勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

年輪

2010-08-03 22:04:08 | Weblog
 今日、またひとつ歳を重ねた。樹木は年輪を数えることで、その樹齢を知ることができ、年輪が多いほど立派な巨木になる。しかし年輪には偽年輪と消失輪があるという。偽年輪は、成長している期間に一旦成長が遅くなったり、止まったりしてできるものであり、消失輪は、樹木が眠りっぱなしになり、まったく年輪が作られないことをいうそうだ。


東京駅構内には行列のできるお店がいくつもある。そのひとつ、「ねんりん家」のバウムクーヘンが旨い。


一般的なバウムクーヘンは、ぱさつきがあってあまり好きではないが、このお店のマウントバーム 生タイプは、外はさくっと香ばしく中はしっとり感があり、リッチな味わいである。


甘さ控えめという菓子の多いなかで、表面の砂糖とスポンジの甘さが、甘党の僕にはうれしいかぎり。

 歳だけは重ねたが、偽年輪と消失輪が多い僕。迷いと、失敗と、挫折ばかりで歳相応の貫録など皆無である。「ねんりん家」のバウムクーヘンのように、サクッと香ばしく、しっとりとしたリッチな味とは程遠い偽親爺である。