勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

春隣

2013-02-02 23:33:32 | Weblog
 立春前だというのに、東京では南風が吹き気温もぐんぐん上がり、春を思わせるような暖かさ。都心では20,9℃にまで気温が上昇したというが、東京で立春前に20℃以上になったのは1969年以来44年ぶりのことだとか。

 以前、ちあきなおみさんの歌で「冬隣」 という言葉の紹介をしたことがある。そして、春がもうすぐそこまで来ていることを指す春隣(はるどなり) という言葉もあるらしい。まさしく今日の暖かさは春隣を思わせる陽気である。


 開け放した窓から吹き込む温かな南風に乗って、どこからともなく春の香りが部屋に漂ってくる。それが我が家の出窓に咲く桜草だと気付くのに、しばらくの時間を要した。


 そんな暖かさに誘われて、折りたたみの椅子とテーブルをベランダに出して、コーヒーブレイクと洒落てみた。手元のスマホに入れた音楽を聞きながら、昼下がりの太陽を背に、独り飲むコーヒーと甘いケーキは、独り身の気楽な癒しの時間でもある。汗ばむほどの暖かさも、明日からは再び寒くなると天気予報はいう。しかし、確実に春は我が家の隣まで来ているようだ。

 ◇風と陽射しと私◇ 

風が
硝子戸を叩くので
中に入れてあげた
そしたら
陽射しまで入ってきて
三人で おしゃべり

おばあちゃん
独りで寂しくないかい?
風と陽射しが聞くから
人間 所詮は独りよ
私は答えた

がんばらずに
気楽にいくのがいいね

みんなで笑いあった
昼下がり

-柴田トヨさん-