デジカメ散歩日記

自然は四季折々我々を楽しましてくれる。とりわけ散歩道の野草花や野鳥たちの姿を観ていると時間の経つのもわすれる。

クルマバナとクサネム

2024年07月29日 | デジカメ散歩日記

草地でクルマバナ(シソ科/トウバナ属)

今日も昨日同様、日中は「35℃超えの猛暑日」になると報じている。そんななかワンちゃんとの「早朝散歩」で見かけたクルマバナとクサネムを撮りにあらためてカメラ持って出かけた。まずは草地に生えていたクルマバナのところへ。ここにはこの時期になると毎年のように幾株かが生え、小さな花を数段に輪生し咲かせ和ませてくれる。次いで、田圃の畦に生えていたクサネムのところへ。農家さんにとっては迷惑な存在であろうが、ネムノキの葉に似た葉のわきに淡黄色の小さな可憐な咲かせている。今日はこの二種と、空地に生えていたヤナギハナガサという「帰化植物」をUPする。

田圃の畦にクサネム(マメ科)

空地でヤナギハナガサ(クマツヅラ科/南アメリカ原産帰化植物)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オグルマに出会った

2024年07月28日 | デジカメ散歩日記

湿地帯で見かけたオグルマ

早朝の気温は25℃だったが午前9時頃になるとたちまち30℃まで急上昇。今日の日中は「36℃超えの猛暑日」になると報じていた。そんななか涼しいところでも歩こうと、山地の集落・稔畑方面に向かい、林の下や縁などを歩いた。この地区は我が家周辺よりは2~3℃は気温が低い感。林の中から涼しい風が流れてきて汗を拭ってくれる。林の下でヒメキンミズヒキやサワオトギリ、ノギラン、ヤマシグレなどを見かけた。そして湿地帯では紅紫色の花を咲かせたエゾミソハギが咲いているのを見かけ、その近くで径が3~4cmくらいの黄色い花を咲かせたオグルマを見かけた。これを今日の一枚とする。カセンソウ(オグルマより乾いたところに生える)との見分けは難しいが、「湿地」に生えているのでオグルマとした。以下には前記のヒメキンミズヒキ、ヤマシグレ、そして藪の中から顔を出していたオニユリ、集落の畑の縁で見かけた美しい紅紫の花を咲かせたサルスベリなどをUPする。

林の下でヒメキンミズヒキ

これも林の下で見かけたヤマシグレ(ガマズミ属/落葉低木)

藪から顔を出していたオニユリ

サルスベリ(ミソハギ科/落葉小高木)の花


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サワオトギリやノギランそしてヌスビトハギも

2024年07月26日 | デジカメ散歩日記

林の縁のやや湿った場所でサワオトギリ

空は雨雲に包まれているが時折薄日がさす。そんななか「七房林道」方面に向かい周辺を散策した。花を咲かせはじめたクサギや淡黄緑色の集団花を咲かせた樹木(スマホ検索でカラスザンショウと判明)などを撮りつつ峠ちかくの林へ。林の周辺では、ヒヨドリバナ、ヘクソカズラ、黄色い可憐な花を咲かせたサワオトギリ、黄緑色の花をいっぱい咲かせたノギランなどを見かけた。さらに歩をすすめていると早くもキンミズヒキが咲きはじめているを見かけたほか、その近くではヌスビトハギやタケニグサ、球状に花を咲かせたウドなどを見かけた。これらのうち今日の一枚はサワオトギリとし以下にノギラン、ヌスビトハギ、ウド、カラスザンショウなどをUPする。

ノギラン(ユリ科)

ヌスビトハギ(マメ科)

ウド(ウコギ科)

カラスザンショウ(ミカン科/落葉高木)

野菊


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今夏もキツネノカミソリそしてウバユリも

2024年07月23日 | デジカメ散歩日記

キツネノカミソリ(ヒガンバナ科)

気象庁は昨22日「九州北部地方(山口県を含む)が梅雨明けしたとみられる」と発表した。これは平年より3日遅い梅雨明けだとのこと。昨日に続き今日の日中も「35℃超えの猛暑日」になると報じている。そんななか所要を済ませ、この時期「キツネノカミソリが咲いているはず」と、その場を訪れてみた。想定どおりそこには黄赤色の美しい花を咲かせたキツネノカミソリの姿があった。しかも、株数が昨年より大幅に増え3か所合わせておよそ70~80株くらい確認できる。ここ近年株数が減っていて「絶滅するのでは」と心配していたが「復活」の兆しが見え何より。図鑑によると「雑木林の中やその周辺で日の強すぎない北側の斜面に生える」と記されている。この場はまさにその条件を満たしている。同環境の他の場所で探すも未だ確認できず。よってこの場のキツネノカミソリは貴重な存在である。いつまでも生き残ってほしい。今日はそんなキツネノカミソ及び、帰途に立ち寄った山地の集落・天花畑で見かけたウバユリをUPする。

もう一枚キツネノカミソリ

天花畑のウバユリ


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

早乙女花や仙人草

2024年07月18日 | デジカメ散歩日記

ヘクソカズラ(別名:早乙女花/アカネ科/つる性)

空は依然として雨雲に覆われているが時折雲間から薄日がもれる。そんななか我が家周辺を歩いた。短時間ではあったがこの時期咲きはじめる野草たちの姿も見かけた。家々の庭先や畑の縁などで黄赤色の美しい花をいっぱい咲かせたオニユリを見ながら歩をすすめていると、草木に絡まって蔓を延ばし白色で中心が赤い小花を咲かせたヘクソカズラをあちこちで見かけた。葉などをつぶすと強い悪臭を放つことから「屁糞かずら」(ヘクソカズラ)という可哀想な名がついたらしい。ところが花形が早乙女の笠に似ていることから「早乙女花」とか、中心の赤い部分が炎に見えるから「炎花」(ヤイトバナ)との別名もある。そんなヘクソカズラ、別名「早乙女花」を今日の一枚とする。そして今日のもう一枚はオニユリとするほか、カメラに収めて帰った幾種類かのうち、咲きはじめた仙人草と野菊、ツユクサなどをUPする。

家々の庭先や畑の縁などでオニユリ

咲きはじめた仙人草(キンポウゲ科/木質つる性)

野菊

ツユクサ


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする