間もなく開業する東京スカイツリーの54年前の昭和33年、東京タワーは完成した。そんな古き良き時代を背景に、その翌年までの2年間を描いた「三丁目の夕日」の一作目から5年の歳月が流れ、東京オリンピックが開催された昭和39年(1964年)、下町の夕日町三丁目の人たちが3Dで帰ってきた。
3D映画は2D撮影から、コンピューターで3D化する方法と、撮影時から3D用のカメラで撮影するリアル3Dの2通りがあるという。「ALWAYS 三丁目の夕日’64」はリアル3Dの撮影だそうで、はじめて見る3D映画に期待を持って出かけた。
映画が始まってしばらくは3D画面に気を取られ、なかなかストーリーに入り込めないでいた。ところどころで著しい3D効果を発揮するものの、控えめな飛び出し効果にも慣れ、次第に物語の中に引き込まれ、甦る青春時代にタイムトラベルする。
下町に暮らす個性豊かで喧嘩っ早く、画面の隅々に散りばめられた、人情味溢れる人々が織りなす笑いと涙は、3D効果以上に画面から飛び出し、全身に降りかかるようにこぼれ落ちるペーソスに何度も涙した。
3D映画を見るには、当然メガネが必要となり、色の付いたメガネを購入するのだが、今回の「ALWAYS」は、当時の町並みや東京タワーなどを3D化する作業の難易度も高く、2Dに比べ画面の明るさも増す必要があるのだとか。映画が始まって間もなく、東京タワーを上から見た映像は、タワーの先端が目の前に迫り、思わず手を伸ばしたくなるほどだった。
はじめて見た3D映画だが、思ったほどの目の疲れもなく、充分楽しめた映画であった。敢えて言うなら、ストーリーの流れからは、3Dである必要性は少ないかもしれないが。。。
3D映画は2D撮影から、コンピューターで3D化する方法と、撮影時から3D用のカメラで撮影するリアル3Dの2通りがあるという。「ALWAYS 三丁目の夕日’64」はリアル3Dの撮影だそうで、はじめて見る3D映画に期待を持って出かけた。
映画が始まってしばらくは3D画面に気を取られ、なかなかストーリーに入り込めないでいた。ところどころで著しい3D効果を発揮するものの、控えめな飛び出し効果にも慣れ、次第に物語の中に引き込まれ、甦る青春時代にタイムトラベルする。
下町に暮らす個性豊かで喧嘩っ早く、画面の隅々に散りばめられた、人情味溢れる人々が織りなす笑いと涙は、3D効果以上に画面から飛び出し、全身に降りかかるようにこぼれ落ちるペーソスに何度も涙した。
3D映画を見るには、当然メガネが必要となり、色の付いたメガネを購入するのだが、今回の「ALWAYS」は、当時の町並みや東京タワーなどを3D化する作業の難易度も高く、2Dに比べ画面の明るさも増す必要があるのだとか。映画が始まって間もなく、東京タワーを上から見た映像は、タワーの先端が目の前に迫り、思わず手を伸ばしたくなるほどだった。
はじめて見た3D映画だが、思ったほどの目の疲れもなく、充分楽しめた映画であった。敢えて言うなら、ストーリーの流れからは、3Dである必要性は少ないかもしれないが。。。