勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

歳の市

2014-12-17 21:52:10 | Weblog

 浅草寺では、納めの観音といわれる羽子板市が17日~19日の3日間行われているが、そもそも12月17・18日は正月用品や縁起物を売る「歳の市」であった。その歳の市が「羽子板市」としてその名をとどめている。


 羽子板には歌舞伎の絵柄が多く、本堂に飾られる大羽子板は、浅草寺本堂落慶五十周年記念「助六由縁江戸桜」である。


 日本列島が寒気に覆われ、浅草も北風が吹き抜ける寒い一日だったが、それでも羽子板市は賑わい、伝統的な絵柄に加え、その年の人気者を題材にした羽子板も売られている。 


 今年はスポーツ界で若い二人が大きな話題をさらった。フィギュアスケートの羽生結弦君と錦織圭君。この二人の活躍は日本人として誇らしい。そして悲しい話題では、俳優の高倉健さんの死である。
年末の風物詩、羽子板市が来るといよいよ今年も終わりだという気分になる。浅草の行事もこの歳の市が最後、大みそかは初詣客で再び賑わうことになる。