日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

ホークス、オープン戦で西武に勝利。ドラ1甲斐野がまたも無失点ピッチング!

2019年03月06日 | HAWKS

3年連続日本一&2年ぶりのパリーグ制覇を狙う福岡ソフトバンクホークスは、オープン戦3試合を消化して2勝1敗。5日の埼玉西武ライオンズ戦では、柳田悠岐選手がオープン戦初本塁打を放ちながらも、武田翔太投手が6失点でKO。試合も3-11の大敗を喫しました。6日も西武と対戦し、若手投手陣が開幕1軍に向け良いアピールを見せました。


両チームのスタメン
  ソフトバンク      埼玉西武
1(二)牧原大成    (中)秋山翔吾
2(遊)今宮健太    (遊)源田壮亮
3(中)柳田悠岐    (右)外崎修汰
4(指)グラシアル   (一)山川穂高
5(左)中村晃     (捕)森友哉
6(一)内川聖一    (指)栗山巧
7(三)松田宣浩    (三)中村剛也
8(右)上林誠知    (二)山野辺翔
9(捕)髙谷裕亮    (左)金子侑司
 (投)大竹耕太郎   (投)今井達也


1回、ホークス先頭の牧原が西武先発・今井の3球目のストレートを捉え、ライトスタンドに飛び込む先頭打者本塁打を放ち、1点を先行。この後、今宮の2塁打、相手のエラー、グラシアルのヒットで無死満塁と攻め立てたが、後続が次々と倒れて追加点を奪えず。
2回、ホークス先発の大竹が、西武4番・山川に高めの直球を狙われ、右中間のホームランテラスへのソロ本塁打を被弾し、1-1の同点とされる。
3回、4番に座ったグラシアルがレフト前ヒットを放つと、2死1塁で内川が3球目の直球を上手く合わせ、右中間を破るタイムリー2塁打。1塁からグラシアルが生還し、ホークスが2-1と勝ち越しに成功します。
4回、2番手の奥村政稔が源田に四球、山川に死球を与えてランナー2人背負い、2死1,3塁で栗山から三振を奪いピンチを脱する。
5回、ホークスは2死1,2塁と追加点のチャンスを作り、前の打席でタイムリーを打った内川が、またもストレートをライトへ弾き返すタイムリーヒット。2打席連続タイムリーで1点を追加し、3-1とリードを拡げます。
6回、ホークスはドラフト1位ルーキーの甲斐野央が登板。1死から源田にヒットを許しますが、外崎をレフトフライ、山川を遊撃ゴロに退け、無失点の好投を披露しました。
8回、5番手の嘉弥真新也が相手のタイムリーで1点を失い、3-2と1点差に迫られますが、その裏に無死2,3塁から上林がライト前タイムリーを放って4点目。さらに西田哲朗のレフト前タイムリーでもう1点奪い、5-2と突き放す。最後は森唯斗が締めてゲームセット。ホークスが西武に前夜の雪辱を果たしました。



2019年3月6日 ソフトバンク vs 西武
(ソフトバンク1勝1敗、ヤフオクドーム 観客数:30057人)
L 010 000 010 2
H 101 010 02x 5
勝敗投手
勝:大竹(1勝)
S:森(1S)
負:今井(1敗)
本塁打
【西】山川2号ソロ
【ソ】牧原1号ソロ


西武との開幕前哨戦の2戦目は、牧原選手の先頭打者アーチ、内川選手の2打席連続タイムリーなど5点を奪い、投手陣は6人の投手リレーで西武打線を2点に抑えました。この2連戦は1勝1敗の五分、西武には練習試合を含めて2連敗していましたが、その連敗がストップできて良かったんじゃないかと思います。
まず投手陣は、先発の大竹投手が3回まで投げて被安打2・1奪三振・1四死球・1失点。2回に山川選手に一発を浴びた後、四球の走者を背負いましたが、併殺打でピンチを脱出。3イニング目には秋山選手から三振を奪い、3者凡退に抑えました。工藤監督からも「開幕ローテ候補の1人」と評価しました。勝ち投手になったから、先発ローテ入りに一歩近づいたかな。
新人投手も2人登板し、4回から2番手で登板した奥村投手は2イニングを投げて無失点。6回に登板した甲斐野投手は、8球全てストレートを投げてMAX157キロを計測。前回の阪神戦に続き、無失点の好投を披露。さすがドラフト1位です。
育成の川原弘之投手も150キロ台を連発し、1イニング無失点。左肩と左肘の故障に泣かされ、2015年オフから育成契約が続いている川原投手。支配下復帰への戦いは続きます。
9安打を記録した打線の方は、内川選手が今井投手から2打席連続タイムリー。3回の打席では右中間へのタイムリー2塁打、5回の打席では低めの球をライト前に運びました。4番に座ったグラシアル選手もヒット2本を放ちました。日曜日の阪神戦では西勇輝投手から3ラン本塁打を打ち、3試合連続ヒットと打撃好調です。先頭打者アーチの牧原選手は、高めのストレートを強振し、ライトスタンドへの完璧な一発。二塁手のレギュラー争いで一歩リードか?

今後のオープン戦の日程は、9日と10日にタマホームスタジアム筑後(HAWKSベースボールパーク筑後)で東京ヤクルトスワローズとの2連戦、12日から14日までは読売ジャイアンツとの3連戦が控え、さらには敵地での横浜DeNA戦、ヤクルト戦とセリーグ勢との対戦が続きます。



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ホークス新入団選手発表会見。この中から未来の主力となるのは誰だ?

2018年12月06日 | HAWKS

福岡ソフトバンクホークスの新入団選手発表会見が6日、福岡市内のホテルで行われました。今年10月のドラフト会議で、支配下7選手、育成4選手、合計11名の選手を指名。新人選手たちはこの入団会見で、ホークスのユニフォーム姿を初めて披露しました。



ドラフト1位:甲斐野央 投手(かいのひろし、東洋大学)=背番号20
最速159キロの剛速球が武器の甲斐野投手。東洋大では抑え役だったから、プロでもクローザーを志望しています。


ドラフト2位:杉山一樹 投手(三菱重工広島)=背番号40
身長193センチの大型右腕。「息の長い選手になる」ことを目標としています。

ドラフト3位:野村大樹内野手(早稲田実業高校)=背番号55
早実時代は先輩の清宮幸太郎選手(現・日本ハム)を差し置いて、1年生から4番を務めました。高校通算68本塁打のパワーをプロでも炸裂できるか注目だ。

ドラフト4位:坂東湧梧投手(JR東日本)=背番号50
攝津正投手の背番号を受け継いだ坂東投手は2ケタ勝利が目標。自己紹介では緊張したのか「JR東日本より入社します」と言い間違えてしまった。笑いは一応取れたが、先行きが不安?攝津投手のように中継ぎから始めて、それから先発の柱となれるでしょうか。

ドラフト5位:水谷瞬外野手(岩見智翠館高校)=背番号59
「ホームラン王」が目標の水谷選手は、ヤンキースのスタントン選手を目指しているそうです。身長192センチは日本人野手で最長身。50mでも6秒台の俊足。「柳田悠岐2世」といえそう。

ドラフト6位:泉圭輔投手(金沢星稜大学)=背番号53
金沢星稜大学で初めてのプロ野球選手となった和泉投手は、五十嵐亮太投手が着けていた背番号を引き継ぎました。プロでの目標は「先発ローテーション」。

ドラフト7位:奥村政稔投手(三菱日立パワーシステムズ)=背番号63
大学を中退し、社会人時代は三菱重工長崎の休部も経験。私生活でも1児のパパ。家族のためにもプロの世界で花を咲かせたいところだ。



育成ドラフト組は、将来的には支配下に昇格するだろう選手が揃っています。
育成1位:渡辺陸捕手(神村学園高校)=背番号132
強肩・強打が持ち味のキャッチャー。「打てる捕手」をアピールして、支配下昇格を目指す。

育成2位:岡本直也投手(東京農業大学北海道オホーツク)=背番号133
北海道六大学野球リーグで通算11勝の実績を持つ左腕。大学の先輩だった周東佑京選手と再びチームメイトになりました。

