静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

入船鮨@葵タワー店

2021年09月25日 07時14分55秒 | グルメ
入船鮨@葵タワー

 今日は2週間ぶりにお仕事の合間のランチです。
したがって時間も限られますから、近場で済ますことになります。
しかし今年に入って、静岡駅周辺の飲食店が激減しています。
一番よく通った「松屋」さん、「大戸屋」さんも「蒼苑」さんも閉店し、「てんや」さんは長期休業中です。





 葵タワーの地下を進んでいくと「入船鮨」さんの行灯が見えました。
今日はここでお寿司でもいただきましょうか。
ランチタイムは税込み千円のお寿司がいろいろと食べられるようです。
うーん、どれがいいかな。





 お店に入ると、レジには誰もいませんでした。
接客担当の女性が別のお客さんの注文を聞いているようで、しばらく待たされました。
そして最初にやらされたのが検温でした。
最近では当たり前になってきていますが、説明書きがないと分かりにくいですね。



 お店には先客が二人連れ二組でした。
どこでもどうぞとは言われましたが、カウンターの一番端に座ります。
なんとかお茶とおしぼりが出て、注文を告げます。
「アナゴ鉄火丼をお願いします」



 その中年女性の店員さんが板前さんに「あな鉄火一つ」と告げました。
何となく通になった気分です。
お茶と同時に小さな紙とボールペンが置かれました。
そこに氏名と電話番号を掛けということです。



 これもコロナ対策の一環でしょうが、久しぶりに書きましたね。
居酒屋さんではよくありましたが、昼間の飲食店では初めての経験です。
まあ、それだけ気を使っているということですから、悪くはないです。
目の前が厨房ですから、作っている工程がよく見えます。

 とはいえ物が寿司ですから、調理は簡単です。
まずは穴子を出してレンジで軽く温めます。
そしてバーナーで軽く炙っているようでした。
それほど待たされもしないで、あな鉄火丼が出てきました。



 まずは丼本体です。



 ふたを開けるとこんな感じです。
すし飯の上に刻み海苔を散らし、そこに具が乗っています。
奥に柔らかなアナゴが二切れ、前面はまぐろの切り身です。
ワサビを小皿にとり、お醤油で伸ばします。



 ワサビはお醤油に溶かず、そのままつけて食べるのが通だという方も多いですが、たかがお寿司ですから自分の食べたいようにすればいいんです。
まぐろも良いけど、穴子のチラシもたまにはいいもんですね。
片方だけですと飽きるかと思ってこれにしましたが、大正解でした。
そしてお寿司の合間にはお吸い物です。



 具はワカメにお麩と三つ葉でした。
さすがにワカメは戻しが甘かったですが、まあ文句はないです。
出汁の効いた美味しいお吸い物でした。



 先客の二組は年配女性お二人と、これも年配のご夫婦です。
離れた二人掛けのテーブル席にそれぞれ向かい合って座っています。
ここのテーブル席は少し狭そうだな。
お食事が終わってもっぱらおしゃべりに花が咲いている状態でした。

 もうワクチンも済んだぐらいの年齢でしたから安心しているのかと思いますが、気にはなりますね。
私はお寿司を残らず平らげて締めのデザートです。
お寿司にお吸い物、そしてミニデザートまでついて税込み千円ですから、これは使いやすいと思います。
ラーメン店で千円越えのラーメンを食べるよりもよっぽどくつろぎますね。



 お会計をしてお店を後にしました。
ごちそうさまでした。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 新聞紙を折ったら | トップ | 名人を獲る 評伝米長邦雄 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

グルメ」カテゴリの最新記事