勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

木枯らし

2007-11-22 21:04:21 | Weblog

◇ 小菊 ◇

よろこびが集まったよりも
悲しみが集まった方が
しあわせに近いような気がする

強いものが集まったよりも
弱いものが集まった方が
真実に近いような気がする

しあわせが集まったよりも
ふしあわせが集まった方が
愛に近いような気がする

-星野富弘さん-


 冷たい風に咲く小さな花がある。その花の蜜を吸う小さい虫がいる。みんな生きている。寒くても、小さくても、弱くても、みんな一生懸命生きている。


 悲しみより喜びが多いほうがいい。弱いより強い方がいい。ふしあわせよりしあわせがいい。悲しみがあって喜びもある。弱さは心を強くしてくれる。ふしあわせが愛をより大きくすることもある。負があって正がある。人生、足したり引いたり。

 外は木枯らし、月が美しい。寒い冬のあとには、暖かい春が待っている。いつもしあわせとは限らないけど、いつも元気とは限らないけど、明日という字は明るい日と書く、と昔誰かが歌ってた。