育成3位:重田倫明投手(国士舘大学)=背番号138
右肘の疲労骨折の影響で、大学2年の東都大学野球春季リーグを最後に実戦での登板機会がないそうです。不安は残るが、這い上がってほしい。

育成4位:中村宜聖(たかまさ)外野手(西日本短期大学附属高校)=背番号142
潜在能力の高さから「新庄剛志2世」と言われている将来有望の選手。父の寿博さんは、1992年の夏の甲子園で全国制覇した時の主将でした。弟の敢晴君は筑陽学園で遊撃手のレギュラーを務めています。





新人選手のみなさん、この度はホークス入団おめでとうございます。プロの世界はとっても厳しいですが、1日でも早く一軍の舞台に立ち、やがてはホークスの中心選手に成長することを願っています。
ドラ1の甲斐野投手は、1年目から活躍が期待できる選手。まずは中継ぎで経験を積ませ、数年後にはサファテ投手のような絶対的クローザーになると思います。甲斐拓也捕手との「かいかいバッテリー」も楽しみです。
ドラ3の野村選手は早実OB・王貞治会長も期待を寄せています。『背番号55』といったら松井秀喜さん、西武の秋山翔吾選手といった強打者がつけているので、野村選手も背番号にふさわしい活躍をしてほしいなって思っています。松田選手と内川選手が引退した後は、野村選手が「右の主砲」になるかも。



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下剋上で日本一!福岡ソフトバンクホークスが4連勝で日本シリーズ連覇!

2018年11月04日 | HAWKS


「SMBC日本シリーズ 2018」広島東洋カープVS福岡ソフトバンクホークスは、第5戦を終えてホークスが3勝1敗1引き分けとリード。3日の第6戦からは再びマツダスタジアムに舞台が移ります。王手をかけたホークスが2年連続日本一を決めるのか、広島が本拠地で一矢を報いるのか?


両チームのスタメン
   【広島】    【ソフトバンク】
1(遊)田中広輔   (二)川島慶三
2(二)菊池涼介   (右)上林誠知
3(中)丸佳浩    (三)グラシアル
4(右)鈴木誠也   (中)柳田悠岐
5(一)松山竜平   (左)中村晃
6(三)安部友裕   (一)内川聖一
7(左)野間峻祥   (遊)西田哲朗
8(捕)石原慶幸   (捕)甲斐拓也
9(投)ジョンソン  (投)バンデンハーク

この日の先発投手は広島・ジョンソンVSソフトバンク・バンデンハークの外国人対決。ホークスはVS左対策として、川島が1番セカンドで先発出場。また、デスパイネが左膝痛、今宮健太が左太腿の違和感で欠場。今宮に代わって西田がショートに入りました。


1回、ホークスは先頭の川島が四球で出塁すると、1死後にグラシアルが投手ゴロ→ジョンソンが2塁に送球するも、広島2塁手・菊池がベースカバーに入っておらずセーフ。1死1,2塁で柳田2塁ゴロでランナーが進み、2死2,3塁としたが、中村が空振り三振に倒れて無得点。
その裏、ホークス先発・バンデンハークが広島先頭の田中にヒットを許す。続く菊池の送りバントが投手フライとなって1死となった後、丸の場面で1塁走者・田中がスタート→キャッチャー・甲斐が2塁に送球も判定はセーフ。しかし、工藤監督がリクエストを要求し、リプレー検証でショート・西田が先に田中をタッチしたということで、アウトに覆った。この日もまた「甲斐キャノン」が炸裂。その後、バンデンハークは丸を空振り三振に退け、3人で抑えました。
2回裏、バンデンハークは2死ながら2人の走者を背負い、バッター石原の場面で1塁走者・安部が盗塁を仕掛けるが、またもや甲斐が刺殺!甲斐はこの日2度目の盗塁阻止。
3回まで両チーム無得点で迎えた4回、ホークスは柳田が四球で出塁すると、続く中村がジョンソンの初球を捉えてレフト前ヒット。無死1,2塁で内川が送りバントを決めて2,3塁とチャンスを拡げ、西田がスクイズ敢行。ピッチャー前にうまくボールを転がし、その間に3塁走者・柳田が生還。ホークスがスクイズで先制点を奪います。
5回、川島と上林が倒れて2死となった後、グラシアルがジョンソンの5球目のスライダーを捉える。レフトへ飛んだ打球は、スタンドの上段に叩き込むソロ本塁打!ホークスが2点目を挙げ、日本一に近づきます。
2点の援護を貰ったバンデンハークは、5回に1死から安部にヒットを許すも、野間と代打・會澤翼を続けて三振を奪う。6回も走者を背負いながらも、後続を寄せ付けず。6回まで広島打線を無得点に抑える快投でマウンドを降りました。
7回からは武田翔太が2番手で登板。7回は先頭の鈴木誠也から三振を奪うなど、僅か7球で3人を抑える。
2点を追う広島は、8回に今季限りで現役を引退する新井貴浩が代打で登場。球場のボルテージが最高潮に達したが、遊撃ゴロに終わる。
2点リードのまま迎えた9回、ホークスはクローザー・森唯斗が登板。まず最初の打者・菊池を3塁ゴロに打ち取ると、続く丸をフォークボールで空振り三振に切って取って2アウト。そして4番・鈴木を三塁ゴロに仕留めて試合終了!ホークスが2-0の完封勝利で広島に4連勝!日本一を果たしました!



日本シリーズ 2018年11月3日(土)
広島VSソフトバンク 6回戦 マツダ
(ソフトバンク4勝1敗1分け、観客数:30723人)
ソ|000 110 000|2
広|000 000 000|0
勝:バンデンハーク(1勝1敗)
S:森(3S)
負:ジョンソン(1勝1敗)
本塁打
ソフトバンク: グラシアル 1号(5回表ソロ)



日本シリーズ第6戦は、ホークス打線が前回の対戦で1点に抑えられたジョンソン投手から、西田選手のスクイズ、グラシアル選手の本塁打で2点を奪いました。投げてはバンデンハーク→武田→嘉弥真→森のリレーで無失点に抑えました。対戦成績4勝1敗1引き分けで、福岡ソフトバンクホークスが平成最後の日本シリーズを制し、2年連続9度目の日本一を成し遂げました!
パリーグ2位のあと、クライマックスシリーズで日本ハムと西武を撃破。この日本シリーズでは1敗1引き分けから、ヤフオクドーム3連勝で勢いに乗り、この第6戦を制しました。第1戦が引き分けに終わったときは、「これは長くなりそうだな」って思いましたが、4連勝で決めましたね!ホークス球団創設80周年のメモリアルイヤーの今年は、Bクラス落ち、それに借金生活も経験し、ファンにとってはしんどいシーズンでしたが、最後は「下剋上日本一」で締め括りました!いやぁ~、連覇できてよかったなぁ。

この日の先発のバンデンハーク投手は、6回まで104球を投げ、被安打4・10奪三振・1四球・無失点の内容。前回の登板では5失点で敗戦投手となりましたが、この日は相手を寄せ付けない快投でリベンジを果たしました。1回と2回は走者を背負いましたが、3回と4回は3者凡退。特に4回は3者連続奪三振でした。
中継ぎ陣では武田投手がノーヒットピッチング。ポストシーズンでは中継ぎに回り、下克上に大きく貢献したといって良いでしょう。胴上げ投手となった森投手は、この日本シリーズで3セーブ2ホールドを記録し、優秀選手賞を受賞しました。今季は股関節のケガで離脱したサファテ投手に代わってクローザーを務め、37セーブでパリーグのセーブ王を獲得。代役といえども素晴らしい成績を残しました。
打線の方はわずか3安打でしたが、数少ないチャンスをモノにしました。今宮選手に代わって先発に起用された西田選手は、4回に試合の均衡を破るスクイズを成功。守備でも途中からサードを守り、好プレーまで披露しました。その前の中村選手の流し打ちも絶妙だったし、内川選手の送りバントが効きました。
5回に2点目のホームランを打ったグラシアル選手は、低めに落ちるスライダーをすくい上げ、レフトスタンドへの特大アーチ。打った後にホームランを確信していましたね~。「グラシアス、グラシアル!」


そして、今年の日本シリーズでMVPに選出されたのは、甲斐拓也捕手!育成出身でのMVPは史上初の快挙となります。バッティングでは打率.143とさっぱりな成績でしたが、シリーズ新記録の6連続盗塁阻止を記録しました。「甲斐キャノン」で広島の機動力を封じ、第6戦でも田中選手と安部選手を刺殺。盗塁阻止率はもちろん100%!守備が評価されてのシリーズMVPは本当に珍しいです。この後の日米野球でも甲斐キャノンを連発してほしいですし、東京五輪の侍ジャパンの正捕手になれたらいいなって思います。



平成最後の日本シリーズが終わり、この後は野球日本代表(侍JAPAN)の戦いが始まります。7日はヤフオクドームで台湾代表との親善試合、9日からはMLBオールスターチームとの「日米野球」が行われます。13日の第4戦・マツダスタジアムでは、前田健太投手の凱旋登板があるかも?4年前の日米野球では日本代表がメジャーを相手に勝ち越しましたが、今年は何勝できるのでしょうか?






