押尾学容疑者がようやく逮捕。元マネージャーも証拠隠滅の疑い。

先週金曜日に合成麻薬・MDMAを譲渡した疑いで逮捕状を請求された元俳優の押尾学容疑者が、７日夕方に逮捕。他にも押尾容疑者の元マネージャー、容疑者の友人も合わせて逮捕されました。


この事件で逮捕されたのは３人の容疑は、押尾容疑者が麻薬取締法違反（譲渡）、知人でネット販売業者の泉田勇介容疑者も麻薬取締法違反、元マネージャー・遠藤亮平容疑者は証拠隠滅の容疑が持たれました。押尾容疑者は横浜市内、遠藤・泉田両容疑者は新宿区内で身柄を確保。３人の身柄は同日夜に警視庁・麻布警察署に移され、取り調べを行っております。
警視庁の調べによると、押尾容疑者は７月末に東京・六本木ヒルズのマンションの一室で泉田容疑者からMDMAを譲り受け、８月２日に飲食店従業員（ホステス）の田中香織さん（当時30歳）に譲渡。２人でMDMAを服用した後、その夜に田中さんの容態が急変し死亡しました。田中さん死亡後、遠藤容疑者が田中さんの携帯電話をマンション前の植え込みに隠したと見られています。
取り調べで押尾・泉田両容疑者はMDMAの譲渡容疑について否認しているとの事です。一方の遠藤容疑者は、「女性とのスキャンダルを隠して押尾容疑者をかばおうと捨てた」と供述したものの、「証拠隠滅の意図はなかった」との趣旨の供述をしているそうです。警察では今後、119番通報するなどといった適切な救命措置を取らなかったとして、保護責任者遺棄容疑での立件も視野に入れているという。
押尾容疑者の元所属事務所であるエイベックス・マネジメントは、元マネージャーの逮捕を受けて「痛恨の極みであり、皆さまに深くおわびする」と謝罪し、「法令順守の徹底と管理体制の強化に注力し、信頼回復に向けて全力で取り組む」とコメントしました。

押尾容疑者が逮捕されたのはこれで２回目、５年の執行猶予も取り消され、実刑判決になる事は決定的。保護責任者遺棄容疑で再逮捕されれば、さらなる重刑も免れないでしょう。逮捕前には事情聴取を受けた知人女性が「押尾からMDMAを貰い、一緒に使用した」と供述し、人気モデルにも譲渡したと言われています。そのモデルというのは一体誰なのか気になる、容疑者の元妻である矢田亜希子さんにも使わせたりとかしてないよな…？
「来たら、すぐいる？」と田中さんに問いかけたメールで、裁判では「薬物ではなく性行為に関するものだ」と主張していましたが、軽く考えてみたらMDMAが欲しいという意味だろう。毛髪鑑定でMDMAの成分を検出、裁判でアメリカで３回使い、国内では事件当日だけと言ってるけど、本当はもっと使用しているはず。ここまで来れば重度の依存症だ。
MDMA譲渡で逮捕されたけど、一連の事件はまだ終結していません。次は女性の容体が急変した時の対応が適切かどうかが問われます。押尾の再逮捕、新たな逮捕者は出てくるのか…。（部屋を貸していたピーチジョンの野口社長もそのうち捕まるんじゃないの？）