◇ 悲しみの意味 ◇
-サフラン-
冬があり夏があり
昼と夜があり
晴れた日と
雨の日があって
ひとつの花が
咲くように
悲しみも
苦しみもあって
私が私になってゆく
-星野富弘さん-
-サフラン-
冬があり夏があり
昼と夜があり
晴れた日と
雨の日があって
ひとつの花が
咲くように
悲しみも
苦しみもあって
私が私になってゆく
-星野富弘さん-
喜びと悲しみ、出会いと別れ、好きと嫌い、いつも紙一重。昼と夜、晴れと曇りそして雨。ひとつの花が咲き、そしてしぼむ。喜びも、悲しみも、苦しみも、すべてがあって人生。長い人生を歩んできながら、僕が僕になれない未熟さ。だから僕なのか?
サフランの三本の黄色い雌しべは、香料・染料・生薬など、利用価値が多いという。何の利用価値もない僕とは大違い。悲しみの意味、それはいくつになっても未熟な我が身。
サフランの花言葉は「歓喜」だというが・・・