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2018日本シリーズ第5戦 ホークスが本拠地3連勝で王手!延長10回に柳田のサヨナラ弾!

2018年11月02日 | HAWKS


「SMBC 日本シリーズ2018」も後半戦に突入。第4戦は福岡ソフトバンクホークスが上林誠知選手とデスパイネ選手のホームランなど4点を奪い、広島東洋カープに連勝しました。ヤフオクドーム3連戦最終日となる11月1日の第5戦、ホークスが3連勝で王手となるか?それとも広島が2勝2敗1分けのタイに持ち込むのか?



両チームのスタメン
  ソフトバンク       広島
1(右)上林誠知    (遊)田中広輔
2(二)明石健志    (二)菊池涼介
3(指)グラシアル   (中)丸佳浩
4(中)柳田悠岐    (右)鈴木誠也
5(左)中村晃     (指)松山竜平
6(一)内川聖一    (一)西川龍馬
7(三)松田宣浩    (三)安部友裕
8(遊)今宮健太    (捕)會澤翼
9(捕)甲斐拓也    (左)野間峻祥
 (投)千賀滉大    (投)大瀬良大地

第5戦の先発投手は、ソフトバンク・千賀VS広島・大瀬良。ホークスは2試合連続ホームランのデスパイネが、膝痛のため大事を取って欠場。グラシアルが3番DHに入り、中村が5番、内川が6番に入りました。連敗を止めたい広島は、6番に西川を起用、安部と野間の打順を入れ替えました。


両チーム無得点で迎えた2回、千賀が松山に2塁打を許すと、西川に四球を与える。安部2塁ゴロで2死1,3塁となり、會澤に初球を狙われ、センター前へのタイムリーヒットで1点を先制される。なおも2人の走者を背負い、野間にもライト前にヒットを打たれる。しかし、右翼手・上林が素早くバックホーム。ノーバウント返球で2塁走者・安部を本塁で封殺。千賀はなんとか1点で切り抜けます。
反撃したいホークスは、3回まで広島先発・大瀬良の前に0点に抑えられますが、4回に先頭の明石が四球で出塁すると、gグラシアルのレフト前ヒット、柳田の四球で無死満塁と攻め立てる。ヒットが出れば勝ち越しの場面で、中村が5球目のフォークを捉え、センター前タイムリーヒット。3塁走者に続き、2塁走者・グラシアルがヘッドスライディングで生還し、2-1と勝ち越しに成功。さらに内川が犠打を決め、1死2,3塁と追加点のチャンスを作ったが、松田と今宮が相次いで凡退しました。
5回、千賀が1死から田中にセンターへの2塁打を打たれるも、菊池を空振り三振に切って取り2アウト。続く3番・丸の場面で工藤監督が動き、千賀に代えて左腕のモイネロを送り込みます。しかし、モイネロが丸にストレートを打ち返され、ライトスタンドへの2ラン本塁打を被弾。2-3と試合をひっくり返される。継投策が裏目に出てしまった…。
リードされたホークスだが、その裏に反撃。甲斐と上林の連続ヒットで無死1,2塁とすると、明石がしっかりと送りバントを決める。グラシアルの場面で広島は大瀬良を諦めてヘルウェグにスイッチ。そのヘルウェグはグラシアルに死球を当ててしまい、1死満塁。同点または逆転の場面で柳田に打席が回るも、結果は投手ゴロ。投手が本塁に投げられず、1塁がアウトになる間に3塁走者が生還し、3-3の同点。
6回、ホークスは武田翔太が3番手で登板しますが、2死を取ってから會澤に変化球を合わせられ、レフトポール際のホームランテラスへのソロ本塁打を打たれる。スコアも3-4とまたもリードされる展開に。
それでもホークスは諦めません。7回に1死走者無しから明石が広島4番手・フランスアの7球目を捉え、ライトスタンドに飛び込むソロ本塁打!4-4とまた振り出しに。
9回、抑えの森唯斗が1死から田中にヒットを許し、2死2塁で丸に2球目のシュートを痛打されたが、上林が好捕して勝ち越し阻止。ホークスはその裏、1死1,2塁と一打サヨナラのチャンスだったが、明石とグラシアルがフライに倒れて2者残塁。4-4のまま延長戦に突入。
迎えた10回裏、ホークス先頭の柳田が、広島5番手・中崎翔太の2球目をフルスイング!ライトへ打ちあがった打球は、ホームランテラスへ!柳田のサヨナラホームランで、ホークスが5-4と逆転勝利を飾りました!!



日本シリーズ 2018年11月1日(木)
ソフトバンクVS広島 5回戦 ヤフオク
(ソフトバンク3勝1敗1分、35,917人)
広|010 021 000 0 |4
ソ|000 210 100 1x|5
勝敗投手
勝:加治屋(1勝)
負:中崎(1敗)
本塁打
広島: 丸 1号2ラン, 會澤 1号ソロ
ソフトバンク: 明石 1号ソロ, 柳田 1号ソロ



福岡ヤフオクドームでの最後の一戦は、シーソーゲームの試合となり、今シリーズ2度目の延長戦となりましたが、10回裏にホークスの4番・柳田選手のサヨナラホームランで決着がつきました。ホークスは本拠地・ヤフオクドームで3連勝を果たし、2年連続の日本一に王手をかけました。そして、日本シリーズでの本拠地連勝記録も12に伸ばしました。本当にホークスはヤフオクドームでは無敵ですよね~。
一方の広島は、丸選手に一発が飛び出したけど痛恨の3連敗。2年前も札幌ドームで3連敗を喫し、しかも第5戦に中崎投手がサヨナラ満塁ホームランを撃たれました。2年前の悪夢と同じですね…。その広島ですが、日本シリーズで敵地8連敗だそうです。(1991年のVS西武戦第6戦から連敗継続中)

この試合のヒーローとなった柳田選手、3打席目に投手ゴロで打点1を挙げたけど、第4打席までノーヒット。迎えた10回の第5打席目で、待望の日本シリーズ第1号ホームランを放ちました。内角に入ったスライダーを捉えると、弾丸ライナーでライトのホームランテラスに直撃。試合後のインタビューでは「打った際にバットが折れた」そうですが、力技でホームランにしてしまうのは信じられん。本当にホークスの4番としての仕事を果たしてくれました!
7回に同点のソロ本塁打を打った明石選手、シーズン中は本塁打が1本でしたが、この舞台で値千金の一発を放ちましたね。5番に入った中村選手は、大瀬良投手から2打席連続ヒットを放ち、第2打席では無死満塁から2点タイムリーヒットを打ちました。上林選手は守備で貢献し、2回にはレーザービームで2塁走者の生還を阻止すると、9回には丸選手の右中間へ抜けそうな当たりをキャッチしました。

投手陣の方は、先発の千賀投手が5回途中(4回2/3)まで被安打4・4奪三振・3四死球・2失点。勝ち投手の権利獲得まであと1人のところで降板。代わったモイネロ投手が丸選手に一発を浴びました。千賀投手が続投していれば丸選手を抑えられたのになって思いました。
勝ち投手になったのは、延長10回に7番手で登板した加治屋蓮投手。2日前の第3戦では2本の本塁打を浴びて5失点と炎上。この日は先頭打者に四球を与え、得点圏に走者を背負いながらも無失点ピッチング。雪辱を果たし、シリーズ初勝利を手にしました。まあ「加治屋蓮が打たれて、火事やねん」にならなくてよかった。

福岡ヤフオクドームでの3試合を終えて、11月3日から再びマツダスタジアムに舞台を移します。「下剋上での日本一」まであと1勝のホークスですが、先週末のアウェー戦は1敗1分けでした。膝に不安を抱えているデスパイネ選手は代打での出場が濃厚。それに松田選手が不振だから、グラシアル選手が三塁を守った方がいいと思います。総力戦で日本一を掴め!できれば土曜日に決めて…。












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日本シリーズ2018 第4戦 投打噛み合いホークスが連勝!デスパイネは2戦連発!

