弾ける筋肉

最近日課になりつつある昼時のサイクリング。

30分から1時間ほど走って軽く汗を流す。

家の前のサイクリングロードは街の人の心の拠り所と言った感じで、

休日には多くの人がランニングや本格的な自転車ライディングに勤しんでいる。

小さい子供とサイクリングしている家族もよく見かける。

以前小さな自転車で母親の前を一生懸命走っていた少女（推定4歳）が、

滑舌よく「やっぱりサイクリングは楽しいね！」と言って笑っていて、

心の中でずっこけたことがある。

ドラマとかで聞く子役の台詞みたいだった。

4歳児のメンタリティーとは思えん。

周りの大人たちの真似をしているのか、単に行儀よく育ったのか。

いやいいんだけどね。



すれ違う人や追い越す人の人間観察は楽しい。

今日はちょっと珍しいものを見た。

走っていると、遠くの方から若い男がワイワイ戯れている声が聞こえてきた。

ワイワイというかキャッキャッという感じだったから相当若いのかもしれない。

サイクリングロード沿いにある消防署の方だ。

近づいていくといつも訓練している広場で十数人くらいの男がストレッチしていた。

みんな笑顔で笑い声がそこらじゅうに響いている。

なんと爽やかな。

この寒空の下、半袖で、筋肉が弾けている。

下心はなくともあの分厚い胸板に盛り上がった上腕二頭筋見たらうっひょー！ってなる。

この人たちは日々命と隣り合わせの仕事をしているんだなぁ。

消防士の笑顔のストレッチタイムってなかなか見れるものじゃないでしょ。

いいもの拝ませてもらいました。