キッコウハグマ

今日も朝から晴れわたっている。そんななか山地を歩く。ノコンギクをはじめアキノキリンソウヤマハッカ・ヨシノアザミ，そしてツルリンドウも未だ健在。早くもフユイチゴが赤い実をつけているのを見かけた。つい先日まで花だったはずなのに急速に秋の深まり感じさせてくれている。そのフユイチゴの側に，草丈１５センチくらいの先端に径６～７ミリくらいの小さな白い花をつけた植物を見かけた。初めて見る植物だ。この場所は何度も訪れているので見過ごしているのかも。ネットで問い合わせたところ「キッコウハグマ」（亀甲白熊）という植物であることが判明した。キク科／モミジハグマ属で，葉の形が亀甲に似ていて，花の形が白熊の毛に似ているからこの名がついたとか。今日の画像はキッコウハグマの花の部分拡大画像と全体像。そしてもう一枚は見事に紅葉したナナカマドとする。

 

 

 

散歩道の風景

今日は雲ひとつない秋晴れ。所要を済ませ午後の散歩となる。気温もぐ～んと上がり少し歩いただけで汗ばむ。川土手をひたすら歩いた後に山地の集落経由で我が家までの一周コース。河川敷ではミゾソバの群落やジュズダマの群落，アメリカセンダングサ，コセンダングサなどを見かけた。山地の集落ではノコンギクやアキノノゲシ，アキノタムラソウ，ゲンノショウコなどに出あった。今日の一枚は散歩道の風景とする。そしてもう一枚は見事に花をいっぱいつけたノコンギクとする。

 

 

紅葉はじまる

朝の散歩は平地コースをひたすら歩く。青空は出ているが台風２０号の影響なのか時折突風が吹き荒れる。山の斜面のナナカマドの紅葉がはじまっている。も少ししたら眩しいほどに全体を真っ赤に染めるであう。小川の岸で可憐な白い花をつけたシロノセンダングサがゆうらりゆうらりと風にゆられていた。コセンダングサにそっくりで白い舌状の花をもつからシロノセンダングサ。今日の一枚は紅葉がはじまったナナカマド。そしてもう一枚はシロノセンダングサ。

 

ヤクシソウ

今日も朝から晴れ渡っている。朝の散歩は山地へ。相変わらずノコンギクを至るところで見かける。アキノノゲシも可憐な花をいっぱいつけている。そんななか山の斜面で黄色い花をいっぱいつけたヤクシソウを見かけた。とても見事。今日の一枚はヤクシソウとする。葉の形が茎や花を抱くようにつき，その姿が薬師如来の光背（仏像のうしろにつけられる飾り）に似ているからこの名がついたとのこと。また薬用にもなることから薬師如来にちなんでついたとの説もあるらしい。

 

 

リンドウ

今日は秋晴れ，一日空いたので久しぶりに山口市北側にそびえる標高７３４ｍの「東鳳翩山」（ひがしほうべんざん）に登った。 狙いは「リンドウ」。登山道はいくつかのコースがあるが，一般的なコース（天花という集落からのコース）を選んだ。標示には「山頂まで８０分」と記されていたが野草たちを観察しながら山頂をめざしたことから大幅にオーバーしてしまった。登山道ではノコンギクをはじめシラヤマギク・ツルリンドウ・ヤマハッカ・アキノキリンソウ・センブリなどを見かけた。そして山頂近くの登山道でようやくリドウを見つけた。また，山頂では登山道で見かけたのとは種類が違うとおもえるリンドウも見つけた。山頂で出あった方々と語り合ったところだが，偶然にも会社勤め時代の先輩にも出会った。「いくつになられましたか」とたずねると「今日８１歳の誕生日を迎えたので誕生記念登山だ」との返事がかえってきてビックリ。しばらく談笑，また山で再会することを約し下山した。この先輩のように８１歳になっても山登りをしたいものだ。今日の画像は ①登山道のリンドウ ②山頂のリンドウ ③山頂にて（大画面） とする。