2018年10月31日 | HAWKS


「SMBC日本シリーズ2018」福岡ソフトバンクホークスVS広島東洋カープは、第3戦までを終えて1勝1敗1引き分けと全くの互角。10月31日の第4戦で勝った方が日本一に一歩近づきます。ソフトバンク・東浜巨VS広島・野村祐輔の先発で始まった第4戦、2勝目を挙げたのはどっちだ?




両チームのスタメン
  ソフトバンク       広島
1(右)上林誠知    (遊)田中広輔
2(二)明石健志    (二)菊池涼介
3(一)内川聖一    (中)丸佳浩
4(中)柳田悠岐    (右)鈴木誠也
5(指)デスパイネ   (指)松山竜平
6(左)中村晃     (一)バティスタ
7(三)松田宣浩    (左)野間峻祥
8(遊)今宮健太    (捕)會澤翼
9(捕)甲斐拓也    (三)安部友裕
 (投)東浜巨     (投)野村祐輔


1回、ホークス先発・東浜が1死から菊池にレフト前ヒットを許すと、3番・丸に4球目のストレートを狙われ、右中間フェンス直撃の2塁打。跳ね返ったボールを中堅手・柳田が処理すると、2塁手・明石が本塁に送球。1塁走者の菊池が3塁を蹴って本塁上でヘッドスライディングを見せたが、判定はアウト。ホークスの見事な中継プレーで先制点を阻止したが、なおも2死2塁で広島4番・鈴木が登場。東浜は鈴木に対し、ストレートで見逃し三振に退けて3アウト。東浜が初回を0点に抑えます。
先制点が欲しいホークスは、2回まで広島先発・野村の前にノーヒット。3回も松田と今宮が倒れて2アウトとなりますが、甲斐がチーム初安打となるレフト前ヒットで出塁。続く1番・上林が野村の4球目のスライダーを捉える。ライトへ高く上がった打球は、スタンド中段に飛び込む2ラン本塁打!上林の完璧な一発でホークスが2点を先制します。
2点の援護を貰った東浜ですが、4回に2死走者無しで鈴木誠也に高めのストレートを狙われ、左中間スタンドへのソロ本塁打を浴びてしまい、1点を失います。
1点差となったホークスは、4回裏に2死走者なしでデスパイネが野村の4球目を狙い撃ち!打球はレフトスタンド一直線。デスパイネの2試合連続ホームランで、ホークスが3-1と再び2点差に拡げます。
5回、東浜が1死から會澤に四球を与えますが、安部を2塁ゴロ→2塁封殺。2死1塁で1番・田中の場面で、1塁走者・安部が盗塁を試みますが、キャッチャー・甲斐が矢のような送球を見せ、安部を2塁刺殺!無失点に抑えた東浜は、勝ち投手の権利を得て降板しました。
6回、モイネロが2番手で登板し、四球を2個出しながらも得点を与えず。その裏、先頭の柳田がヒットで出塁すると、1死後に中村がライト前ヒットを放ち、1死1,3塁とする。一打追加点のチャンスに、松田に代えて長谷川勇也が打席に立ち、広島3番手・今村猛の初球を叩き、センター前に抜けるタイムリーヒット。長谷川が代打起用に応え、ホークスが4点目を奪います。
終盤に差し掛かり、ホークスは7回に武田翔太、8回は嘉弥真新也と繋ぎ、9回は抑えの森唯斗が3者凡退で締めてゲームセット。ホークスが4-1で広島に連勝しました。




日本シリーズ 2018年10月31日(水)
ソフトバンクVS広島 4回戦 ヤフオク
(ソフトバンク2勝1敗1分、観客数:35796人)
広|000 100 000|1
ソ|002 101 00X|4
勝:東浜(1勝)
S:森(2S)
負:野村(1敗)
本塁打
広: 鈴木 3号ソロ
ソ: 上林 1号2ラン, デスパイネ 2号ソロ



日本シリーズ第4戦は、ホークスが広島先発・野村投手から2本のホームランを浴びせ、投げては東浜投手が5回1失点の内容、中継ぎ陣4人が無安打に抑えました。前日の試合はド派手な乱打戦でしたが、この日はホークスの投打が噛み合いましたね。本拠地・ヤフオクドームで連勝し、対戦成績2勝1敗1引き分けと白星先行。本拠地11連勝は日本シリーズ新記録だそうです。逆にセリーグはパリーグ本拠地で14連敗。別の意味ですごいな。
この日の先発投手の東浜投手は、5回まで79球を投げ、被安打4・4奪三振・1四球・1失点の内容。立ち上がりに丸選手に2塁打を打たれながらも、チームメイトの好プレーに助けられて無得点。4回には鈴木選手にソロ本塁打を被弾しましたが、失点はこれだけでした。東浜投手は昨年の日本シリーズで2試合投げて未勝利、今季のクライマックスシリーズでも2試合で勝ち星がありませんでした。ただ、この日の試合で勝ち投手になり、待望のポストシーズン初勝利を果たしました。
打線の方は、上林選手が3回に日本シリーズ初アーチとなる先制2ラン本塁打。野村投手のど真ん中のスライダーをしっかり捉え、ライトスタンドへ運びました。7回の打席でもライトポール際に大飛球を飛ばし、2本目のホームランかと思われましたが、リプレー検証の結果ファウル。見た感じではホームランだったけどな~。審判の判定、本当に納得いかないわ。今シリーズの初戦では4三振を喫し、6打席ノーヒット。2戦目はスタメンから外れましたが、本拠地に戻って2試合連続安打を記録。打率.133とまだ低いですが、だんだん調子を上げてくれると思います。
2戦連発のデスパイネ選手、前日は右方向に飛ばしましたが、この日はレフトへの豪快な一発。2日続けて「デスパ、いいばい!」。ホークスが日本一になった場合、デスパイネ選手がMVPになるかもな。6回に貴重なタイムリーヒットを打った長谷川選手も、ベテランとしての意地を見せてくれました。工藤監督の代打策がまたしても当たりましたね~。

福岡3連戦の最終日となる11月1日の第5戦は、ソフトバンク・千賀滉大VS広島・大瀬良大地の予告先発で行われます。この2人は27日の第1戦で投げ合い、千賀投手は4回2失点、大瀬良投手は5回2失点という内容でした。千賀投手は初回に2点を失ったけど、2回以降は無安打と立ち直りました。千賀投手が大瀬良投手との投手戦に勝って、本拠地3連勝で日本一に王手をかけてほしい!




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2018 SMBC日本シリーズ第3戦 ホークスが乱打戦に勝利し、1勝1敗1分けの五分に戻す!

2018年10月30日 | HAWKS


プロ野球の日本一を決める「2018 SMBC日本シリーズ」福岡ソフトバンクホークスVS広島東洋カープは、27日から開幕。マツダスタジアムで2試合は、第1戦は延長12回の末2-2の引き分け、第2戦は広島が5-1で快勝しました。30日の第3戦からは、ホークスの本拠地・福岡ヤフオクドームでの3連戦。福岡に戻ったホークスが、打線爆発で逆襲なるか?



