歩くたんぽぽ

たんぽぽは根っこの太いたくましい花なんです。

笑えない冗談

2016年05月08日 | 日記
私は変わった習性を持っている。

それはお腹がすくと頭が痛くなるというものだ。



発見したのは同居人、「お腹すいてるときいつも頭痛いって言ってるよね。」

そんな馬鹿なと思いつつ何日か経過を見ていると、言われた通りだった。

そして空腹を満たすとその頭痛はすっかりなくなっている。

それからというもの、私の冗談みたいな習性は笑いの種になっている。

余程食い意地のはったやつなのだと。



昨日のこと、またどこからともなく頭痛がやってきた。

すると示し合わせた様に今度はお腹がぐうっと鳴った。

ご飯を食べようと思ったのだが頭痛がいつもよりひどくて食欲が失せてしまった。



少し嫌な感じがしたのでダメ元でネットで調べてみると案外すぐに出てきた。

今まで特質だと思っていた症状は、食生活の不規則な人によく見られる低血糖が原因だった。

低血糖とは血糖値が正常な変動幅を超えて低いほうに傾き、それによる症状が現れた状態を言う。

簡単に言うと、生体にとってエネルギーが不足している状態を体が伝えるための症状。

以前ダイエット癖のある友人が目眩がすると言っていたのもきっと低血糖が原因なのだろう。

私はダイエットもしていないし小食でもないが、食事の時間や量、食事内容はいつもまちまちでかなり不規則と言える。

何かをしていて面倒だったり出かけていたりすると食べなくても平気だった。

しかし、実際の体は思っている以上にダメージを受けやすいということだ。



最近体について思うことが2つある。

1つ目は、体は人によって全然違うということ。

歯医者に行ってよく言われるのが、自分の歯に合った歯ブラシを使ってくださいということ。

そうしなければ、どんなに高い歯ブラシを使っても意味がないらしい。

つまり、大切なのは自分の体を知ること。


そして2つ目は、改善のためには続けることが大切だということ。

人は安易に即効性を求め急激な変化を持ち込もうとするが、それでは結局続かない。

ほとんど運動をしてこなかった人が、体力をつけるために毎日10キロ走るというのは無理がある。

走りたいのであれば走れる距離を走ること。

一番の目的は、少しずつでもいいから続けるということなのだ。

いずれも当たり前のことだが、自分で実感しない限り改善しようなどとなかなか思えない。



どんな些細なことも意外と見過ごさない方がいいかもしれない。

びくつく必要はないけれど、悩みの原因が分かったのなら解決したいものだ。

低血糖になりやすい私の場合はまずブドウ糖をかじるところから。

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