DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

ギャラード、ライバルを血祭りに(IBFフェザー級)

2021年08月16日 05時42分05秒 | 世界ボクシング

今月7日、英国で行われた試合結果です。
IBFフェザー級戦(王座決定戦):
キッド ギャラード(カタール/英)TKO11回終了 ジェームス ディッケンス(英)

*ジョシュ ワーリントン(英)の返上/剥奪により、空位となっていた王座の決定戦。同王座戦が行われるのは、2019年10月以来のものとなりました。

共に2度目の世界挑戦となった両選手です。8年前の新鋭時代、当時空位だった英国スーパーバンタム級王座を賭け拳を交えた経験があるライバル同士の再戦でもありました。

今回のリマッチは、左右にスイッチを繰り返しながらライバルをコントロールしていくギャラードが主導を握る形で進行していきます。ディッケンスも気持ちとタフネスで宿敵に迫っていきますが、左目の腫れと、鼻の負傷がそれを拒む形に。最後はそれらの傷が原因で試合続行を断念。ギャラードに再びベルトを譲る形となっています。

2019年6月に、ワーリントンに僅差の判定負けを喫して以来のチャンスをものにし、念願の世界タイトルを獲得したギャラード。今後はWBC王者ゲリー ラッセル(米)やWBO王者エマヌエル ナバレッテ(メキシコ)等との王座統一戦に向け動き出すことを示唆しています。

 

空位だったIBF王座に新たな王者が誕生したフェザー級。2021年8月16日現在の同級の王者たちの顔ぶれは次のようになります。

WBA(スーパー):レオ サンタ クルス(メキシコ/防衛回数3)
WBA(レギュラー):リー ウッド(英/0)
WBA(暫定):マイケル コンラン(アイルランド/2)
WBC:ゲリー ラッセル(米/5)
IBF:キッド ギャラード(カタール/英/0)
WBO:エマヌエル ナバレッテ(メキシコ/1)
OPBF(東洋太平洋):清水 聡(大橋/6)
WBOアジア太平洋:清水 聡(大橋/0)
日本:丸田 陽七太(森岡/0)

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