両チームのスタメン
   ソフトバンク        広島
1番(右)上林誠知     (遊)田中広輔
2番(二)明石健志     (二)菊池涼介
3番(三)グラシアル    (中)丸佳浩
4番(中)柳田悠岐     (右)鈴木誠也
5番(指)デスパイネ    (指)松山竜平
6番(左)中村晃      (一)メヒア
7番(一)内川聖一     (左)野間峻祥
8番(遊)今宮健太     (捕)會澤翼
9番(捕)甲斐拓也     (三)安部友裕
  (投)ミランダ     (投)九里亜蓮



第3戦の先発投手は、ソフトバンク・ミランダVS広島・九里。1回、ホークス先発・ミランダが広島先頭の田中に四球を与えますが、続く菊池を3球三振に切って取ると、3番・丸を直球で空振り三振を奪い、さらにキャッチャー・甲斐が1塁走者・田中の盗塁を阻止。「甲斐キャノン」でチャンスを作らせません。
先制点が欲しいホークスは、1回に1死から明石がヒットで出塁し、2死2塁で4番・柳田に打席が回るも空振り三振に倒れる。2回も内川がヒットを放つも後続が凡退して無得点に終わります。
3回、ミランダが野間と會澤に連打を浴びると、田中の四球で1死満塁のピンチを招きます。しかし、この場面で菊池と丸から連続三振を奪う快投。最大のピンチを0点で切り抜けます。
0-0で迎えた4回裏、ホークスは1死から柳田が四球を選んで出塁すると、デスパイネも四球で1,2塁のチャンス。一打先制の場面で、中村が九里の4球目を叩き、ライト前へのタイムリーヒット!2塁走者・柳田が生還し、ホークスが1点を先行。なおも走者2人置いて、今宮が2球目を捉え、レフト前へのタイムリーヒットで1点を追加し、2-0とします。
5回、ここまで無失点のミランダが、9番・安部にライトへのソロ本塁打を浴びて1点を失う。
その裏、ホークスは上林とグラシアルのヒットで1死1,3塁とし、柳田が4球目を引っ掛けて併殺打かと思われたが、広島1塁手・メヒアが2塁へ悪送球。この間にランナーが生還して3点目。この後、デスパイネの内野ゴロの間にもう1点追加し、4-1と3点差に拡げます。
だが6回、ミランダがこの回先頭の広島4番・鈴木にライトスタンドへのソロ本塁打を被弾。さらに1死1,2塁でホークス2番手・高橋礼が會澤にライト前タイムリーを打たれ、4-3と1点差に迫られる。なおもピンチが続いたが、3番手・モイネロが安部を併殺打に打ち取り、広島の反撃を断ち切ります。
6回裏、ホークスは2アウトから明石がレフト前ヒット、グラシアルがセンター前ヒットでつなぎ、1,3塁の場面で柳田が三塁へのタイムリー内野安打で1点追加。なおも1,2塁でデスパイネが広島3番手・岡田明丈の3球目のストレートをライトへ打ち上げ、ライトスタンドに飛び込む3ラン本塁打!ホークスは4連打で4点を挙げ、8-3と突き放す。さらに7回、途中出場の高谷裕亮がライトへのソロ本塁打を放ち、9-3とリードは5点に。
ところが8回、ホークス5番手・加治屋蓮が先頭の鈴木にレフトへのソロ本塁打を浴びて1点を失う。加治屋はこの後、2本のヒットと1つの四球で1死満塁のピンチを背負う。1点に留めたいところだったが、安部に甘く入ったカーブを狙われ、ライトホームランテラスへの満塁本塁打を浴びてしまう。この回5点を奪われ、スコアも9-8と1点差。
9回、ホークスは抑えの森唯斗が登板し、2死1,3塁と一打同点のピンチ。しかし、野間を内野ゴロに退けてゲームセット。ホークスが広島との乱打戦を制しました。






日本シリーズ 2018年10月30日(火)
ソフトバンクVS広島 3回戦 ヤフオク
(ソフトバンク1勝1敗1分け、35,746人)
広|000 012 050|8
ソ|000 224 10X|9
【勝】ミランダ(1勝)
【敗】九里(1敗)
【S】森(1S)
本塁打
[広] 安部 1号ソロ,2号満塁 、鈴木 1号ソロ、2号ソロ
[ソ] デスパイネ 1号3ラン、髙谷 1号ソロ



福岡ヤフオクドームでの初戦は、両チーム合わせて28安打、17得点、6本塁打の乱打戦となりました。ホークスが点を取る度に広島が追撃するという展開でした。ホークスが6回に4点、7回に高谷選手のホームランで一時は6点差まで拡げたので、もう安心だろうと思いました。ただ、広島の追い上げっぷりは脅威を感じたし、最後に登板した森投手も危なかったです。ホークスファンにとっては怖くて見ていられなかったよ!
日本シリーズ第3戦は本当にホークスが勝ってよかったです。広島では打線に元気がなかったけど、この日は12安打で9得点。日本シリーズ初本塁打のデスパイネ選手が4打点の活躍を見せれば、途中出場の高谷選手が追加点の一発を放ちました。それに明石選手、グラシアル選手、柳田選手の3人が揃って2安打のマルチヒット。敵地での2試合はいい所がなかった柳田選手、6回にタイムリー内野安打で今シリーズ初打点を記録。調子を取り戻せたかどうかわかりませんが、ギータの特大アーチが見たいぞー!
投手陣は、先発のミランダ投手が6回途中(5回0/3)まで90球を投げ、被安打7・7奪三振・2四球・3失点で勝利投手になりました。菊地選手を2打席連続三振、要注意人物の丸選手を3連続三振を奪いました。立ち上がりからランナーを背負い続けましたが、初回の三振ゲッツー、3回の1死満塁のピンチを凌ぐなど、粘りの投球を見せました。
中継ぎ陣では、6回1死1,2塁の場面で3番手として登板したモイネロ投手が、同点のピンチを抑える好リリーフ。その裏のホークスの4得点を呼び込みました。一方、8回に登板した加治屋投手は、本塁打を2発浴びて5失点…。この先に不安を残す内容となりました。

ホークスが今シリーズ初白星を挙げ、対戦成績も1勝1敗1分けの五分。しかもヤフオクドームで10連勝達成ですよ。第4戦の予告先発は、ソフトバンク・東浜巨VS広島・野村祐輔となっています。しんどい試合が続いているので、次こそはスッキリ勝ってもらいたいです。めざせ2年連続日本一!



 






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福岡ソフトバンクホークスがパリーグ王者・西武に下克上!2年連続で日本シリーズ進出決定! 

2018年10月22日 | HAWKS

パリーグのクライマックスシリーズ・ファイナルステージ「埼玉西武ライオンズVS福岡ソフトバンクホークス」は、21日にメットライフドームで第5戦が行われました。ここまでの4試合は、第1戦はホークス勝利、2戦目は西武の勝利。第3戦と第4戦はホークスが2連勝を果たし、3勝2敗で日本シリーズ進出に王手をかけました。ホークスは第5戦も勝利を挙げ、下克上達成となるのか?



両チームのスタメン
   埼玉西武     ソフトバンク
1(中)秋山翔吾   (右)上林誠知
2(遊)源田壮亮   (二)明石健志
3(二)浅村栄斗   (三)グラシアル
4(一)山川穂高   (中)柳田悠岐
5(左)栗山巧    (指)デスパイネ
6(右)外崎修汰   (一)中村晃
7(三)中村剛也   (左)長谷川勇也
8(捕)森友哉    (遊)西田哲朗
9(指)メヒア    (捕)甲斐拓也
 (投)ウルフ    (投)高橋礼




