ピンクリボンキャンペーン

　十五夜だった前夜は、大型台風が足早に通り過ぎ、中秋の名月も遠慮がちに雲間から顔を覗かせたが、十六夜(いざよい)の月が皓皓と照る10月1日の夜は、スカイツリーがピンク色に染まった。

　10月は乳がん予防月間として、乳がんの撲滅と、早期発見、早期治療を啓発するための、ピンクリボン運動が行われている。そのピンクリボンキャンペーンに賛同してのスカイツリーのライティングだそうだ。開業以来はじめてのピンク色のライティングに、十六夜月も眩しそう。

　台東区内の循環バス『めぐりん』も、1ケ月限定のピンクリボンのエンブレムを付けた、ピンクリボンバージョンで走っている。

　乳がんは日本人女性の約16人に1人の割合で罹患するそうだが、早期発見・早期治療で90％以上の人が治る病気だという。乳がんが見つかる経緯は、自分自身でしこりに気が付く場合や、検診などによるものの他にも、他者に指摘される場合もあるという。他者というところが気になるが。。。また、割合は低いが、男性にも乳がんは発症するらしい。