はじめて出会ったクサレダマ(サクラソウ科/オカトラノオ属)という名の山野草
空は雨雲に包まれ今にでも雨が落ちてきそうである。そんななかコウノトリのことが気がかりで山地の集落を訪れてみた。しかし、残念ながらその姿を見ることはできなかった。集落の方のお話によると、一昨日まではその姿を見かけたが昨日も今日もその姿を見せてくれていないとのこと、田圃のイネが繁茂し餌を捕ることが困難となり別の餌場に移動したのかもしれない。そんなことから、山地の集落周辺を散策することとした。前回訪れた際はササユリを数株見かけたが終わってしまったようだ。林の縁のあちこちでオカトラノオが咲いているのを見かけた。ここはとても多いし、我が家近辺に生えているものより花穂がく20センチ以上の個体もいくつか見かけた。その近くの湿地では、紅紫の花をいっぱいつけたエゾミソハギを見かけたのに続いて、その奥で草丈が70~80cmくらいの上部で枝を分けて黄色い花をつけた山野草を見かけた。初めて見る山野草である。帰宅してネットや図鑑で調べたところ、クサレダマというサクラソウ科の植物であることが判明した。これを今日の一枚とする。容易に近づけない場所に咲いていたので鮮明に撮れなかった。以下前記のエゾミソハギ、オカトラノオ、赤く熟した大粒のナワシロイチゴなどをUPする。
湿地に生えたエゾミソハギ
オカトラノオ
もう一枚オカトラノオ
ここのナワシロイチゴは大粒だ
山地の集落