1回、ホークスは西武先発・ウルフの立ち上がりを攻め立てます。1番・上林がウルフの初球を叩いてライトへの2塁打を放つと、明石が死球で出塁。無死1,2塁でグラシアルが意表を突くセーフティバントを仕掛けて内野安打。無死満塁の大チャンスで柳田に打席が回り、柳田は6球目の変化球を左中間に弾き返し、走者一掃のタイムリー2塁打!ホークスが初回に3点を先行します。
追加点が欲しいホークスは、2回に西田のヒット、甲斐の犠打で1死2塁と再び得点圏に走者を置くも、上林の1塁ライナー→2塁走者・西田が戻れず併殺打。3回も先頭の明石がヒットで出塁するも、1死2塁から柳田とデスパイネが倒れて無得点。4回まで毎回ランナーを出しながらも、追加点が取れません。
ホークス先発の高橋は、初回に西武の上位3人をしっかり抑えると、2回と3回も3者凡退の好投。4回に1死から源田にこの日初めてのヒットを許し、4番・山川にもヒットを浴びますが、栗山を空振り三振に仕留め、0点で切り抜けます。
5回、ホークス上位打線がウルフの前に3者連続三振。その裏に高橋が先頭の外崎に内野安打を許すと、続く中村剛にもヒットを打たれ、無死1,3塁のピンチを背負い、森友哉にライト前タイムリーヒットを浴びて1点を返される。なおも無死1,3塁のピンチでメヒアを遊撃ゴロ併殺打に仕留めて2アウトを取ったが、その間に3塁走者が生還し、3-2と1点差に詰め寄られる。
この後、高橋が秋山に内野安打を許したところでホークスベンチが動き、高橋を下げてモイネロを2番手に送り込む。2死1塁でバッター・外崎の場面で、1塁走者・秋山が2塁への盗塁を試みる。キャッチャー・甲斐の送球と秋山の足がほとんど同時だったが、審判の判定はアウト。すると西武の辻監督がリクエスト(ビデオ判定)を要求。10分以上の検証の結果、アウトの判定は覆らず。スタンドからは大きなブーイングが起こりました。
ホークス1点リードで迎えた6回、この回先頭の柳田がウルフの4球目をライトへ打ち上げ、スタンドに飛び込むソロ本塁打!4番の一振りでホークスに4点目が入る。2死後、長谷川と西田の連続ヒットで1,3塁とチャンスを作ったが、甲斐が三振に倒れて2者残塁に終わりました。
だがその裏、モイネロが浅村にソロ本塁打を打たれ、4-3と再び1点差に。
8回、ホークスは途中出場の松田宣浩が四球で出塁すると、西田の3塁線への犠打がフィルダースチョイスを誘う。2死1,2塁の場面で、上林が西武5番手・マーティンの5球目を振り抜き、ライトオーバーのタイムリー3塁打!2人のランナーが一気に生還し、ホークスが2点追加!6-3と西武を突き放します。
追い詰められた西武は、8回裏に秋山の2塁打の後、浅村の内野ゴロで1点を返す。ホークスは9回裏に抑えの森唯斗が登板。栗山と外崎を抑えて2死を取りますが、中村剛にソロ本塁打を被弾して6-5。それでも次の森友哉を2塁ゴロに打ち取りゲームセット。ホークスが6-5で西武に競り勝ちました。


パリーグ クライマックスシリーズ 2018年10月21日(日) 
西武VSソフトバンク 第5戦 メットライフ
(ソフトバンク4勝2敗、観客数:31532人)
ソ|300 001 020|6
西|000 021 011|5
勝:石川(1勝)
S:森(1S)
負:ウルフ(1敗)
本塁打
ソ: 柳田 2号
西: 浅村 2号, 中村 1号



パリーグのクライマックスシリーズのファイナルステージ第5戦は、ホークスが何とか勝利を収めました。対戦成績4勝2敗(西武のアドバンテージ1勝含む)で、福岡ソフトバンクホークスが2年連続の日本シリーズ進出決定です!レギュラーシーズンは西武に6.5ゲーム差の2位だったけど、このCSファイナルで王者・西武に下克上を達成。CSを突破できるか不安でしたけど、5試合で44得点と打線が爆発。昨年の日本一チームの意地もあったし、CSファイナルの経験の差を見せつけましたね。強力打線の西武に打ち勝ったのは、自信になるんじゃないでしょうか。
この日の試合は、柳田選手が4打数2安打4打点の活躍を見せました。初回の打席で走者一掃のタイムリー2塁打、6回の第3打席ではライトスタンドへのソロ本塁打を放ちました。柳田選手はCSファイナルで打率.450、本塁打2本、8打点の活躍でMVPを獲得。日本シリーズでも4番としてチームを牽引し、2年連続日本一に導いてほしいです。
柳田選手以外では、西田選手が3打席連続ヒット&フィルダースチョイスで全打席出塁。3番に入ったグラシアル選手も3安打の猛打賞をマーク。最初の打席で決めたバントヒットは驚きましたわ。1番に入った上林選手は2本の長打を打ち、8回には2点タイムリー3塁打。昨年のCSでは結果が残せず悔し涙を流しましたが、この1年で大きく成長しました。
投手陣は、高橋礼→モイネロ→石川柊太→加治屋蓮→森唯斗の5人の投手リレーで逃げ切り。先発の高橋投手は、5回途中(4回2/3)を投げて被安打6・3奪三振・無四球・2失点。序盤の3回までは西武打線をパーフェクト、4回まで無失点の好投。5回には3連打を含む4本のヒットで2点を失い降板。あと1個アウトを取ればプロ入り初勝利でした…。でも、ポストシーズンでいい経験ができたんじゃないでしょうか。
勝ち投手となった3番手の石川投手は、1回1/3を投げて3奪三振・無失点の好リリーフ。石川投手と武田投手はファーストステージの日ハム戦の時から素晴らしいピッチングを見せてくれました。

2年連続日本シリーズ出場を決めた福岡ソフトバンクホークスは、27日から始まる「SMBC 日本シリーズ2018」で、セリーグ3連覇の広島東洋カープと対戦します。この両チームが日本シリーズで戦うのは初めてです。今季のセパ交流戦ではホークスが2勝1敗と勝ち越しておりますが…。広島出身で「カープファン」と公言している柳田選手は、かなり意識しているに違いない。
27日と28日はカープの本拠地・マツダスタジアム、30日~11月1日まではホークスの本拠地・ヤフオクドーム、第6戦まで続いた場合は、3日と4日にマツダスタジアムで開催予定です。ホークスは下克上の勢いをそのままに、広島を倒して2年連続日本一を達成できるでしょうか?



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柳田が自己最多タイの34本塁打!4連勝で西武に3ゲーム差!

2018年09月12日 | HAWKS

パリーグもいよいよ終盤戦。現在3連勝中で首位・西武に4ゲーム差で追っている福岡ソフトバンクホークスは、12日に楽天生命パークで東北楽天ゴールデンイーグルスと対戦。15日からの西武との直接対決を前に、勝って弾みをつけたいところでした。この日の試合は、ソフトバンク・武田翔太VS楽天・辛島航の先発で始まり、ホークスの主砲が大活躍です。


両チームのスタメン
  ソフトバンク      東北楽天
1(二)牧原大成    (中)田中和基
2(遊)今宮健太    (一)銀次
3(左)中村晃     (左)島内宏明
4(中)柳田悠岐    (指)今江年晶
5(指)グラシアル   (三)内田靖人
6(三)松田宣浩    (二)藤田一也
7(右)上林誠知    (捕)嶋基宏
8(捕)甲斐拓也    (遊)西巻賢二
9(一)西田哲朗    (右)八百板卓丸
 (投)武田翔太    (投)辛島航



1回、ホークスは1死から今宮の四球、中村のヒットで1死1,3塁のチャンスを作ると、4番・柳田が楽天先発・辛島の3球目の変化球をライト前に弾き返すタイムリーヒットで1点を先制。その裏、ホークス先発の武田が、連続ヒットで1死1,2塁のピンチを背負いますが、楽天4番・今江を2塁ゴロ併殺打に仕留め、0点で切り抜けます。
ホークス1点リードの4回、この回先頭の柳田が、辛島の初球カーブをジャストミート。ライトへ高く上がった打球は、ライトスタンド中段に飛び込むソロ本塁打。またも4番の一打でホークスが1点追加。2死後、上林が四球を選ぶと、甲斐が2球目を捉え、ライトスタンドへの2ラン本塁打を放ち、4-0とリードを拡げます。
4点の援護を貰った武田ですが、4回裏に3者連続四球で満塁の走者を背負います。内田のセンター犠牲フライで1点を許すと、藤田の犠牲フライでもう1失点。その後、嶋の内野ゴロで3アウト。
4-2と2点差に詰められたホークスは、5回に2本のヒットで1死1,3塁。一打追加点の場面で再び柳田に打順が回り、辛島のストレートを叩いてレフト前タイムリーヒットで5点目。なおも2人の走者を置いて、グラシアルのライト前タイムリーヒットで1点を追加すると、松田のレフト犠牲フライでもう1点。この回3点を挙げ、7-2とします。
終盤に入ってもホークス打線の勢いは止まりません。7回に無死2,3塁から代打・長谷川勇也の内野安打で8点目。さらに松田の遊撃ゴロ併殺崩れの間に9点目。
9回には1死1塁から長谷川が楽天6番手・菅原秀のストレートを打ち上げ、ライトへの2ラン本塁打を放って11-2。松田がヒットの後、上林が右中間フェンス直撃のタイムリー2塁打で12点目。この後西田の犠牲フライもあり、9回に4点追加。ホークスが13-2で楽天に圧勝しました。


