15号台風の影響であろうか,空は雨雲に覆われていいるものの,時折雲間からギラギラ太陽が顔を出す。
そんななか,所要を済ませ山地の集落(岩杖:いわつえ)で小川沿いを奥へ奥へとひたすら歩いた。今日も幾種類かの野草たちに出会った。オトギリソウがまだ健在であるのに加え,同属のサワオトギリ,コケオトギリを見かけた。センニンソウやボタンズルも草木に絡んでひろがり白い花をいっぱいつけているのをあちこちで見かけた。
山裾では,ヒメキンミズヒキ,ヌスビトハギ,ヌスビトハギと同属のフジカンゾウ,フユイチゴの花,ヤブランやゲンノショウコなどを見かけた。
今日の一枚は咲き始めたフユイチゴの花とする。そしてもう一枚は,道端でたつた一輪ほど咲いていたヒガンバナとする。例年よりは半月ばかり早い開花である。