デジカメ散歩日記

自然は四季折々我々を楽しましてくれる。とりわけ散歩道の野草花や野鳥たちの姿を観ていると時間の経つのもわすれる。

「絶滅危惧種」ヒナラン そしてカキランにも出会った

2022年06月30日 | デジカメ散歩日記

「絶滅危惧種」ヒナラン(山口県は絶滅危惧Ⅱ類=絶滅の危機が増大している種)

昨日に続き今日も日中の最高気温は35℃ちかくにもなるとのこと。ここ山口も一昨日の27日に「梅雨明けした」と報じた。26日の関東甲信や東海地方に続くもので「6月に梅雨明けするのは統計上初めて」とのこと。こんなに早く梅雨明けし大丈夫なのだろうか。「水不足」で今夏は大変ことになりはしないか心配だ。ギラギラ太陽が照りつける「炎天下」を歩くわけにはいかず、山地の集落・稔畑地区へ向かい、林の縁などを選ぶようにして周辺を散策した。まずは過日見かけた「絶滅危惧種」ヒナランの生えている所を覗いてみたところ未だ健在であった。まずはこれをカメラに収めた後その周辺を散策。咲きはじめたヘクソカズラをはじめ、ウツボグサ、オカトラノオ、ナツハゼ、そして過日ササユリが咲いているのを見かけた場所では蕾の個体もね見かけた。もう幾日かすると立派な花を咲かせるであろう。さらに歩をすすめ、クサソレダマの生える場所を覗いてみると予想したとおり花を咲かせはしばめていた。湿地帯で容易に近寄れないす場所に咲いていたのでzoom upして撮った。またその近くではミソハギも咲きはじめていたし、黒紫色の花を咲かせたフナバラソウも見かけた。さらに奥地へとすすみ谷川筋を歩いているとカキランを見つけた。盛沢山のなかの今日の一枚はヒナランとし、以下にカキラン、クサレダマ、フナバラソウ、ヘクソカズラ、ウツホグサなどをUPする。

カキラン

クサレダマ(サクラソウ科/オカトラノオ属 )

黒紫色の花を咲かせたフナバラソウ(カガイモ科)

ヘクソカズラ(アカネ科/別名でヤイトバナとかサオトメバナとか)

ササユリの蕾

ウツボグサ(シソ科)


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早くもオトギリソウ

2022年06月28日 | デジカメ散歩日記

山地の集落で早くも咲いていたオトギリソウ

朝のうちは曇り空だったが次第に青空が拡がった。陽射しは強く暑い一日となりそうだ。このところ猛暑続きであった関東甲信や東海、九州南部は「梅雨明けした」と報じている。これは統計上「梅雨の期間最短」とのこと。ここ山口の「梅雨明け宣言」も間近であうろうとも報じている。今日は亡妻の「月命日」であることから、まずは墓参りを済ませた。折角の機会なので近くの山道を歩いていたところ林の下で、草丈が30cmくらい、細い茎の先端付近に小さな果実をつけてている植物を見かけた。「何だろう???」とスマホ「Google Lens」という機能を使って「検索」したところ「イチヤクソウ」と判明。そういえばかつてこの場で見かけた記憶がある。も少し早くここを訪れていたならば、可憐な花を咲かせたイチヤクソウを見ることができたはず。数年前、この場および佐々並地区で見かけて以降、長きにわたり出会えていない貴重な野草。今後はこの場のこの個体を見守っていくこととする。この場か山地の集落・岩杖地区へ移動、同地区およびその奥地の集落・杖坂を散策した。ここでは、早くもオトギリソウが咲いているのを見かけたほか、ヤブカンゾウやネムノキ、ヤブコウジ、ナツツバキなどを見かけカメラに収めて帰った。これらのうちオトギリソウを今日の一枚とし、以下にヤブカンゾウ、ネムノキ、蕾をつけたヤブコウジ、イチヤクソウの果実などをUPする。

あちこちで咲きはじめたヤブカンゾウ(ユリ科/ワスレナグサ属)

ネムノキ

開花間近のヤブコウジ(常緑小低木)

イチヤクソウの果実

ナツツバキ(ツバキ科/落葉高木)


