今日は息子の店(ダイビングショップ シーアゲイン)の手伝い(器材運搬など)で青海島へ。スタッフとお客様がダイビングをしている合間をぬって,海岸や山地の遊歩道をデジカメ散歩。この時期,海岸付近では至るところでハマダイコンが咲き乱れている。春の暖かい日ざしをいっぱいうけとても心地よさそう。浜の砂地ではハマエンドウが赤紫の花をつけていた。カラスノエンドウを大きくしたようなとても綺麗な花である。また,径が7~8ミリくらいのルリ色の鮮やかな花をつけたルリハコベもみかけた。
山地ではナルコユリに似た筒状の小さな花をつけた植物や,タツナミソウに似た植物を見かけたほか,山地の日陰ではギンリョウソ(腐生植物)を見かけた。今日の画像は,砂地で見かけたハマエンドウ,および海岸付近で咲き乱れていたハマダイコンとする。
祖父の50回忌法要で昨晩から実家(岩国市本郷町)へ。「50回忌の法要」などなかなか行われるものではないし,たとえ行われるにせよ大抵の場合は略式とのこと。「略式にしようとおもったが,久々に兄弟たちや関係親族が一堂に会し,50年前のことを語り合うのも意義深いことだしいい供養となる」と実家の兄が語っていたとおり,時間の経つのもわすれ当時の写真等を見ながら「むかしばなし」に花が咲いた。・・・墓参りも済ませ,実家近くを散策していると林の縁でチゴユリが咲いているのを見かけた。チゴユリには久々の出会いである。草丈20センチの先端に被弁の長さが1センチくらいの白い花をつけている。和名は稚児ユリで,その姿が小さくてかわいらしいことによる。その名のとおり実に可愛い花だ。今日の一枚は,そんなチゴユリとする。