八百万(やおよろず)の神が住むという我が国では、神様を迎える清浄な場所を示すという意味で、正月に社殿や玄関に「〆飾り」を飾る。そのしめ飾りの卸し市として開かれるのが「ガサ市」。
今日15日から2週間、浅草寺境内の裏手一帯で開かれるガサ市は、その材料のひとつ、藁(わら)の「ガサガサ」という音から名付けられたという。
ガサ市は、しめ飾りに関するあらゆるものが揃い、一般客には売らない業者向けの卸し市で、顧客の多くは鳶職人たちである。
鳶頭(とびがしら)は、このガサ市で仕入れた部品で弟子たちにしめ飾りの技術を継承するのだそうだ。
浅草は、17日から始まる羽子板市とともに、師走を象徴する伝統と文化を守る歴史ある「市」で賑わう。
2006.12.15
今日15日から2週間、浅草寺境内の裏手一帯で開かれるガサ市は、その材料のひとつ、藁(わら)の「ガサガサ」という音から名付けられたという。
ガサ市は、しめ飾りに関するあらゆるものが揃い、一般客には売らない業者向けの卸し市で、顧客の多くは鳶職人たちである。
鳶頭(とびがしら)は、このガサ市で仕入れた部品で弟子たちにしめ飾りの技術を継承するのだそうだ。
浅草は、17日から始まる羽子板市とともに、師走を象徴する伝統と文化を守る歴史ある「市」で賑わう。
2006.12.15