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今年二例目となる八丁のササユリ

2022年06月27日 | デジカメ散歩日記

今年二例目となる八丁のササユリ

今日も梅雨空だが幾分か空は明るい。そんななか宮野湖周辺を散策したのち「八丁峠」方面に向かい周辺を散策した。山を賑わしていたウツギやコガクウツギ、ミズキ、そしてノイバラやスイスイカズラも終わり、今の主流はネムノキだ。そして宮野湖周辺ではとりわけ多いマタタビやウリノキの花も終わった。湖周辺ではあちこちで見かけたヤマアジサイ、アカメガシワやチシャノキの花、コウゾの実やクマイチゴの実などを見かけた。八丁方面では未だ健在なヤマツツジ、ウツボグサ、そしてここでもオカトラノオの群生を見かけた。峠にさしかかったところでヤユマジノホトトギスを見かけたのでそれを撮ったあと周辺を歩いていると、山の斜面でササユリが一輪咲いているのを見かけた。数年前にもこの場で一輪咲いているの見かけて以来の久々の出会い。「八丁コース」でのササユリとの出会いは今年二例目となる。そんな八丁のササユリを今日の一枚とする。そして以下に宮野湖周辺で見かけたヤマアジサイ、八丁コースのウツボグサ、オカトラノオ、ヤマジノホトトギスなどをUPする。

ヤマアジサイ

ウツボグサ(シソ科)

八丁のオカトラノオ(サクラソウ科)

ヤマジノホトトギス(ユリ科)

クマイチゴ

淡紅色の花をいっぱい咲かせたネムノキ


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ヤマジノホトトギスやオカトラノオ そして早くも野菊

2022年06月23日 | デジカメ散歩日記

お気に入りのヤマジノホトトギス(ユリ科)

曇り空だが時折がお日さまが見え隠れする。今日も蒸し暑い一日になりそう。そんななか、まずは我が家近くで咲きはじめたヤブカンゾウやネムノキの花を撮ったあと、「七房林道」方面に向かい周辺を散策した。まずはオカノトラオが生えている場所を覗いたみた。まさに今が真っ盛り、数十株が群生しているのをあちこちで見かけた。このオカトラノオをはじめ、トウコマツナギ、タケニガクサ、熟したナワシロ美やコウゾの美などを撮りつつ歩をすすめろていると、林の縁でお気に入りのヤマジノホトトギスが咲き始めているのを見かけた。そして早くも野菊が咲いているのを見かけた。また、林の中ではムラサキニガナが一輪だけmm級の小さな花を咲かせているのを見かけた。これらのうち今日の一枚はお気に入りのヤマジノホトトギスとし、以下にオカトラノオ3枚とムラサキニガナ、野菊などとする。なおヤブカンゾウやネムノキは後の機会でのUPとする。

オカトラノオ(サクラソウ科)

オカノトラオ(2)

オカノトラオ(3)

林の中でmm級の小さな花を一輪ほと咲かせたムラサキニガナ(キク科)

早くも林の縁で野菊が咲いた


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稔畑でもササユリそして「絶滅危惧種」も

2022年06月17日 | デジカメ散歩日記

稔畑のササユリ

今日は朝から日ざしがあり暑い一日になりそう。そんななか山地の集落・稔畑(うつぎはた)地区へ向かい周辺を散策した。まずは、昨年のこの頃ヒナランという珍しい植物を見かけた場所を訪れてみた。ところが見つけることができず、クノマイチゴの花や、ここにも生えていたオカトラノオ、そして通りがかりの集落の方からモウセンゴケ(食虫植物)の生えている場所を教えてもらいこれをカメラにら収めた。しかしヒナランのことが諦めきれず、もう一度元の場所へ戻り注意深く探したところようやく見つけた。草丈10cmくらいの先端あたりに米粒ほどの小さな唇型の淡紅紫の花を咲かせている。しかも今年は複数株生えているのを確認でき大喜び。「樹林下のやや乾いた崖壁の岩棚などに生育する」とのこと。まさにそんな場所に生えていた。このヒナランについてさらに詳しく調べたところ環境省が「絶滅危惧種」に指定している植物であることが判明。山口県では絶滅危惧Ⅱ類(絶滅の危機が増大している種)とされている。だからここのヒナランはとても貴重な存在。いつまでも生き延びてくれるよう願いつつ見守っていくこととしよう。その場からさらに奥へと歩をすすめていると、こんどは山の斜面でササユリが一輪ほど咲いているのを見かけた。ここでのササユリとの出会いも久しい。そんなササユリを今日の一枚とするとともに、以下にもう一枚ササユリをUP。そして前記の「絶滅危惧種」ヒナラン、稔畑のオカトラノオ、集落の方に教えていただいたモウセンゴケもUPする。

もう一枚稔畑のササユリ(真正面から撮った画像)

「絶滅危惧種」ヒナラン(山口県は絶滅危惧Ⅱ類=絶滅の危機が増大している種)

もう一枚ヒナラン(草丈10cmくらいの上部付近に米粒ほどの花)

稔畑のオカトラノオ

「食虫植物」モウセンゴケ


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