パリーグ 2018年9月12日(水)
楽天VSソフトバンク 25回戦 楽天生命
(ソフトバンク16勝9敗、観衆21,025人)
ソ|100 330 204|13
楽|000 200 000|2
[勝] モイネロ 44試合 5勝 1敗
[敗] 辛島 21試合 4勝 9敗
[本] 柳田 34号、 甲斐 7号、 長谷川勇 5号2ラン



楽天との2連戦の2戦目は、ホークスが2ケタ得点の猛攻で快勝しました。柳田選手が自己最多タイの34号本塁打を放ち、甲斐選手と長谷川選手にもホームランが出ました。投手陣も5人の投手リレーで、楽天打線を2点に抑えました。ホークスは土曜日のオリックス戦から4連勝としました。これで楽天との対戦は全て終了し、ホークスが16勝9敗の勝ち越しとなりました。最後は敵地で5連勝でしたね。
この日のホークス打線は、15安打で13得点を記録。柳田選手はこの試合5打席連続ヒットで3打点。最初の打席で先制タイムリー、2打席目にはライトスタンドへの大きな一発。3打席目にはレフトへの技ありタイムリーを打ちました。第4打席にはレフトへの2塁打を打ち、3塁打が出ればサイクルヒットでしたが、5打席目はシングルヒットでした。本塁打数も自己最多タイに並び、打率も.360に上昇。現在95打点で、自身初の100打点まであと5点に迫りました。
柳田選手以外では、7回に代打で登場した長谷川選手が3打点。最初の打席でタイムリー内野安打、9回には今季5号2ラン本塁打を放っています。1番打者の牧原選手も打撃好調が続いていて、この試合2安打のマルチヒットでした。
投手陣は、先発の武田投手が4回まで投げて被安打2・3四球・2失点。初回に2者連続ヒットのピンチを作りながらも無失点に抑え、2回と3回は3者凡退に抑えました。しかし、4イニング目に3者続けて四球を許した後、2者連続犠牲フライで2点を失い降板となりました。ていうか、楽天は無死満塁から犠牲フライしか点が取れなかったのは酷くないですか。
勝ち投手となったのは、5回から2番手で登板したモイネロ投手で、2イニングを投げて打者6人をパーフェクトに抑えました。モイネロ投手はこの日に1軍に昇格し、すぐに白星をゲット。今年6月22日のオリックス戦以来となる今季5勝目を挙げました。

この日はホークスが勝ち、首位の西武がオリックスに0-7で敗戦。首位・西武に3ゲーム差に迫りました。15日からはメットライフドームにて、西武とホークスの首位攻防戦が行われます。敵地で勝ち越せば逆転優勝の夢が広がるけど、3タテされたらギブアップかも…。今度の天王山は優勝争いを左右する重要な3連戦。一戦必勝、総力戦で西武を倒せ!









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グラシアルが延長12回にサヨナラ満塁弾!首位・西武を3タテし、破竹の9連勝!

2018年08月27日 | HAWKS

8連勝と勢いに乗る福岡ソフトバンクホークスは、26日もヤフオクドームで埼玉西武ライオンズと対戦。3カード連続の同一カード3連勝を懸けた一戦は、劇的な幕切れとなりました。



両チームのスタメン
  ソフトバンク     埼玉西武
1(二)牧原大成   (中)秋山翔吾
2(遊)今宮健太   (遊)源田壮亮
3(指)グラシアル  (二)浅村栄斗
4(中)柳田悠岐   (一)山川穂高
5(三)松田宣浩   (右)外崎修汰
6(左)中村晃    (三)中村剛也
7(一)明石健志   (指)メヒア
8(捕)甲斐拓也   (捕)岡田雅利
9(右)福田秀平   (左)金子侑司
 (投)大竹耕太郎  (投)郭俊麟



ホークスは1回、2死からグラシアルが3塁への内野安打で出塁すると、柳田が西武先発・郭の初球を振り抜き、レフトスタンドへの2ラン本塁打で2点を先制。続く2回、2つの四球と福田の死球で2死満塁と追加点のチャンスを作り、今宮が5球目のストレートを捉え、レフトへの満塁本塁打!2回までに6-0と大量リードを奪います。
大量援護を貰ったホークス先発の大竹は、3回まで西武打線を0点に抑えます。4回に先頭の源田にライトへのソロ本塁打を被弾。6回には2死3塁から浅村にレフトへのタイムリー2塁打を打たれ1点を失うも、続く打者を打ち取り、6回まで2失点。
追加点が欲しいホークスは、5回に今宮がヒットで出塁するも後続が続かず。6回もヒットのランナーを出したものの、得点にはつながらず。3回から6回まで郭の前に追加点が奪えません。
ホークス4点リードの7回、大竹が先頭の外崎に2塁打を許すと、中村剛に四球を与える。1死1,3塁で代打・森友哉にレフト前タイムリーを打たれ、6-3。ここでホークスは大竹に代えて加治屋蓮が2番手のマウンドに上がりますが、金子に四球を与えて満塁。3番手で登板した嘉弥真新也が秋山を三振に仕留めるも、続く源田の押し出し四球で2点差に詰め寄られる。なおも満塁のピンチは続き、石川柊太が登板するが、浅村にセンターへの2点タイムリーを浴びてしまう。スコアも6-6の同点とされ、6点のリードが一気に消滅します。
流れは西武に傾き、8回にスアレスがヒットと四球の走者を背負い、2死1,3塁から金子の代打・栗山巧にライト前タイムリーを打たれ、6-7と逆転される。さらに秋山のタイムリー内野安打で追加点を献上し、6-8で2点差とされた。
それでもホークスは8回裏、先頭のグラシアルがバットを折りながらもレフト前にヒットを放つと、続く柳田が西武3番手・平井克典の3球目を打ち上げる。右中間に高く上がった打球は、ホームランテラスへと吸い込まれる!柳田のこの日2本目となる2ラン本塁打が飛び出し、8-8と再び振り出しに戻った!
試合はこのまま延長戦に突入し、10回に7番手の五十嵐亮太が満塁のピンチを背負うも、源田を三振に退けて勝ち越しを許さず。11回からは中田賢一が8番手で登板し、11回に2死1,2塁のピンチを0点で切り抜けると、12回は3者連続三振を奪います。
このまま引き分けかと思われた12回裏、1死から途中出場の西田哲朗がヒットで出塁すると、牧原もヒットでつなぐ。1死1,3塁の後、今宮が敬遠気味の四球で満塁とし、グラシアルに打席が回ります。3塁走者が生還すればサヨナラ、併殺打なら引き分けという場面で、西武8番手・増田達至の3球目のストレートを狙い撃ち!ライト方向に飛んだ打球は、ライトスタンドに突き刺さった!グラシアルのサヨナラ満塁ホームランで、ホークスが劇的サヨナラ勝ち!首位・西武を相手に同一カード3連勝です!



