先週6日、英国で行われた試合結果です。
WBAフェザー級戦(暫定王座決定戦):
マイケル コンラン(アイルランド)判定3対0(119-108、116-111x2)TJ ドヘニー(アイルランド/豪)
*試合直前に暫定王座決定戦に格上げ(?)された一戦。しかしこの試合の注目は争われたタイトルの価値より、プロデビュー前から話題先行型だったロンドン五輪銅メダリストであるコンランが、元世界王者ドヘニーを相手に、どんなボクシングを展開するかという事でした。
プロデビューから4年半、英国と米国のリングを行き来しながらキャリアを積んできあコンランは、5回にダウンを奪うなどして元IBFスーパーバンタム級王者を圧倒。明白な判定勝利を収めると同時に、暫定ながらも初の世界王座獲得に成功しています。今後の目標はもちらん、「暫定」の2文字を取り除く事が最優先される事になるでしょうね。
新たな暫定王者が加わったフェザー級戦線。下記が2021年8月11日現在の同級の王者たちの顔ぶれとなります。
WBA(スーパー):レオ サンタ クルス(メキシコ/防衛回数3)
WBA(レギュラー):リー ウッド(英/0)
WBA(暫定):マイケル コンラン(アイルランド/2)
WBC:ゲリー ラッセル(米/5)
IBF:空位
WBO:エマヌエル ナバレッテ(メキシコ/1)
OPBF(東洋太平洋):清水 聡(大橋/6)
WBOアジア太平洋:清水 聡(大橋/0)
日本:丸田 陽七太(森岡/0)