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今年もやってるやってる~

意外な苦戦?吉野がV7(日本ライト級)

2021年08月19日 05時48分16秒 | 日本ボクシング

今月12日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本ライト級戦:
王者吉野 修一郎(三迫)TKO6回2分20秒 挑戦者仲里 周磨(ナカザト)

*4年前の秋に同王座を獲得して以来、防衛回数を伸ばすと同時に、OPBF(東洋太平洋)やWBOアジア太平洋王座も吸収してきた吉野。今回はタイトル戦初挑戦となる仲里を相手に、日本王座のみの防衛戦となりました。

格下相手に、力でねじ伏せようと試みたのか、強引な攻撃が目についた吉野。4回にパンチで挑戦者の左目じりを切り裂きますが、終始仲里の反撃に手を焼く形に。最終的には6回、その傷のためにドクターチェック/ストップ勝ちを収める事に成功した吉野。しかしさらに上を目指すには、感心できない試合内容となってしまいました。

日本王座の7度目の防衛に成功した吉野。現在日本同級戦線には、前WBOスーパーフェザー級王者伊藤 雅雪(横浜光)、その伊藤に勝利を収め、OPBFスーパーフェザー級王座を返上し、同級に進出してきた三代 大訓(ワタナベ)、そしてあのワシル ロマチェンコ(ウクライナ)と拳を交えた中谷 正義(帝拳)等強豪選手たちがひしめき合っています。これらの選手たちと3冠王吉野の対戦実現が見てみたいものですね。

 

現在もっとも活発な階級の一つであるライト級。下記が2021年8月19日現在のライト級の王者たちの顔ぶれです。

WBA(スーパー):テオフィモ ロペス(米/防衛回数0)
WBA(レギュラー):ジャルボンテ デービス(米/1)
WBA(暫定)ローランド ロメロ(米/1)
WBC:デビン ヘイニー(米/3)
WBC(暫定):ジョセフ ディアス(米/0)
IBF:テオフィモ ロペス(米/1)
WBO:テオフィモ ロペス(米/0)
OPBF(東洋太平洋):吉野 修一郎(三迫/1)
WBOアジア太平洋:吉野 修一郎(三迫/1)
日本:吉野 修一郎(三迫/7)

コメント
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