/4)
WBO:テレンス クロフォード(米/4)
OPBF(東洋太平洋):豊嶋 亮太(帝拳/1)
WBOアジア太平洋:豊嶋 亮太(帝拳/0)
日本:小原 佳太(三迫/1)

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ギャラード、ライバルを血祭りに(IBFフェザー級)

2021年08月16日 05時42分05秒 | 世界ボクシング

今月7日、英国で行われた試合結果です。
IBFフェザー級戦(王座決定戦):
キッド ギャラード(カタール/英)TKO11回終了 ジェームス ディッケンス(英)

*ジョシュ ワーリントン(英)の返上/剥奪により、空位となっていた王座の決定戦。同王座戦が行われるのは、2019年10月以来のものとなりました。

共に2度目の世界挑戦となった両選手です。8年前の新鋭時代、当時空位だった英国スーパーバンタム級王座を賭け拳を交えた経験があるライバル同士の再戦でもありました。

今回のリマッチは、左右にスイッチを繰り返しながらライバルをコントロールしていくギャラードが主導を握る形で進行していきます。ディッケンスも気持ちとタフネスで宿敵に迫っていきますが、左目の腫れと、鼻の負傷がそれを拒む形に。最後はそれらの傷が原因で試合続行を断念。ギャラードに再びベルトを譲る形となっています。

2019年6月に、ワーリントンに僅差の判定負けを喫して以来のチャンスをものにし、念願の世界タイトルを獲得したギャラード。今後はWBC王者ゲリー ラッセル(米)やWBO王者エマヌエル ナバレッテ(メキシコ)等との王座統一戦に向け動き出すことを示唆しています。

 

空位だったIBF王座に新たな王者が誕生したフェザー級。2021年8月16日現在の同級の王者たちの顔ぶれは次のようになります。

WBA(スーパー):レオ サンタ クルス(メキシコ/防衛回数3)
WBA(レギュラー):リー ウッド(英/0)
WBA(暫定):マイケル コンラン(アイルランド/2)
WBC:ゲリー ラッセル(米/5)
IBF:キッド ギャラード(カタール/英/0)
WBO:エマヌエル ナバレッテ(メキシコ/1)
OPBF(東洋太平洋):清水 聡(大橋/6)
WBOアジア太平洋:清水 聡(大橋/0)
日本:丸田 陽七太(森岡/0)

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プロ15戦目が決定(スーパーバンタム級)

2021年08月15日 05時22分23秒 | 強いぞジョーさん

9月11日、後楽園ホールで予定される試合です。
スーパーバンタム級8回戦:
辰吉 寿以輝(大阪帝拳)対 矢野 乃莉守(花形)

*元WBCバンタム級王者辰吉 丈一郎(大阪帝拳)の次男坊寿以輝のプロ15戦目が決定。ここまでの戦績が14戦14勝(9KO)1引き分けの寿以輝。日本ランキングでは9位にランキングされています。今回対戦するのは、プロの戦績が僅か6勝(1KO)2敗1引き分けという矢野。BoxRecではKO勝利はゼロと記録されています。これまでに6回戦を2度、その他は4回戦で試合を積んできた選手です。

寿以輝が試合を行うのは、昨年11月以来。自身の負傷のため、初めて勝利以外の結果を残して以来の事となります。2戦続けて日本のボクシングの聖地での試合となりますが、今回は成長した姿を東京のファンに見せる事が出来るのでしょうか。

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今週末の試合予定

2021年08月14日 05時14分35秒 | 世界ボクシング

2021年8月第二週末の主な試合予定です。

14日 土曜日
米国・カリフォルニア州
WBOバンタム級戦:
王者ジョン リエル カシメロ(比)対 挑戦者ギレルモ リゴンドー(キューバ)

WBAバンタム級戦(レギュラー王座決定戦):
ゲリー アントニオ ラッセル(米)対 エマヌエル ロドリゲス(プエルトリコ)

米国・オクラホマ州
WBAスーパーフライ級戦(レギュラー王座):
王者ジョシュア フランコ(米)対 アンドリュー マロニー(豪)

