先日の被災地支援物産市で買い物をしたときに、抽選で当たった一枚のチケット「アミューズミュージアム開館2周年記念特別展」に行った。浅草寺境内の二天門横にある「AMUSE MUSEUM」は、浮世絵をはじめ、糸と針が織りなすアートの世界が待っていた。
かつて布は希少で大切なものだった。一着の着物を世代を超えて着ることは当たり前、ほころびにはツギを当てたり刺し子で補強して大切に着たものだ。着古した衣類は細かく裂き、それを織って新しい布にしたり、パッチワークもそのひとつ。そんな布たちを「BORO」と称し、新しいファッションに甦らせるアートがそこにある。
着古した布たちが味わいのある見事な衣類に変身し、「ボロ」が「BORO」に名を替えて、ファッショナブルに甦っている。館内はいまどき珍しく、展示物に直接手を触れることも、写真撮影もOKなのだ。
一階に設けられた店舗では、手作りによる藍染のオリジナル品などが並べられ、見るだけでも飽きないが、気に入った一品を手に入れ、更にもう一品と財布を見ると持ち合わせがない。
我が家からは近いので、改めて出直すことにして、消費文化と対極のアート、もったいない世界を堪能したひと時だった。
かつて布は希少で大切なものだった。一着の着物を世代を超えて着ることは当たり前、ほころびにはツギを当てたり刺し子で補強して大切に着たものだ。着古した衣類は細かく裂き、それを織って新しい布にしたり、パッチワークもそのひとつ。そんな布たちを「BORO」と称し、新しいファッションに甦らせるアートがそこにある。
着古した布たちが味わいのある見事な衣類に変身し、「ボロ」が「BORO」に名を替えて、ファッショナブルに甦っている。館内はいまどき珍しく、展示物に直接手を触れることも、写真撮影もOKなのだ。
一階に設けられた店舗では、手作りによる藍染のオリジナル品などが並べられ、見るだけでも飽きないが、気に入った一品を手に入れ、更にもう一品と財布を見ると持ち合わせがない。
我が家からは近いので、改めて出直すことにして、消費文化と対極のアート、もったいない世界を堪能したひと時だった。