一昨日から昨日までの雨模様の天候から今日は一転して朝から晴れ間が見える。
今日は久々,我が家からおよそ4キロほど北にある岩杖という山地の集落まで歩いてみることとした。我が家の裏を流れる川を上流へ上流へとひたすら歩く。頬にあたる風は冷たいが寒くはない。川面や川岸で幾種類かの野鳥たちに出合ったが,カメラに収めることができたのは,川面で遊んでいるカルガモとジョウビタキのオスのみであった。
山地の集落にさしかかったところで,林の中で赤い実をいっぱいつけたアオキやフユイチゴ,ヤブコウジなどを見かけた。今日の一枚はアオキの赤い実とする。この樹は北海道南部から沖縄まで分布していて一年中青々としているのでこの名がある。日陰でもよく育つことから庭木にも利用されている。そしてもう一枚は川岸で見かけたジョウビタキのオスとする。
昨日に続き,今日も朝から雪が降ったり止んだりだったが,お昼ごろには時折晴れ間もみえた。そんななか,山口県の北海道ともいわれている阿東町徳佐まで「雪景色」を見に出かけた。
その名のとおり,ここはまるで別世界。ひっきりなしに横殴りの雪が降り続いている。しかも道路のところどころにある「温度標示」も-2℃を示していた。島根県境まで行き引き返す。途中,桜の名所である「徳佐八幡宮」に立ち寄ってみた。
ここは春には花見で賑わうが,その桜の木に雪がいっぱいついていて,まるで桜が咲いているように見えた。今日の一枚はそんな桜の木とする。
そしてもう一枚は,屋根から吊り下がっているツララとする。こんな光景は我が家周辺では滅多に見れない。少し気温があがるとツララの先端から水がしたたり落ちるが,午後3時だというのにそんな気配はまったくうかがえない。それもそのはず,午後3時だというのにここらの気温は氷点下だから。