先週末21日・土曜日、米国・ネバダ州で行われた試合結果です。
WBAウェルター級戦(スーパー王座):
王者ヨルデニス ウガス(キューバ)判定3対0(116-112x2、115-113)休養王者マニー パッキャオ(比)
*本来ならこの日、IBFとWBCの2つのベルトを保持するエロール スペンス(米)と対戦する予定だったパッキャオ。しかし試合直前にスペンスが網膜裂肛と診断され、試合出場を辞退。代わって同じ興行で試合出場を予定していたウガスにビックマッチ出場のチャンスが訪れる事になりました。
パッキャオが仕掛け、ウガスがそれを堂々と受けるという展開が続いた一戦。どちらかというと技術戦となった戦いでしたが、パンチの的確性でキューバ人が若干リードを保ち試合終了。ウガスが僅差ながらも明白な判定勝利を収め、昨年9月に獲得した王座の初防衛に成功。しかしそのレコードに、偉人パッキャオに黒星を与えた結果が載せる事が出来た事が何よりの喜びでしょう。
もしパッキャオが予定通りスペンスと対戦していたら、どのような試合内容、結果になっていたんでしょうか。興味が沸きます。
2週間続けてキューバ人対比国人による対戦が行われましたが、どちらの試合もパッキャオ、そしてギレルモ リゴンドーと、歴戦の雄が敗れる結果となっています。ひょっとしたら今現在が、新旧交代が起こる時期なのかもしれません。
昨日も載せましたが、下記が2021年8月24日現在の、ウェルター級のタイトル保持者たちの顔ぶれです。
WBA(スーパー):ヨルデニス ウガス(キューバ/防衛回数1)
WBA(レギュラー):ジャマル ジェームス(米/0)
WBC:エロール スペンス(米/0)
IBF:エロール スペンス(米/4)
WBO:テレンス クロフォード(米/4)
OPBF(東洋太平洋):豊嶋 亮太(帝拳/1)
WBOアジア太平洋:豊嶋 亮太(帝拳/0)
日本:小原 佳太(三迫/1)