パリーグ 2018年8月26日(日)
ソフトバンクVS西武 18回戦 ヤフオクドーム
(ソフトバンク10勝8敗 ◇観衆38,530人)
西|000 101 420 000 |8
ソ|240 000 020 004x|12
[勝] 中田 19試合 5勝 3敗
[敗] 斉藤大 13試合 1勝 2敗
[本] 源田 2号
    柳田 29号2ラン、 柳田 30号2ラン
    今宮 8号満塁、 グラシアル 4号満塁



2回までに6点を挙げた時点で逃げ切り勝ちだと思われましたが、7回に6点差を追いつかれ、その後に逆転。これで負けたらショックが残ったけれど、8回裏に柳田選手の同点2ラン、延長12回にグラシアル選手のグランドスラムでサヨナラ勝利を収めました。予想外の総力戦だったけど、首位の西武を3タテに成功したのは大きいんじゃないですか?ホークスはこれで9連勝!西武とのゲーム差も「5.0」に縮まりました。「3カード連続3タテ」って何かの予兆かもしれませんね…。
この日ホークスが挙げた12得点は、全てホームランでした。まず柳田選手が先制2ランを同点2ランを放ち、2年連続で30本塁打を達成。柳田選手はこの3連戦で本塁打を4本もかっ飛ばしました。2回に満塁本塁打を打った今宮選手は、プロ入り初の満塁アーチ。内角低めの直球を捉え、その直後にバットを放り投げるくらいの完璧な一打でした。そして、グラシアル選手のサヨナラ満塁弾は痛烈な弾丸ライナー。何度見てもたまんないわぁ。グラシアル選手はこの試合3安打の固め打ちでした。
この日の投手陣は、先発の大竹投手が7回途中(6回1/3)まで投げて5失点。3回までは0点、6回までは2失点に抑えていたけど、7回に森友哉選手にタイムリーを打たれたところで降板となりました。前回の西武戦では8回まで2失点の好投でしたが…。大竹投手、次こそはプロ2勝目を挙げられると良いですね。
勝利投手となったのは、延長11回から8番手で登板した中田投手。2イニングを投げて5つの三振を奪いました。6月10日の中日戦以来となる今季5勝目で、自身のプロ通算100勝目となりました。本当は先発で100勝目を挙げたかったと思うけど、この白星は格別なものだと思います。

上位勢との6連戦で全勝したホークス、今後は28日と29日に千葉ロッテマリーンズとの2連戦、8月31日から9月2日まで東北楽天ゴールデンイーグルスとの3連戦が控えています。今後も勝ちまくれ!







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ホークス気がつけば8連勝!外国人左腕・ミランダ、ノーヒットノーランまであと少し!

2018年08月26日 | HAWKS

福岡ソフトバンクホークスは8月に入り調子が上向きになり、いつしかパリーグ2位に浮上し、現在7連勝中。波に乗れていない状態が結構続いていて、ホークスへの関心が薄れ、熱も冷めがちでしたが、連勝中と聞いてまた楽しみになってきました。ホークスは25日に福岡ヤフオクドームでパリーグ首位を行く埼玉西武ライオンズと対戦。カード初戦は、千賀滉大投手が菊池雄星投手に投げ勝ちました。首位・西武に連勝し、ゲーム差を縮めることができたのか?



両チームのスタメン
  ソフトバンク     埼玉西武
1(二)牧原大成   (中)秋山翔吾
2(右)上林誠知   (遊)源田壮亮
3(左)グラシアル  (二)浅村栄斗
4(中)柳田悠岐   (一)山川穂高
5(三)松田宣浩   (三)外崎修汰
6(一)中村晃    (指)中村剛也
7(指)長谷川勇也  (捕)森友哉
8(捕)甲斐拓也   (右)熊代聖人
9(遊)今宮健太   (左)金子侑司
 (投)ミランダ   (投)十亀剣


ソフトバンク・ミランダVS西武・十亀の先発で始まったこの試合、1回にミランダが3つのアウトを全て三振で奪うと、その裏のホークスの攻撃では、2死からグラシアルと柳田が連続で四球を選び、2死1,2塁で松田が十亀の2球目を捉え、レフト前へのタイムリーヒットで1点を先取します。
1点の援護を貰ったミランダは、2回と3回は3者凡退。4回は1死から浅村に四球を許した後、西武4番・山川にストレートをライトへ弾き返され、あわやホームランかと思われたが、フェンス手前で上林がキャッチ。ヒヤッとさせられたが、ここも0点で切り抜けます。
追加点が欲しいホークスは4回裏、この回先頭の松田が、十亀の5球目のスライダーを上手く合わせ、レフトホームランテラスに飛び込むソロ本塁打。ホークスが2-0とリードを拡げます。
6回、ここまでノーヒットピッチングのミランダが、源田に四球を与えるが、次の浅村を三振に仕留めて3アウト。この回も西武打線にヒットを許さず。6回裏のホークスは、グラシアルの2塁打、柳田と松田の連続四球で無死満塁のチャンスを作ると、中村晃がきっちりと犠牲フライを放ち3点目。なおも1死1,3塁とチャンスは続くも、長谷川が併殺打に倒れて1点止まり。
終盤を迎え、ミランダのノーヒットノーランの期待が次第に大きくなります。7回に山川と外崎を打ち取って2死を取ると、中村剛への6球目がセンターへ飛んだが、中堅手・柳田がフェンスに激突しながらもジャンピングキャッチ!味方の好守に助けられたミランダ、7回もノーヒット。8回も打たせて取るピッチングで3者凡退に抑え、ノーヒットノーランまであと3人。
8回裏、ホークスは1死走者なしから4番・柳田が西武3番手・増田達至から左中間スタンドへのソロ本塁打を放って4点目。さらに松田も続きます。増田のストレートを迷わず振り抜き、バックスクリーンへのソロ本塁打。2者連続アーチで5-0としました。
いよいよ9回。ミランダが大記録達成に向けてマウンドへ。まず先頭バッター・秋山を迎え撃つが、2球目のスライダーを打ち返され、ライトへのヒット。残念ながらノーヒットノーランの夢が断たれてしまった。となれば、完封勝利といきたいところだったが、1死2塁で浅村にタイムリーを打たれて1点失う。この後、外崎の四球でランナー2人背負ったところで降板。2番手の森唯斗が最後の打者を三振に退けてゲームセット。西武の反撃を振り切ったホークスが、5-1で勝利しました。



パリーグ 2018年8月25日(土)
ソフトバンクVS西武 17回戦 ヤフオクドーム
(ソフトバンク9勝8敗、観衆37,681人)
西|000 000 001|1
ソ|100 101 02X|5
[勝] ミランダ 2試合2勝
[S] 森 51試合1勝4敗25S
[敗] 十亀 18試合 5勝8敗
[本] 松田宣 25号、 松田宣 26号、 柳田 28号



うぁー惜しい!先発のミランダ投手が8回まで西武打線を無安打に抑え、ノーヒットノーランもあり得るかと思われましたが、9回に初安打を許し、その後に1点を失いました。本当にもったいないとしか言えませんわ。試合の方も松田選手の2本塁打、柳田選手の2試合連続ホームランなどで5点を奪って快勝。首位・西武に連勝したホークスは、今季初の8連勝。5カード連続での勝ち越しで、首位に6ゲーム差に縮めました。
先発のミランダ投手は、9回途中(8回2/3)まで120球を投げ、被安打2・8奪三振・4四球・2失点。先週のオリックス戦に続き、来日2連勝です。序盤から低めに落ちるフォークボールで三振を量産。四球の走者を出しながらも2塁を踏ませないピッチングを続けてきました。終盤の7回に柳田選手のファインプレーで雄叫びを上げると、8回もノーヒットピッチングでガッツポーズ。ノーヒットノーラン&完投勝利こそなりませんでしたが、見事な投球を見せてくれました。
ミランダ投手はキューバ出身の左腕で、シアトル・マリナーズ時代に通算13勝をマーク。今年7月4日に自由契約を受けた後、17日にホークスに入団しました。ミランダ投手が2連勝し、グラシアル選手も打撃好調。今のホークスの快進撃は、キューバ人選手が牽引していると言ってもいいだろう。
打線の方は全体で6安打。松田選手はこの試合2本のホームランを含む3安打3打点。第1打席で十亀投手から先制のタイムリーヒット、第2打席ではレフトへのソロ本塁打。8回の打席ではバックスクリーンへのダメ押しの一発。松田選手は今季、十亀投手からホームランを5本も打っております。どんだけ相性いいんだ。柳田選手は攻守で貢献し、打っては2戦連発、守備ではミランダ投手を助けるフェンス激突のキャッチを披露しています。ここまで本塁打の数が28本だから、2年連続30本塁打まであと2本です。盗塁数19個なんで、2度目のトリプルスリーは難しいかな?










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