今日は時折お天道様が顔を出すものの，極めて不安定な天候で時折小雨も落ちてくる。晴れ間が見える合間をぬって散歩に出かける。藪の中からクサイチゴの花が顔を出しているのを見かけた。アケビの花も咲いているだろうと探したが確認できなかった。散歩道をしばらく進むとオドリコソウが咲いているのを見かけた。お気に入りのこの花，実におもしろい形をしている。笠をかぶった踊り子の姿をおもわせることからこの名がついたとか。・・・まさにその名のとおり笠をかぶっておどけて踊っているいるように見える。今日の一枚はそんなオドリコソウとする。このほか，キツネノボタン，ムラサクケマン，キランソウ，そしてモミジイチゴの花も見かけたが，急に雨が落ちだしてきたので早々とひきあげた。
今日は一日中冷たい雨が降り続き，日中の最高気温も１０℃。昨日より５℃も低いとの報。散歩に出る気力もわかず一日中家の中。２階の窓からふと外を見ると，電線に二羽のツバメが羽を休めている姿を見かけた。でも折角やってきたのにとても寒そう。夫婦が身体を寄せ合ってじっと寒さをしのいでいる。予報では明日からまた暖かくなとのことなので，このツバメ夫婦も巣作りの準備を始めることであろう。今日の一枚は，そんなツバメの夫婦とする。
朝の散歩は久しぶりに兄弟山(おとどいやま)周辺へ。まず目についたのは白い花をいっぱいつけたコブシ。山のあちこちで見かける。そして若葉を纏ったヤマザクラも咲いていた。山道の側ではヒサカキやアセビが小さな花をいっぱいつけている。ヤブツバキもまだまだ健在。真っ赤な花をいっぱいつけて春のやわらかい日ざしをうけて心地よさそうだ。山の木々たちも花をつける時期がやってきた。今日の一枚は小さな花をいっぱいつけていたアセビとする。
今日は少し遠出。山口市徳地(旧徳地町)の山地へ。目的はカタクリの花。昨年も丁度この頃出会うことができたことから同場所へ向かう。今年は遅くまで厳しい寒さが続いたことから少し早すぎるかなとおもったが，林の中でひっそりと咲いている姿を確認できた。高さが１５～２０センチほどの茎の先端に径がおよそ５～６センチくらいの大輪の花を咲かせている。お見事。しばらく見入っていた。今日の一枚は今年も出会うことができたカタクリの花とする。引き続き同周辺を散策。タチツボスミレやカキドオシ，ヤブツバキなどをカメラに収め帰途についた。カタクリの花に出会うことができ，今日は大満足。
ここ山口でも待ちに待った桜がようやく開花した。今日の散歩は我が家からおよそ４キロ地点にある「桜の名所 一の坂川」へ。昨日，下関気象台にある「標本木」が開花したと報じていたところから，山口でも開花しているはずとおもい出向いた次第。ここにはおよそ２００本の桜があるが，そのうち数本で開花しているのを見かけた。もう一週間もすると見頃を迎えることであろう。今日の一枚は開花した一の坂川の桜とする。帰り道もいくつか桜の木でほんの数輪開花しているのを見かけたほか，キンポウゲやカラスノエンドウが花をつけているのを見かけた。いよいよ春本番の到来。
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