米国・テキサス州
WBOインターナショナル・ウェルター級戦:
王者バージル オルティス(米)対 挑戦者エギディウス カバラウスカス(リトアニア)

WBAスーパーフェザー級戦(レギュラー王座):
王者ロジャー グティエレス(ベネズエラ)対 挑戦者レネ アルバラード(ニカラグア)

WBOミニマム級戦:
王者ウィルフレド メンデス(プエルトリコ)対 挑戦者カルロス ブイタラゴ(ニカラグア)

ライトフライ級10回戦:
IBF王者フェリックス アルバラード(ニカラグア)対 イスラエル バスケス(プエルトリコ)

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東京五輪(2020/2021)金メダリスト一覧

2021年08月13日 05時26分04秒 | 世界ボクシング

開催まで紆余曲折ありましたが、何とか開催、そして終了した東京五輪2020。各階級の金メダリストは下記のようになります。

フライ級:
ガラル ヤファイ(英)

フェザー級:
アルベルト バティルガジエフ(露)

ライト級:
アンディ クルス(キューバ)

ウェルター級:
ロ二エル イグレシアス(キューバ)

ミドル級:
エベルト ソウザ(ブラジル)

ライトヘビー級:
アルレン ロペス(キューバ)

ヘビー級:
フリオ ラクルス(キューバ)

スーパーヘビー級:
バホディル ジャロロフ(ウズベキスタン)

*英国(1)、ロシア(1)、キューバ(4)、ブラジル(1)、ウズベキスタン(1)。米国、日本ゼロ。

アマチュア大国キューバ復活!という印象ですね。アメリカ勢も3名決勝戦まで進んだのですが、3選手揃って涙を飲むことになりました。3年度のバリ五輪では、どのような結果が待っているのでしょうか。

しかし五輪でのアマチュア・ボクシングは、大会ごとに階級の数が減っています。それだけ一つ一つの金メダルの価値が上がるという事です。その辺りをプロ・ボクシングも見習ってほしいものですがね。

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パッキャオ、スペンス、尾川、カネロ等など(色々:08‐12‐21)

2021年08月12日 05時03分26秒 | 世界ボクシング

最近(2021年8月12日ごろ)のニュースです。

1)来週末21日に予定されていた注目のウェルター級戦、IBF/WBC王者エロール スペンス(米)対マニー パッキャオ(比)による注目の一番は、スペンスが左目の網膜裂肛の疑いがあるために中止に。代わってパッキャオは、同じ興行に出場を予定していたWBAスーパー王者ヨルデニス ウガス(キューバ)と拳を交える事になりました。

2)間近の試合で中止になったものと言えば、来週20日金曜日、アラブ首長連邦で予定されていたIBFスーパーフェザー級王座決定戦、シャフカッツ ラヒモフ(タジキスタン)対 尾川 堅一(帝拳)も中止となっています。何でもラヒモフの負傷が原因だとか。この試合は10月を目処に再スケジュールされる見通しです。

3)来月18日に試合を予定していた3団体統一スーパーミドル級王者サウル アルバレス(米)。希望していたIBF王者カレブ プラント(米)との交渉がまとまらず、結局はこの日に試合を行わない事になりました。なおカネロ陣営は(アルバレスのニックネーム)、プラントとの対戦を11月に実現させるために交渉を継続しているそうです。

4)スーパーフェザー級、ライト級、スーパーライト級の3階級で王座を保持しているジャルボンテ デービス(米)。元WBAウェルター級王者キース サーマン(米)との対戦話があるようです。

5)うつ病に罹り、1月に獲得したWBCライト級暫定王座を返上していたライアン ガルシア(米)。10月を目処にリング復帰を目指すとの事。ガルシアに代わって暫定王座を獲得したジョセフ ディアス(米)が対戦者候補に挙がっているようです。

6)6月にWBAヘビー級王座を獲得したダニエル デュボア(英)が今月末28日、米国・オハイオ州クリーブランドのリングに登場。19勝(17KO)2敗のジョー クスマノ(米)と無冠戦10回戦で対戦します。この試合はデュボアにとって、プロ18戦目にして初の英国外での試合となります。

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